『楽天・全米株式インデックス・ファンド』楽天・米国高配当株式、iFree S&P500/NYダウ、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、iFreeNEXT NASDAQ100/FANG+、SMT 米国株配当貴族と実績比較・評価

楽天・全米株式をライバルと比較・評価・解説

にほんブログ村 株ブログ 投資信託へにほんブログ村 株ブログ 米国株へ

※ 記事を更新しました(2019年6月16日)。

2017年9月29日に設定された『楽天・全米株式インデックス・ファンド』(楽天投信投資顧問)の出足の成績を競合する米国株式インデックス投信と比較してみました。

比較の対象は『楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド』、『iFree S&P500インデックス』、『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』、『iFree NYダウ・インデックス』、『iFreeNEXT NASDAQ100インデックス』、『iFreeNEXT FANG+インデックス』、『SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン』です。

参考までに『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』や『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』とも運用実績を比較してみました。


楽天・全米株式ほか特徴は?

楽天・全米株式インデックス・ファンド』(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))は、米国株式市場の動きをとらえることをめざして、「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果を目標として運用を行います。

投資対象指数は米国株式市場の投資可能な銘柄のほぼ100%をカバーしています。

楽天・全米株式インデックス・ファンドの年間騰落率・基準価額の推移・騰落率の比較
各月末の直近1年間の騰落率と基準価額の推移(左)
年間騰落率の最大・平均・最小値(右)
2019年4月付交付目論見書4ページより

投資対象指数に連動する「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」(VTI)が実質的な投資先です。

2019年4月末現在、同ETFは米国の大型株、中型株、小型株、合わせて3,579銘柄を組み入れています。

楽天・全米株式インデックス・ファンド(VTI) 業種別構成比と組入上位10銘柄(マイクロソフト、アップル、アマゾン・ドット・コム、フェイスブック、バークシャー・ハサウェイなど)
2019年4月末現在(同年5月末月報より)

楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド』は、米国株式市場における高配当銘柄の動きをとらえることをめざして、「FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果を目標として運用を行います。

投資対象指数に連動する「バンガード・米国高配当株式ETF」(VYM)が実質的な投資先です。

大型株の中でも、予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄を重点的に組み入れます。2019年4月末現在、同ETFは米国の高配当株419銘柄を組み入れています。

楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(VYM) 業種別構成比と組入上位10銘柄(JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー、ジョンソン・エンド・ジョンソン、エクソンモービル、プロクター・アンド・ギャンブル、シスコ・システムズなど)
2019年4月末現在(同年5月末月報より)

iFree S&P500インデックス』と『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』は、米国株式市場の時価総額のおよそ8割を占める大型株約500銘柄を対象とした「S&P500指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

iFree S&P500インデックス 業種別構成比と組入上位10銘柄(マクロソフト、アップル、アマゾン・ドット・コム、フェイスブック、バークシャー・ハサウェイなど)
2019年5月末月報より

iFree NYダウ・インデックス』は、米国を代表する主要30銘柄を対象とした「ダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

iFree NYダウ・インデックス 業種別構成比と組入上位10銘柄(ボーイング、ユナイテッドヘルス・グループ、マクドナルド、ホーム・デポ、ゴールドマン・サックス・グループなど)
2019年5月末現在

iFreeNEXT NASDAQ100インデックス』は、「NASDAQ100指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

NASDAQ(ナスダック)は米国にある世界最大の新興企業向けの株式市場です。米国以外の企業を含みハイテク(IT)関連銘柄の比率が高いのが特徴です。「NASDAQ100指数」は時価総額上位100銘柄(金融銘柄を除く)で構成されています。

実質的な投資先である「INVESCO QQQ TRUST SERIES 1」は103銘柄を組み入れています(2019年5月24日現在)。

iFreeNEXT NASDAQ100インデックス(QQQ) 業種別構成比と組入上位10銘柄(マイクロソフト、アマゾン・ドット・コム、アップル、フェイスブック、アルファベットなど)
2019年5月24日現在

iFreeNEXT FANG+インデックス』は、「NYSE FANG+指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

同指数は、フェイスブック、アップル、アマゾン・ドット・コム、ネットフリックス、グーグル(アルファベット)、アリババ、バイドゥ、エヌビディア、テスラ、ツイッターの10社に等金額投資したポートフォリオで構成されています。

四半期(3・6・9・12月)ごとに等金額となるようリバランスを行ないます。2018年10月24日に証券投資信託約款が変更されて信託期間は無期限になりました。

iFreeNEXT FANG+インデックス 業種別構成比と組入上位10銘柄(ツイッター、フェイスブック、アマゾン・ドットコム、アップル、エヌビディアなど)
2019年4月末月報より

SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン』は、25年以上連続して増配している銘柄を対象とした「S&P500配当貴族指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。2019年5月末の月報によると、58銘柄を組み入れています。

SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン 組入上位10業種と組入上位10銘柄(シンシナティ・フィナンシャル、メドトロニック、シスコ、アフラック、チャブなど)
2019年5月末月報より

今回取り上げた投資信託は、原則として為替リスクを回避するための為替ヘッジを行いません。信託期間はすべて無期限です。


楽天・全米株式ほか運用管理費用(信託報酬)

楽天・全米株式インデックス・ファンド、楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド、iFree S&P500インデックス、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、iFree NYダウ・インデックス、iFreeNEXT NASDAQ100インデックス、iFreeNEXT FANG+インデックス、SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、楽天・全世界株式インデックス・ファンドの運用管理費用(信託報酬)

・楽天投信投資顧問「『楽天・全米株式インデックス・ファンド』実質的にご負担いただく運用管理費用の引き下げについて」(PDF)

