『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の出足の成績を楽天・米国高配当株式、iFree S&P500・NYダウ、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、iFreeNEXT FANG+、SMT 米国株配当貴族等と比較

楽天・全米株式をライバルと比較

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※ 記事を更新しました(2018年12月9日)。

2017年9月29日に設定された『楽天・全米株式インデックス・ファンド』(楽天投信投資顧問)の出足の成績を競合する米国株式インデックス投信と比較してみました。

比較の対象は『楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド』、『iFree S&P500インデックス』、『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』、『iFree NYダウ・インデックス』、『iFreeNEXT FANG+インデックス』、『SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン』です。

参考までに『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』や『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』とも運用実績を比較してみました。


楽天・全米株式ほか特徴は?

楽天・全米株式インデックス・ファンド』(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))は、米国株式市場の動きをとらえることをめざして、「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果を目標として運用を行います。

投資対象指数は米国株式市場の投資可能な銘柄のほぼ100%をカバーしています。

『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の投資対象指数の年間騰落率と代表的な資産クラスと騰落率比較※当ファンドの騰落率は設定から1年未満のため対象指数を用いて算出
投資対象指数の年間騰落率(左)年間騰落率の最大・平均・最小(右)
※当ファンドの騰落率は設定から1年未満のため対象指数を用いて算出
2018年6月29日付交付目論見書4ページより引用

投資対象指数に連動する「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」が実質的な投資先です。

2018年9月末現在、同ETFは米国の大型株、中型株、小型株、合わせて3,655銘柄を組み入れています。

楽天・全米株式インデックス・ファンド 業種別構成比と組入上位10銘柄
2018年9月末現在(同年10月末月報より)

楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド』は、米国株式市場における高配当銘柄の動きをとらえることをめざして、「FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果を目標として運用を行います。

投資対象指数に連動する「バンガード・米国高配当株式ETF」が実質的な投資先です。

大型株の中でも、予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄を重点的に組み入れます。2018年9月末現在、同ETFは米国の高配当株403銘柄を組み入れています。

楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド 業種別構成比と組入上位10銘柄
2018年9月末現在(同年10月末月報より)

iFree S&P500インデックス』と『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』は、米国株式市場の時価総額のおよそ8割を占める大型株約500銘柄を対象とした「S&P500指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

iFree S&P500インデックス 業種別構成比と組入上位10銘柄
2018年11月末月報より

iFree NYダウ・インデックス』は、米国を代表する主要30銘柄を対象とした「ダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

iFree NYダウ・インデックス 業種別構成比と組入上位10銘柄
2018年11月末月報より

iFreeNEXT FANG+インデックス』は、「NYSE FANG+指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざます。

同指数は、フェイスブック、アップル、アマゾン・ドット・コム、ネットフリックス、グーグル(アルファベット)、アリババ、バイドゥ、エヌビディア、テスラ、ツイッターの10社に等金額投資したポートフォリオで構成されています。

四半期(3・6・9・12月)ごとに等金額となるようリバランスを行ないます。2018年10月24日に証券投資信託約款が変更されて信託期間は無期限になりました。

iFreeNEXT FANG+インデックス 業種別構成比と組入上位10銘柄
2018年10月末月報より

SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン』は、25年以上連続して増配している銘柄を対象とした「S&P500配当貴族指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。2018年10月末の月報によると、54銘柄に投資しています。

SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン 組入上位10業種と組入上位10銘柄
2018年10月末月報より

今回取り上げた投資信託は、原則として為替リスクを回避するための為替ヘッジを行いません。信託期間はすべて無期限です。


楽天・全米株式ほか費用

楽天・全米株式インデックス・ファンド、楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド、iFree S&P500インデックス、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、iFree NYダウ・インデックス、iFreeNEXT FANG+インデックス、SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、楽天・全世界株式インデックス・ファンドの費用

購入時手数料は上限の数字で販売会社によって異なり、SBI証券楽天証券などのネット証券(インターネットコース)では無料の場合もあります。


上記の投資信託は解約時の信託財産留保額はありません。

実質コストについては下の記事を参考にしてください。初回の運用報告書では『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の実質コストは0.3%前後と高めに出ています。

『楽天・全米株式』『楽天・米国高配当株式』実質コストと運用実績を競合する米国株投信と比較

2018年10月5日付で楽天投信投資顧問が「運用報告書「1万口当たりの費用明細」の内容について」という文書を公開し、『楽天・全米株式インデックス・ファンド』等の費用明細のうち売買委託手数料の金額が相対的に大きめだった理由について解説しています。

