『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の出足の成績を楽天・米国高配当株式、iFree S&P500・NYダウ、iFreeNEXT FANG+、SMT 米国株配当貴族等と比較

楽天・全米株式をライバルと比較

にほんブログ村 株ブログ 投資信託へにほんブログ村 投資ブログ 資産運用(投資)へ

※ 記事を更新しました(2018年10月21日)。

2017年9月29日に設定された『楽天・全米株式インデックス・ファンド』(楽天投信投資顧問)の出足の成績を競合する米国株式インデックス投信と比較してみました。

比較の対象は『楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド』、『iFree S&P500インデックス』、『iFree NYダウ・インデックス』、『iFreeNEXT FANG+インデックス』、『SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン』です。

参考までに『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』や『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』とも運用実績を比較してみました。


楽天・全米株式ほか特徴は?

楽天・全米株式インデックス・ファンド』(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))は、米国株式市場の動きをとらえることをめざして、「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果を目標として運用を行います。

投資対象指数は米国株式市場の投資可能な銘柄のほぼ100%をカバーしています。

『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の投資対象指数の年間騰落率と代表的な資産クラスと騰落率比較※当ファンドの騰落率は設定から1年未満のため対象指数を用いて算出
投資対象指数の年間騰落率(左)年間騰落率の最大・平均・最小(右)
※当ファンドの騰落率は設定から1年未満のため対象指数を用いて算出
2018年6月29日付交付目論見書4ページより引用

投資対象指数に連動する『バンガード・トータル・ストック・マーケットETF』が実質的な投資先です。

2018年8月末現在、同ETFは米国の大型株、中型株、小型株、合わせて3,632銘柄を組み入れています。

楽天・全米株式インデックス・ファンド 業種別構成比と組入上位10銘柄
2018年8月末現在(同年9月末月報より)

楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド』は、米国株式市場における高配当銘柄の動きをとらえることをめざして、「FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果を目標として運用を行います。

大型株の中でも、予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄を重点的に組み入れます。2018年8月末現在、同ETFは米国の高配当株405銘柄を組み入れています。

楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド 業種別構成比と組入上位10銘柄
2018年8月末現在(同年9月末月報より)

iFree S&P500インデックス』は、米国株式市場の時価総額のおよそ8割を占める大型株約500銘柄を対象とした「S&P500指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

iFree S&P500インデックス 業種別構成比と組入上位10銘柄
2018年9月末月報より

iFree NYダウ・インデックス』は、米国を代表する主要30銘柄を対象とした「ダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

iFree NYダウ・インデックス 業種別構成比と組入上位10銘柄
2018年9月末月報より

iFreeNEXT FANG+インデックス』は、「NYSE FANG+指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざます。

同指数は、フェイスブック、アップル、アマゾン・ドット・コム、ネットフリックス、グーグル(アルファベット)、アリババ、バイドゥ、エヌビディア、テスラ、ツイッターの10社に等金額投資したポートフォリオで構成されています。

四半期(3・6・9・12月)ごとに等金額となるようリバランスを行ないます。信託期間は2028年1月28日までです。

iFreeNEXT FANG+インデックス 業種別構成比と組入上位10銘柄
2018年9月末月報より

SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン』は、25年以上連続して増配している銘柄を対象とした「S&P500配当貴族指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。2018年9月末の月報によると、54銘柄に投資しています。

SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン 組入上位10業種と組入上位10銘柄
2018年9月末月報より

今回取り上げた投資信託は、原則として為替リスクを回避するための為替ヘッジを行いません。信託期間は、『iFreeNEXT FANG+インデックス』を除き、無期限です。


楽天・全米株式ほか費用

楽天・全米株式インデックス・ファンド、楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド、iFree S&P500インデックス、iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド、iFree NYダウ・インデックス、iFreeNEXT FANG+インデックス、SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、楽天・全世界株式インデックス・ファンドの費用

購入時手数料は上限の数字で販売会社によって異なり、SBI証券楽天証券などのネット証券(インターネットコース)では無料の場合もあります。


「S&P500指数」連動型では『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』(運用管理費用 0.1728%)が2018年7月3日に設定されました。

『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』の特徴と成績をiFree S&P500・NYダウ、楽天・全米株式等と比較

実質コストについては下の記事を参考にしてください。初回の運用報告書では『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の実質コストは0.3%前後と高めに出ています。

『楽天・全米株式』『楽天・米国高配当株式』実質コストと運用実績を競合する米国株投信と比較

2018年10月5日付で楽天投信投資顧問が「運用報告書「1万口当たりの費用明細」の内容について」という文書を公開し、『楽天・全米株式インデックス・ファンド』等の費用明細のうち売買委託手数料の金額が相対的に大きめだった理由について解説しています。

ファンドの新規設定に伴う純資産総額の急拡大が一因であり、資産規模が大きくなったことにより割高な状況は徐々に改善されていく見込みだそうです。


楽天・全米株式ほか運用実績

楽天・全米株式インデックス・ファンド』設定来(2017年9月29日~2018年10月19日)の基準価額の値動きは下のグラフの通りです。

楽天・全米株式インデックス・ファンド設定来の基準価額の値動き
基準価額の値動き
2017年9月29日~2018年10月19日現在
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

競合する投資信託との騰落率の比較は下記の通りです。

楽天・全米株式インデックス・ファンド、楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド、iFree S&P500インデックス、iFree NYダウ・インデックス、iFreeNEXT FANG+インデックス、SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、楽天・全世界株式インデックス・ファンドの騰落率
2018年10月19日現在
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

