『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の出足の成績をiFree S&P500・NYダウ、SMT米国株配当貴族等と比較

楽天・全米株式をライバルと比較
楽天・全米株式をライバルと比較

※ 記事のデータを更新しました(2018年2月23日)。

2017年9月29日に設定された『楽天・全米株式インデックス・ファンド』(楽天投信投資顧問)の出足の成績を競合する米国株式インデックス投信と比較してみました。

比較の対象は『iFree S&P500インデックス』、『iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド』、『iFree NYダウ・インデックス』、『SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン』です。

楽天・全米株式ほか特徴は?

楽天・全米株式インデックス・ファンド』は、米国株式市場の動きをとらえることをめざして、「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果を目標として運用を行います。

投資対象指数は米国株式市場の投資可能な銘柄のほぼ100%をカバーしています。

『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の投資対象指数の年間騰落率と代表的な資産クラスと騰落率比較
投資対象指数の年間騰落率(左)年間騰落率の最大・平均・最小(右)
※当ファンドの騰落率は設定前のため対象指数を用いて算出
交付目論見書4ページより引用

投資対象指数に連動する『バンガード・トータル・ストック・マーケットETF』が実質的な投資先です。

2018年1月末現在、同ETFは米国の大型株、中型株、小型株、合わせて3,637銘柄に投資しています。

バンガード・トータル・ストック・マーケットETFのセクター別構成比と上位10銘柄
2018年1月末現在

iFree S&P500インデックス』と『iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド』は、米国株式市場の時価総額のうち8割近くを占める大型株約500銘柄(アップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コムなど)を対象としたS&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

プレスリリース(PDF)によると「i-mizuho」シリーズは戦略的な見直しが行われ、『i-mizuho米国株式インデックス』は『iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド』にブランド名が変更されました。

iFree NYダウ・インデックス』は、ボーイング、ゴールドマン・サックス・グループ、3Mなど米国を代表する主要30銘柄を対象としたダウ・ジョーンズ工業株価平均(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン』は、25年以上連続して増配している銘柄を対象としたS&P500配当貴族指数(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。2018年1月末の月報によると、アッヴィ、ドーバー・コーポレーション、イリノイ・ツール・ワークスなど54銘柄に投資しています。

今回取り上げた投資信託は、原則として為替リスクを回避するための為替ヘッジを行いません。信託期間はすべて無期限です。

楽天・全米株式ほか成績比較

楽天・全米株式インデックス・ファンド、iFree S&P500インデックス、iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド、iFree NYダウ・インデックス、SMT 米国株配当貴族インデックス・オープンの成績比較表
2018年2月23日現在
過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません

購入時手数料は上限の数字で販売会社によって異なり、ネット証券など無料の場合もあります。今回取り上げたファンドは解約時の信託財産留保額はありません。

上記の期間では、『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の成績は残念ながら競合する投資信託に劣後しています。

『楽天・全米株式インデックス・ファンド』は幅広い銘柄をカバーしているのが特徴ですが、直近の株式市場が軟調で大型株に比べ中小型株が振るわなかったのも一因かもしれません。

まとめ

楽天・全米株式インデックス・ファンド』は競合に比べ純資産総額は大きく伸びているものの、運用実績はやや見劣りしています。

2018年1月末の月次レポートを見ると、ベンチマークからのかい離は過去1ヵ月では-0.1%程度と、設定当初よりは落ち着いてきたようです

『楽天・全世界株式』『楽天・全米株式』ベンチマークからのかい離が大きめ?ライバルとの差は縮小中

楽天・全米株式インデックス・ファンド』は、『iFree S&P500インデックス』と同じく、金融庁が公表している「つみたてNISA対象商品届出一覧」(PDF)に入っています。

低コストで、世界経済の中心である米国の株式に幅広く投資できる点が『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の魅力でしょうね。

『楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド』の出足の成績を楽天・全米株式、SMT米国株配当貴族、iFree S&P500・NYダウと比較
楽天・全米株式と楽天・米国高配当株式の投資対象『VTI』と『VYM』をS&P500指数連動型『VOO』と比較 ETFの特徴と運用実績は?
実績比較『楽天・全世界株式』『楽天・全米株式』バンガード社は米国株価は過大評価と警告
株価下落時の楽天・全世界株式、全米株式の騰落率を8資産均等型や世界経済インデックスファンド等のバランス投信と比較




こぼれ話
楽天・全米株式インデックス・ファンド』の販売会社は、エイチ・エス証券、岡三オンライン証券、SBI証券、カブドットコム証券、ジャパンネット銀行、立花証券(ネットトレード ストックハウス)、松井証券、マネックス証券、楽天証券です(2018年2月23日現在)。楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)にもラインナップされています。

楽天証券では投資信託をスポット購入でも積み立てでも100円から購入可能です。また楽天グループの「楽天スーパーポイント」(期間限定ポイントは除く)で投資信託を購入できるようになりました。

少額かつポイントでお試しできるなら、投資が身近になりますね。手軽に投資できるようになっても将来の運用成績までは保証してくれないので、結果については自己責任という原則は忘れないようにしたいです。

楽天証券「つみたてNISA取扱商品」株式とバランス型に分類し信託報酬の安い順に並び替えてみました
楽天ポイントで投資信託が購入可能に!どんな点を重視してファンドを選ぶ?今週の値動きとNISA口座(170826)



関連記事
超低コスト投信の繰上償還となる口数と現在の口数は?「eMAXIS Slim」「楽天・バンガード」「EXE-i つみたて」
NYダウ・インデックスファンド成績比較【eMAXIS、SMT、iFree、たわらノーロード】S&P500連動型や先進国株式とも比較
信託報酬引き下げ!『iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド』をiFree S&P500・NYダウ、楽天・全米株式、先進国株式等と比較
S&P500に採用されている企業の海外売上高は40%以上!米国株式のみでもグロバール投資と言える?
米国株式は最近好調なNYダウ投信にしぼってもいい?S&P500連動型は直近では先進国株式と同成績?
つみたてNISA対象アクティブ投信『フィデリティ・米国優良株・ファンド』を米国や先進国の株式インデックス投信と比較
米国株より好成績?つみたてNISA対象アクティブ投信『フィデリティ・欧州株・ファンド』をインデックス投信と比較
『SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン』のコストが高めな訳は?SMTダウ・ジョーンズと比較
『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』出足の成績は最下位!?競合する全世界株式投信と比較
『楽天・新興国株式インデックス・ファンド』の出足の成績は?EXE-iつみたて、eMAXIS Slim、iTrustと比較

楽天Koboお父さんが教える 13歳からの金融入門【電子書籍】[ デヴィッド・ビアンキ ]
Amazon Kindle金のつくり方は億万長者に聞け!大富豪トランプの金持ち入門【電子書籍】[ ドナルド・J・トランプ ]

ブログ村 投資信託
投資信託が話題のブログのリンク集
ブログ村 インデックス投資
インデックス投資が話題のブログのリンク集
ブログ村 資産運用
資産運用が話題のブログのリンク集
NISA 人気ブログランキング
NISAが話題のブログ人気ランキング