ファンドの新規設定に伴う純資産総額の急拡大が一因であり、資産規模が大きくなったことにより割高な状況は徐々に改善されていく見込みだそうです。

その後、1万口当たりの費用明細の途中経過(PDF)が公表されたので、実質コストを再計算してみました。

公表された途中経過から実質コストを再計算『楽天・全米株式インデックス・ファンド』iFree S&P500、同 NYダウと比較


楽天・全米株式ほか運用実績

楽天・全米株式インデックス・ファンド』設定来(2017年9月29日~2018年12月7日)の基準価額の推移は下のグラフの通りです。

楽天・全米株式インデックス・ファンド設定来の基準価額の推移
基準価額の推移
2017年9月29日~2018年12月7日
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

競合する投資信託との騰落率の比較は下記の通りです。

楽天・全米株式インデックス・ファンド、楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド、iFree S&P500インデックス、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、iFree NYダウ・インデックス、iFreeNEXT FANG+インデックス、SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、楽天・全世界株式インデックス・ファンドの騰落率
2018年12月7日現在
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

楽天・全米株式インデックス・ファンド』の純資産総額は順調に伸びています。景気減速懸念から直近の株式市場は調整を余儀なくされていますが、中小型株を含む同ファンドは大型株中心の『iFree S&P500インデックス』や『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』に対し若干劣後しています。

相場が不安定な中、高配当銘柄や配当貴族銘柄が投資資金の退避先になっているのか『楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド』と『SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン』は比較的堅調な成績ですね。

弱気相場に強い?『楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド』を楽天・全米株式やSMT 米国株配当貴族、ニッセイ外国株式と比較

積立投資の成績は下の記事を参考にしてください。

『iFree S&P500』『楽天・全米株式』『フィデリティ・米国優良株』つみたてNISAで毎月1万円ずつ積み立てたら今いくら?先進国株式インデックスファンドとも比較

積立日で成績は変わる?毎月1日、10日、20日の場合を比較『楽天・全世界株式』『楽天・全米株式』ほか 投信積立(楽天カード決済)の積立日は毎月1日


まとめ

楽天・全米株式インデックス・ファンド』の純資産総額は競合する米国株式インデックスファンドのライバルに比べ大きく伸びています。直近の株式市場は軟調ですが、過去1年の騰落率はプラスを維持しています。

設定当初はベンチマークである指数からのかい離が1ヵ月間で-0.5%と目立っていました。2018年10月末の月次レポートを見ると、かい離は過去1ヵ月では±0%と落ち着いてきています。

『楽天・全世界株式』『楽天・全米株式』ベンチマークからのかい離が大きめ?ライバルとの差は縮小中

楽天・全米株式インデックス・ファンド』は、『iFree S&P500インデックス』と同じく、金融庁が公表している「つみたてNISA対象商品届出一覧」(PDF)に入っています。

低コストで、世界経済の中心である米国の株式に幅広く投資できる点が『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の魅力でしょうね。

国際分散投資を重視するなら全世界株式インデックスファンド、あるいはバランスファンドという選択肢もあります。

楽天・全世界株式、楽天・全米株式を『楽天・インデックス・バランス・ファンド』3種と比較 あれこれ悩むくらいならバランスファンド1本でいい?




こぼれ話
楽天・全米株式インデックス・ファンド』の販売会社は岩井コスモ証券、HS証券、SBI証券、岡三オンライン証券、カブドットコム証券、GMOクリック証券、ジャパンネット銀行、ソニー銀行、立花証券(ネットトレード ストックハウス)、栃木銀行、フィデリティ証券、松井証券マネックス証券楽天証券です(2018年12月9日現在)。

楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)にもラインナップされています。

楽天証券では投資信託をスポット購入でも積み立てでも100円から購入可能です。また楽天グループの「楽天スーパーポイント」(期間限定ポイントは除く)でも投資信託を購入できます

少額かつポイントでお試しできるなら、投資が身近になりますね。手軽に投資できるようになっても将来の運用成績までは保証してくれないので、結果については自己責任という原則は忘れないようにしたいです。



楽天証券で投信積立の楽天カード決済(1%ポイント還元)近日開始!NISAの金融機関変更の注意点は?

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