アセットマネジメントOneの『たわらノーロード バランス(積極型)』・『同(標準型)』・『同(堅実型)』の特徴と運用実績を『eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)』と比較してみました。
今回、取り上げた投資信託は、つみたてNISAの対象商品です。つみたてNISAは少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度(金融庁)です。
たわらノーロード バランス(積極型・標準型・堅実型)ほか特徴
『たわらノーロード バランス(積極型)』(AMOne)・『同(標準型)』(AMOne)・『同(堅実型)』(AMOne)は世界の株式、債券、REIT(不動産投資信託証券)に分散投資します。積極型は株式55%:債券20%:REIT25%です。
標準型は株式35%:債券50%:REIT15%です。
堅実型は株式17%:債券80%:REIT3%です。
外貨建資産の一部は為替リスクを軽減するため対円で為替ヘッジを行います。海外の金利が上昇する場面などではヘッジコスト負担の増加も見込まれます。
・「為替ヘッジあり」投信、コスト上昇に要注意(QUICK)
運用管理費用(年率)は税抜0.22%です。信託期間は無期限です。
出典:交付目論見書2ページより |
『eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)』(三菱UFJ国際投信)は世界の株式、債券、REITに分散投資します。
株式37.5%:債券37.5%:REIT25%です。
原則として外貨建資産の為替ヘッジは行いません。
運用管理費用(年率)は税抜0.14%以内です。信託期間は無期限です。
たわらノーロード バランス(積極型・標準型・堅実型)ほか実績
下のチャートは過去4年の基準価額の推移(2018年2月23日~2022年2月22日)を競合と比べたものです。比較しやすよう起点の基準価額を1万円に統一しています。
騰落率の比較は下の表の通りです(2022年2月22日現在)。
コロナショック時の下落率は2020年2月21日~同年3月19日の数字です。
『たわらノーロード バランス(積極型・標準型・堅実型)』はリスク許容度に合わせて選べるのが魅力でしょうか。最近は米国の利上げ観測から円安傾向だったので、部分的な為替ヘッジがやや裏目に出ている印象も受けますね。
コロナショックの際は株式だけでなくREITも大きく値下がりしたため、『eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)』(株式37.5%:債券37.5%:REIT25%)もマイナス幅が大きめでした。
バランスファンドのメリットについては下の記事が勉強になります。
・『リ・バランス』の経費も込み込みなのが、バランスファンドの良いところ(投資信託クリニック)
『楽天・インデックス・バランス・ファンド』3種と8資産均等型の比較は下の記事を参考にしてください。
・8資産均等型と比較・評価『楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)』『同(均等型)』『同(債券重視型)』
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