『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』と『eMAXIS Slim 先進国債券インデックス』に「70%:30%」および「50%:50%」で投資した場合の運用実績を簡単にまとめてみました。
年間リターン(最大上昇時・平均値・最大下落時)も確認しています。
先進国株式および先進国債券インデックスファンドの特徴
『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』(三菱UFJ国際投信)は、日本を除く先進国の株式市場を対象にした「MSCI コクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)」に連動する投資成果をめざします。『eMAXIS Slim 先進国債券インデックス』(三菱UFJ国際投信)は、日本を除く世界の主要国の債券市場を対象にした「FTSE世界国債インデックス(除く日本、円換算ベース)」に連動する投資成果をめざします。
2022年9月末時点の組入債券の最終利回り(満期まで保有した場合の複利利回り)は3.6%です。1年ほど前の2021年10月末時点では0.8%でした。金利変化に対する債券価格の感応度を示すデュレーションは8から6.6に低下しています。
今回、取り上げた投資信託は原則として為替ヘッジを行いません。信託期間は、どちらも無期限です。
先進国株式および先進国債券インデックスファンドの運用実績
下のチャートは設定来5年8ヵ月強の期間(2017年2月27日~2022年11月9日)で基準価額の推移を比べたものです。比較しやすいよう起点の基準価額を1万円に統一しています。
騰落率の比較は下の表の通りです(2022年11月9日現在)。
コロナショック時の下落率は2020年2月21日~同年3月24日の数字、設定来の騰落率は5年8ヵ月強の数字です。
2022年11月9日現在の純資産総額は『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』3,832.27億円、『eMAXIS Slim 先進国債券インデックス』564.03億円です。
先進国株式と先進国債券を「70%:30%」および「50%:50%」で組み合わせた場合の年間リターン(最大上昇時・平均値・最大下落時)は下の図表の通りです。
過去の指数データを使ったシミュレーションで売買手数料、税金等の費用は考慮していません。
世界的な金融危機であるリーマン・ショックを含む2003年3月31日から2022年10月31日までの任意の連続1年間で騰落率のうち最大の騰落率を「最大上昇時」、同じく最小の騰落率を「最大下落時」としています。○は年間リターンの平均値です。
株式ほどではないにせよ、為替変動リスクのある海外の債券は相応に値動きが大きいので、預貯金や個人向け国債などの安全資産の備えがやはり欠かせませんよね。
・個人向け国債窓口トップページ(財務省)
個人向け国債(変動10年)の第152回債の利率は0.17%です(利率は半年毎に見直し)。
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