iDeCo(個人型確定拠出年金)とつみたてNISAの評価額および損益を簡単にまとめてみました。
また保有している『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』・『同 先進国株式インデックス』・『同 新興国株式インデックス』の運用実績を全世界株式インデックスファンドやバランスファンド(8資産均等型)も交えて確認しています。
iDeCo・つみたてNISAの評価額と損益
前週末比は米国株式インデックスファンド-5.01%、先進国株式インデックスファンド-4.38%、新興国株式インデックスファンド-0.39%です(参照「ウクライナ問題とは?長期運用には開き直りも必要か」)。
その結果、前週末比の評価額はiDeCoが-171,869円、つみたてNISAは-98,934円でした。
株価が下がっているときは毎月の積立とは別に気休めに特定口座で毎日ワンコイン積立をしたりしていましたが、無リスク資産とのリバランスも兼ねて今年はもう少し積極的に投資していこうかなと思っています。
株価の調整が続くと投資元本を増やしているのに評価額は目減りしていく、なんてこともあったりしますけれど(苦笑)。
ちなみに積立頻度は毎月でも毎日でも大きな差はつかないそうです。
・積立投資に驚きの結果 購入頻度でリターンに大差なし(NIKKEI STYLE)
・投信積立の頻度「毎日」と「毎月」どっちが有利?(マネックス証券)
米国株・先進国株・全世界株等の実績(チャートと騰落率)
下のチャートは過去3年の基準価額の推移(2019年2月19日~2022年2月18日)です。起点の基準価額を1万円に統一しています。
各投信の騰落率は下の表の通りです(2022年2月18日現在)。
コロナショック時の下落率は米国株式、先進国株式、全世界株式は2020年2月21日~同年3月24日の数字、新興国株式は2020年1月20日~同年3月24日の数字、バランスは2020年2月21日~同年3月19日の数字です。
直近の株式市場はインフレ懸念や地政学リスクの高まりから荒れ模様ですが、株価の下落が続くと不安な気持ちになってマーケットが落ち着くまで運用や積立を中断したくなることもあるでしょうね。
・コツコツ投資、いまやめるのはNG データで検証(日本経済新聞)
コロナショックの悲観ムードの中で書かれた記事ですが、積立投資を継続した場合と途中で中断(解約)した場合のリターンを比較しています。中断後の再開は次のような2パターンです。
再開1:日経平均が上昇した月の後に下落した場合、連続下落を恐れ、その月の月末の価格ですべて解約し、いったん現金化。翌月以降、下落が続いた場合は現金を放置したままとし、上昇に転じたら現金を元手に月末の価格で日経平均を一括購入し直すと同時に毎月のコツコツ投資も再開。
再開2:再開1と同じ条件での全解約・現金化。その翌月は上昇しても下落しても、保有現金で日経平均を一括購入し、コツコツ投資を再開。
「再開1」と「再開2」の違いは、下落したあとに上昇に転じるのを待ってから再開するか、それとも下落の翌月に再開するか、ということですね。
グラフは1980年、1990年、2000年、2010年の各年1月から積立投資を始めた場合の2020年3月19日時点のリターンを比較しています。
やはり積み立てを継続した場合が一番報われていますね。「再開1」のように下落したあとに怖くなって中断(解約)し、上昇を待ってから購入し直したり積立を再開したりすると平均購入単価が上がってしまいがちです。
長期投資なら国内株式だけでなく投資先の分散も考慮したいところですし、冷静な判断力を保つためには預貯金等の安全資産や生活防衛資金の備えも欠かせませんよね。
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全世界株式とバランスの比較は下の記事を参考にしてください。・『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』4資産および8資産均等型バランスファンドや世界経済インデックスファンドと比較 リスク・リターン特性も評価
・『楽天・全世界株式』『楽天・インデックス・バランス』『楽天・全世界債券』コロナ禍の株式と債券の比率による値動きの違いを比較・評価
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