※ 気になるニュースの投資信託の比較表を更新しました(2018年4月18日)。
気になるニュース
『eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)』が2018年3月19日に設定されました。SBI証券と楽天証券で取扱が始まっています。主な全世界株式インデックスファンドとの比較は下の表の通りです。今回取り上げた投資信託はすべてつみたてNISA対象商品です。信託期間は無期限です。
・金融庁が「つみたてNISA対象商品届出一覧」公表 各指数で信託報酬が最安値の投資信託は?
2018年4月18日現在 過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません |
購入時手数料は上限の数字で販売会社によって異なりネット証券など無料の場合もあります。つみたてNISAでは、ETFをのぞき、ノーロード(購入時手数料なし)です。
『eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)』の信託報酬(運用管理費用)は、『EXE-i つみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド』に次いで低廉ですが、国内株式は含みません。
ベンチマークの「MSCI ACWI」は大型株と中型株で構成されているのに対し、「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」は大型株から小型株まで網羅しています。
中小型株を幅広く含む分、後者のほうが良くも悪くも値動きは大きめでしょうか。
・『eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)』の出足の成績を野村つみたて外国株投信、3地域均等型、楽天・全世界株式等と比較
・『eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)』の実質コスト(推計)を野村つみたて外国株投信と比較
インデックスファンド等の値動き
2018年3月23日現在 過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません |
投信の紹介と資料請求は上のバナーから
個人情報の不正利用問題をめぐるフェイスブック・ショックや、米中の貿易摩擦に対する警戒感から株式市場は下落しています。
トランプ米政権で高官の解任が相次いでいることも懸念材料でしょうか。1ドル104円台まで円高が進んでいます。
トランプ大統領の任期は有限ですし、次の大統領選では反動から穏健な人が選ばれるとしたら、今の荒れ模様な相場もむしろボーナスステージ(!?)かもしれないですね。
もちろん落ちてくるナイフをつかむの危険ですから、あわてて買いに向かわず、ゆっくり積み立てていくのが賢明でしょうね。
・書評『お金は寝かせて増やしなさい』(水瀬ケンイチ)株式市場が軟調で先行きが不安な人にこそ読んで欲しい?
・積立投資は赤字のほうがうまくいく?波乱の相場で赤字続きだった2016年NISAの積立投資を振り返る
NISA口座ほか
2018年3月23日現在 |
「先週末比損益」は39万円弱のマイナス(!)でした。率にすると4%くらいなので、株式の比率が高いと、このくらいの変動は残念ながら比較的よくある範囲でしょうか。
たとえば安全資産とリスク資産が半分ずつなら、リスク資産が半減しても全体では25%の損失にとどまります。安全資産とリスク資産が3対1ならリスク資産が半減しても全体では12.5%の損失ですみます。
リスク資産の変動にあわてず市況の回復を待つには、安全資産の確保が欠かせないですよね。
幅広く分散されたインデックスファンドなら全損の可能性は低いですし、相場を気にせず積立を継続するのが資産形成のコツかもしれないですね。
現在は、つみたてNISAでは『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』と『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』を、iDeCoでは『SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>』をそれぞれ積み立てています。
・2018年2月末NISA、iDeCo、特定口座の損益は?ニッセイ外国株式、iFree NYダウ、世界経済インデックスファンド、ジェイリバイブ、ひふみプラス等に投資
今週の記事と過去記事のデータ更新
全世界株式インデックスファンドについて記事にしました。グローバル化の結果、短期だと全世界株式インデックスファンドも先進国株式インデックスファンドも運用実績に大差ないように見える場面もありますね。ただし、つみたてNISAのように長期だと、少子高齢化で先進国の比重が低下したり逆に経済成長著しい新興国の比重が高まったり地域別構成比に変化があるかもしれず、やはり全世界株式のほうが取りこぼしがなく安心感があるでしょうか。
今週の記事
・書評『お金は寝かせて増やしなさい』(水瀬ケンイチ)株式市場が軟調で先行きが不安な人にこそ読んで欲しい?
・全世界株式のリターンとリスクを比較【除く日本、3地域均等型、時価総額比、国内外50%ずつ】
・超安定志向?つみたてNISA対象『東京海上・円資産インデックスバランスファンド』を楽天・全世界株式、8資産均等型、世界経済インデックスファンドと比較
・『iFreeNEXT FANG+インデックス』『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』比較 特徴と成績は?
・『楽天・全米株式インデックス・ファンド』『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』比較 特徴と成績は?
・『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』比較 特徴と成績は?
過去記事の更新
・金融庁が「つみたてNISA対象商品届出一覧」公表 各指数で信託報酬が最安値の投資信託は?
・SBI証券「つみたてNISA取扱商品」株式とバランス型に分類し安い順に並替 楽天・全世界株、全米株もあり
・楽天証券「つみたてNISA取扱商品」株式とバランス型に分類し信託報酬の安い順に並び替えてみました
・信託報酬0.19%!『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』をたわらやニッセイと比較
毎週更新
・『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の出足の成績をiFree S&P500・NYダウ、SMT米国株配当貴族等と比較
・『楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド』の出足の成績を楽天・全米株式、SMT米国株配当貴族、iFree S&P500・NYダウと比較
・『iFreeNEXT FANG+インデックス』の出足の成績をiFree NYダウ・S&P500、楽天・全米株式と比較
・『楽天・新興国株式インデックス・ファンド』の出足の成績は?EXE-iつみたて、eMAXIS Slim、iTrustと比較
・『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』出足の成績は最下位!?競合する全世界株式投信と比較
・『EXE-i つみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド』の出足の成績を楽天・全世界株式や野村つみたて外国株等と比較
・eMAXIS Slim 先進国、国内、新興国株式の組み合わせを楽天やEXE-iつみたて等の全世界株式と比較
関連記事
・SBI証券で投信積立キャンペーン!eMAXIS Slim、楽天・全世界株式、全米株式、ひふみプラスも対象 今週の値動きとNISA口座(180401)
・近日新設定『eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)』リターンとリスクを時価総額比ポートフォリオと比較 今週の値動きとNISA口座(180318)
【Amazon Kindle】はじめての積立て投資1年生 月1万円からコツコツはじめて増やせるしくみがわかる本【電子書籍】[ 竹内弘樹 ]
【楽天Kobo】3000万円をつくる投資信託術 サラリーマンのためのインデックス投資入門【電子書籍】[ 竹川美奈子 ]
ブログ村 投資信託
投資信託が話題のブログ集
ブログ村 インデックス投資
インデックス投資が話題のブログ集
ブログ村 資産運用
資産運用が話題のブログ集
NISA 人気ブログランキング
NISAが話題のブログ人気ランキング
0 件のコメント:
コメントを投稿