楽天・全米株式インデックス・ファンド』は純資産総額が順調に伸びています。直近は米国の長期金利上昇や貿易摩擦への警戒感から基準価額が下落していますが、過去6ヵ月、過去1年の騰落率では堅調な数字を維持しています。

『楽天・全米株式インデックス・ファンド』だけでなく、保守的な銘柄で構成されているはずの『SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン』も、先進国株式インデックスファンドを上回っています。

先進国株式より好調?米国株配当貴族インデックス投信を楽天・全米株式やニッセイ外国株式と比較

積立投資の成績は下の記事を参考にしてください。

株価急落で積立投資の成績は?『楽天・全米株式』『iFree S&P500』『同 NYダウ』ニッセイ外国株式も一緒に確認

積立日で成績は変わる?毎月1日、10日、20日の場合を比較『楽天・全世界株式』『楽天・全米株式』ほか 投信積立(楽天カード決済)の積立日は毎月1日


まとめ

楽天・全米株式インデックス・ファンド』の純資産総額は競合する米国株式インデックスファンドのライバルに比べ大きく伸び、運用実績も堅調です。

設定当初はベンチマークである指数からのかい離が1ヵ月間で-0.5%と目立っていました。2018年9月末の月次レポートを見ると、かい離は過去1ヵ月では-0.1%、過去6ヵ月では±0%と落ち着いてきています。

『楽天・全世界株式』『楽天・全米株式』ベンチマークからのかい離が大きめ?ライバルとの差は縮小中

楽天・全米株式インデックス・ファンド』は、『iFree S&P500インデックス』と同じく、金融庁が公表している「つみたてNISA対象商品届出一覧」(PDF)に入っています。

低コストで、世界経済の中心である米国の株式に幅広く投資できる点が『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の魅力でしょうね。

国際分散投資を重視するなら、『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』や『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』という選択肢もあります。

eMAXIS Slim 先進国、国内、新興国株式の組み合わせを楽天やSBI等の全世界株式と比較

過去5年間で基準価額が2倍超に上昇「米国株式インデックスファンド」を先進国株式や国内株式と比較

『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』の出足の成績は?競合する全世界株式投信と比較(SBI、eMAXIS Slim、野村ほか)




こぼれ話
楽天・全米株式インデックス・ファンド』の販売会社は岩井コスモ証券、HS証券、SBI証券、岡三オンライン証券、カブドットコム証券、GMOクリック証券、ジャパンネット銀行、ソニー銀行、立花証券(ネットトレード ストックハウス)、栃木銀行、フィデリティ証券、松井証券マネックス証券楽天証券です(2018年10月21日現在)。

楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)にもラインナップされています。

楽天証券では投資信託をスポット購入でも積み立てでも100円から購入可能です。また楽天グループの「楽天スーパーポイント」(期間限定ポイントは除く)でも投資信託を購入できます

少額かつポイントでお試しできるなら、投資が身近になりますね。手軽に投資できるようになっても将来の運用成績までは保証してくれないので、結果については自己責任という原則は忘れないようにしたいです。



楽天証券で投信積立の楽天カード決済(1%ポイント還元)近日開始!NISAの金融機関変更の注意点は?

楽天証券の投資信託ポイント買付サービスとは?楽天スーパーポイントで購入の投信が1万円に届きそう

楽天証券「つみたてNISA取扱商品」株式とバランス型に分類し信託報酬の安い順に並び替えてみました




関連記事

楽天・バンガード・ファンド

実績比較『楽天・全世界株式』『楽天・全米株式』バンガード社は米国株価は過大評価と警告

つみたてNISA対象投信比較『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』『楽天・全米株式インデックス・ファンド』

インデックス投信『楽天・全世界株式』『楽天・全米株式』毎月1万円ずつ積み立てたら今いくら?

『楽天・全米株式インデックス・ファンド』『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』比較 特徴と成績は?

株価下落時の楽天・全世界株式、全米株式の騰落率を8資産均等型や世界経済インデックスファンド等のバランス投信と比較

『楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)』『同(株式重視型)』『同(債券重視型)』をeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)や世界経済インデックスファンド等と比較

米国株式

『iFreeNEXT NASDAQ100インデックス』を同 FANG+、楽天・全米株式、iFree S&P500、同 NYダウ、ニッセイ外国株式と比較 価格変動が大きいなら積立投資も一案?

つみたてNISA対象の米国株式ファンド比較 楽天、eMAXIS Slim、iFree、SSGA、農林中金、フィデリティ

楽天・全米株式より好調?iFreeNEXT FANG+とも比較『三菱UFJ NASDAQオープン Bコース』『米国NASDAQオープンBコース』『NASDAQ-100 ETF』

楽天・全米株式より好成績?『netWIN ゴールドマン・サックス・インターネット戦略ファンド Bコース(為替ヘッジなし)』の特徴は?iFree S&P500やiFreeNEXT FANG+とも比較

S&P500に採用されている企業の海外売上高は40%以上!米国株式のみでもグロバール投資と言える?

NYダウ・インデックスファンド成績比較【eMAXIS、SMT、iFree、たわらノーロード】S&P500連動型や先進国株式とも比較

つみたてNISA対象アクティブ投信『フィデリティ・米国優良株・ファンド』を米国や先進国の株式インデックス投信と比較

Home

楽天Koboアメリカの高校生が読んでいる資産運用の教科書【電子書籍】[ 山岡道男 ]

Amazon Kindleはじめての積立て投資1年生 月1万円からコツコツはじめて増やせるしくみがわかる本【電子書籍】[ 竹内弘樹 ]

ブログ村 投資信託
投資信託が話題のブログ
ブログ村 資産運用(投資)
資産運用(投資)が話題のブログ
ブログ村 インデックス投資
インデックス投資が話題のブログ

0 件のコメント