eMAXIS Slim 先進国、国内、新興国株式の組み合わせを楽天やSBI等の全世界株式と比較

先進国株式、国内株式、新興国株式のインデックス投信の組み合わせを全世界株式と比較

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※ 記事を更新しました(2018年11月17日)。

先進国株式国内株式新興国株式のインデックスファンドを組み合わせを、全世界株式インデックスファンドと比較してみました。

比較の対象は『eMAXIS Slim』シリーズの組み合わせと、『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』、『SBI・全世界株式インデックス・ファンド』、『全世界株式インデックス・ファンド』です。

旧『EXE-i つみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド』は『SBI・全世界株式インデックス・ファンド』に名称が変更されました。

すべて、つみたてNISAの対象商品です。


ファンドの特徴は?

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』は、「MSCIコクサイ インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

同指数は北米、欧州、アジア・オセアニア、中東の22か国で構成されています。

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)』は、東京証券取引所第一部に上場されている全銘柄を対象にした「TOPIX(東証株価指数)」に連動する投資成果をめざします。

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』は、「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

同指数はアジア、中南米、中東・アフリカ、欧州の24か国で構成されています。

eMAXIS Slim 先進国株式・国内株式・新興国株式の組入上位10銘柄
2018年10月末月報より

楽天・全世界株式インデックス・ファンド』と『SBI・全世界株式インデックス・ファンド』は、日本を含む全世界の株式を対象にした「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

同指数は先進国や新興国市場を含む48ヵ国で構成されています。

どちらの投資信託も海外ETFを実質的な投資対象にしています。

楽天・全世界株式インデックス・ファンドとSBI・全世界株式インデックス・ファンドの海外ETFの組入銘柄数
バンガードは2018年9月末
シュワブは同年11月9日 SPDRは同年11月8日

楽天・全世界株式インデックス・ファンド』は、ETFを通じて8,122銘柄を組み入れています。

2018年9月末現在(同年10月末月報より)

SBI・全世界株式インデックス・ファンド』は、3つのETFを通じて5,543銘柄を組み入れています。

SBI・全世界株式インデックス・ファンド 組入上位10ヵ国と組入上位10銘柄
2018年10月末月報より

全世界株式インデックス・ファンド』は、日本を含む世界の株式に投資します。

ベンチマークの「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」(円換算ベース)は、先進国と新興国を合せた47ヵ国で構成されています。

MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス 国・地域別構成比と組入上位10銘柄
2018年9月末現在

今回取り上げた投資信託は外貨建資産の為替ヘッジは原則として行いません。信託期間はすべて無期限です。


成績比較

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)、eMAXIS Slim 新興国株式インデックス、楽天・全世界株式インデックス・ファンド、EXE-i つみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド、全世界株式インデックス・ファンド成績比較
2018年11月16日現在
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

比較できる期間がまだ短く、ベンチマークも異なることに留意してください。

おおむね時価総額比(先進国株式80%:国内株式10%:新興国株式10%)にならった『eMAXIS Slim』の組み合わせは、全世界株式インデックスファンドに見劣りしない運用成績になっています。

最下段の『全世界株式インデックス・ファンド』のみ2.16%(上限)の購入時手数料と0.3%の信託財産留保額が設定されていますが、つみたてNISAではETFを除き投資信託はノーロード(購入時手数料なし)です。

時価総額比にならった『eMAXIS Slim』の組み合わせの実質コストは、およそ0.214%(年率)です。

『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』の実質コストと運用実績をeMAXIS Slimと比較

『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』の実質コストは、およそ0.286%~0.318%(年率)です。

公表された途中経過から実質コストを再計算『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)とどちらが低コスト?

積立投資の成績は下の記事を参考にしてください。

eMAXIS Slim 国内株式、先進国株式、新興国株式をつみたてNISAで毎月1万円ずつ積み立てたら今いくら?

積立日で成績は変わる?毎月1日、15日、25日の場合を比較『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』『同 国内株式(TOPIX)』ほか 投信積立(楽天カード決済)の積立日は毎月1日


まとめ

個別に組み合わせる場合は、経済成長著しい新興国の比率を高めにするなど好みに応じて配分を調整できるのがメリットでしょうか。

少子高齢化の影響が心配な国内株式は思い切って省略したいとか、銘柄を厳選したアクティブ運用の投資信託と組み合わせたいといったニーズにも柔軟に応えられますよね。

『eMAXIS Slim』シリーズは業界最低水準の運用コストをめざすとうたっている点も、長期投資では安心感があります。

一方、全世界株式インデックスファンドは、投資信託一本で世界各国の株式に投資できる手軽さが魅力です。

個別に組み合わせる場合より値動きが見えにくいのが逆にメリットになる場合もあるかもしれないですね。

全世界株式のまとめ買いなら個々の市場の動向に惑わされずにすみそうです。

いずれにせよ、長期でコツコツと資産を積み上げていくには、いざという時に慌てないよう預貯金や個人向け国債といった安全資産も忘れずにしっかりと確保しておきたいですね。

実績比較「先進国株式+国内株式+新興国株式」eMAXIS Slimと<購入・換金手数料なし>どちらのシリーズが優勢?




こぼれ話
全世界(日本を含む先進国と新興国)の株式を対象にした『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』(三菱UFJ国際投信)が2018年10月31日に設定されました。

信託期間は無期限で、運用管理費用(信託報酬)は年率で税抜0.142%です。

「MSCI ACWI」組入上位5ヵ国

ベンチマークの「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」(配当込み、円換算ベース)は時価総額加重型の指数で2018年9月末時点では先進国と新興国合わせて47ヵ国の大型株と中型株2,791銘柄で構成されています。世界の株式市場の時価総額上位85%をカバーしています。

三菱UFJ国際投信の資料(PDF)によると2018年11月1日現在、『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』の日本株式部分のマザーファンドの純資産総額は3億円(現物比率:94.6% 先物比率:5.4%)だそうです。

先進国株式の3,245.2億円(現物比率:97.1% 先物比率:3.0%)や新興国株式705.8億円(現物比率:97.3% 先物比率:2.9%)に比べると、まだ運用がスタートしたばかりといった感じですが先物の比率は抑えられているようです。

「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)ポートフォリオ構築のお知らせ」より
出典:三菱UFJ国際投信ファンドレポート
https://emaxis.jp/text/253425_181102.pdf

『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』と同じ「MSCI ACWI」連動型をeMAXIS Slimの組み合わせ(先進国株式、国内株式、新興国株式)と比較

『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』と同じ「MSCI ACWI」連動型を楽天・全世界株式や野村つみたて外国株投信と比較




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