「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」(VTI)の経費率が改定されたので、『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の運用管理費用(年率)の実質的な負担も税込0.1696%程度から税込0.1596%程度に引き下げられました。

『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』の運用管理費用(年率)は、2019年6月14日より税込0.162%に引き下げられる予定です。

『SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン』のみ購入時手数料(上限 税込3.24%)が設定されています。

購入時手数料は販売会社によって異なり、SBI証券楽天証券などのネット証券(インターネットコース)では無料の場合もあります(リンク先から証券会社の資料請求ができます)。


上記の投資信託は解約時の信託財産留保額はありません。

『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の実質コストについては下の記事を参考にしてください。

途中経過が公開『楽天・全米株式インデックス・ファンド』実質コストと成績をS&P500やNYダウ連動型と比較


楽天・全米株式ほか運用実績

楽天・全米株式インデックス・ファンド』設定来(2017年9月29日~2019年6月14日)の基準価額の推移は下記の通りです。

楽天・全米株式インデックス・ファンド設定来の基準価額の推移(チャート)
基準価額の推移 2017年9月29日~2019年6月14日
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

競合する投資信託との騰落率の比較は下記の通りです(2019年6月14日現在)。

『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』と『iFreeNEXT NASDAQ100インデックス』は運用期間がまだ1年に達していません。

楽天・全米株式インデックス・ファンド、楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド、iFree S&P500インデックス、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、iFree NYダウ・インデックス、iFreeNEXT NASDAQ100インデックス、iFreeNEXT FANG+インデックス、SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、楽天・全世界株式インデックス・ファンドの騰落率(グラフ)
2019年6月14日現在
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

楽天・全米株式インデックス・ファンド、楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド、iFree S&P500インデックス、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、iFree NYダウ・インデックス、iFreeNEXT NASDAQ100インデックス、iFreeNEXT FANG+インデックス、SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、楽天・全世界株式インデックス・ファンドの騰落率(表)
2019年6月14日現在
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

債券との組み合わせは下の記事を参考にしてください。

【インデックス投資】米国株式に国内債券を組み合わせて値動きをマイルドに 米国株式70~30%:国内債券30~70%で実績を確認

積立投資の成績は下の記事を参考にしてください。

『iFree S&P500』『楽天・全米株式』『フィデリティ・米国優良株』つみたてNISAで毎月1万円ずつ積み立てたら今いくら?先進国株式インデックスファンドとも比較

積立日で成績は変わる?毎月1日、10日、20日の場合を比較『楽天・全世界株式』『楽天・全米株式』ほか 投信積立(楽天カード決済)の積立日は毎月1日


まとめ

楽天・全米株式インデックス・ファンド』の純資産総額は米国株式インデックスファンドのライバルに比べ大きく伸びています

楽天・全米株式インデックス・ファンド、楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド、iFree S&P500インデックス、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、iFree NYダウ・インデックス、iFreeNEXT NASDAQ100インデックス、iFreeNEXT FANG+インデックス、SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、楽天・全世界株式インデックス・ファンドの純資産総額
2019年6月14日現在

設定当初はベンチマークである指数からのかい離が1ヵ月間で-0.5%と目立っていました。2019年5月末の月次レポートを見ると、かい離は過去1ヵ月では+0.1%となっています。

『楽天・全世界株式』『楽天・全米株式』ベンチマークからのかい離が大きめ?ライバルとの差は縮小中

楽天・全米株式インデックス・ファンド』は、『iFree S&P500インデックス』と同じく、金融庁が公表している「つみたてNISA対象商品届出一覧」(PDF)に入っています。

低コストで、世界経済の中心である米国の株式に幅広く投資できる点が『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の魅力でしょうね。

国際分散投資を重視するなら全世界株式インデックスファンド、あるいはバランスファンドという選択肢もあります。

楽天・全世界株式、楽天・全米株式を『楽天・インデックス・バランス・ファンド』3種と比較 あれこれ悩むくらいならバランスファンド1本でいい?




おすすめは楽天証券

楽天・全米株式インデックス・ファンド』の販売会社は岩井コスモ証券、HS証券、SBI証券、岡三オンライン証券、カブドットコム証券、GMOクリック証券、静岡銀行、ジャパンネット銀行、ソニー銀行、立花証券(ネットトレード ストックハウス)、栃木銀行、フィデリティ証券、松井証券マネックス証券楽天証券です(リンク先から証券会社の資料請求ができます)。

楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)や損保ジャパン日本興亜DC証券の確定拠出年金向けにもラインナップされています。

楽天証券では投資信託をスポット購入でも積み立てでも100円から購入可能です。また楽天グループの「楽天スーパーポイント」(期間限定ポイントは除く)でも投資信託を購入できます

少額かつポイントでお試しできるなら、投資が身近になりますね。手軽に投資できるようになっても将来の運用成績までは保証してくれないので、結果については自己責任という原則は忘れないようにしたいです。



【投信積立】楽天証券の楽天カードクレジット決済(1%ポイント還元)で申込から積立、支払いのスケジュールは?メールでお知らせが来る?

【楽天証券】つみたてNISA対象インデックスファンド(純資産総額30億円以上)から信託報酬が低い順に全世界株式、先進国株式、国内株式、新興国株式、米国株式、バランスのベスト3を選出




Home

Amazonthe four GAFA 四騎士が創り変えた世界【電子書籍】[ スコット・ギャロウェイ ]

楽天Koboインデックス投資は勝者のゲーム ──株式市場から利益を得る常識的方法【電子書籍】[ ジョン・C・ボーグル ]

ブログ村 投資信託
投資信託が話題のブログ
ブログ村 インデックス投資
インデックス投資が話題のブログ
ブログ村 米国株
米国株が話題のブログ

0 件のコメント