『iFreeNEXT FANG+インデックス』の出足の成績をiFree NYダウ・S&P500、楽天・全米株式と比較


※ 記事を更新しました(2018年5月4日)。

2018年1月31日に設定された『iFreeNEXT FANG+インデックス』(大和投資信託)の出足の成績を競合する米国株式インデックス投信と比較してみました。

比較の対象は『iFree NYダウ・インデックス』、『iFree S&P500インデックス』、『楽天・全米株式インデックス・ファンド』です。

iFreeNEXT FANG+インデックスほか特徴は?

iFreeNEXT FANG+インデックス』は、次世代テクノロジーをベースに、グローバルな現代社会において人々の生活に大きな影響力を持ち、高い知名度を有する米国上場企業の株式で構成される「NYSE FANG+指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざます。

同指数は、フェイスブック、アップル、アマゾン・ドット・コム、ネットフリックス、グーグル(アルファベット)、アリババ、バイドゥ、エヌビディア、テスラ、ツイッターの10社に等金額投資したポートフォリオで構成されています(2018年3月末現在)。

四半期(3・6・9・12月)ごとに等金額となるようリバランスを行ないます。

信託期間は2028年1月28日までです。

iFreeNEXT FANG+インデックス 業種別構成比と組入上位10銘柄
2018年3月末月報より

iFree NYダウ・インデックス』は、米国を代表する主要30銘柄を対象とした「ダウ・ジョーンズ工業株価平均」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

iFree NYダウ・インデックス 業種別構成比と組入上位10銘柄
2018年4月末月報より

iFree S&P500インデックス』は、米国株式市場の時価総額のおよそ8割を占める大型株約500銘柄を対象とした「S&P500指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

iFree S&P500インデックス 業種別構成比と組入上位10銘柄
2018年4月末月報より

楽天・全米株式インデックス・ファンド』は、米国株式市場の動きをとらえることをめざして、「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果を目標として運用を行います。

投資対象指数は米国株式市場の投資可能な銘柄のほぼ100%をカバーしています。

投資対象指数に連動する『バンガード・トータル・ストック・マーケットETF』が実質的な投資先です。

2018年2月末現在、同ETFは米国の大型株、中型株、小型株、合わせて3,619銘柄に投資しています。

楽天・全米株式インデックス・ファンド 業種別構成比と組入上位10銘柄
2018年2月末現在(2018年3月末月報より)

今回取り上げた投資信託は、原則として為替リスクを回避するための為替ヘッジを行いません。信託期間は、『iFreeNEXT FANG+インデックス』を除き、無期限です。

iFreeNEXT FANG+インデックスほか成績比較

iFreeNEXT FANG+インデックス、iFree S&P500インデックス、iFree NYダウ・インデックス、楽天・全米株式インデックス・ファンド成績比較表
2018年5月2日現在
過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません

iFreeNEXT FANG+インデックス』(2018年1月31日設定)は運用開始から日が浅く、比較できる期間がまだ短いことに留意してください。

過去1ヵ月(2018年4月3日~同年5月2日)の騰落率(+12.54%)には驚かされますね。

個人情報の不正利用問題をめぐるフェイスブック・ショックで基準価額は一時調整を余儀なくされていましたが、ネットフリックス、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム等の好決算もあり盛り返しています。

2018年3月末時点での各銘柄の騰落率は下の表の通りです。

FANG+各銘柄の騰落率
2018年3月末現在

過去1年の騰落率を見ると、これまでが好調すぎたという面もあるのかもしれませんね。

2018年3月末の月次レポートによると、ファンドの騰落率はベンチマークに対して過去1ヵ月間で0.7%劣後しています(設定来では1.5%の劣後)。ファンドの規模が大きくなれば、ある程度、落ち着くでしょうか。

まとめ

社会に強い影響力を持つ国際的に知名度の高い企業で構成された『iFreeNEXT FANG+インデックス』は、テクノロジーによってもたらされる未来は明るいと信じるなら非常に魅力的に見えます。

ただし、わずか10社なので、ある程度まとまった投資資金があれば、直接株式を購入したほうがコストの面では有利でしょうね。『iFreeNEXT FANG+インデックス』は等金額を維持するのに四半期ごとにリバランスを行うので、実質コストが高めに出る可能性もあります。

また、素晴らしい成長を遂げた銘柄がずっと高値を更新し続けられるかというと、なかなか難しいでしょうね。誰もが有望だと思う銘柄は、すでに割高かもしれません。投資信託が組成される頃には、過熱感から天井が近いことも、ままありますよね。

次世代テクノロジーに賭けてみるのも夢があって面白いとは思います。その反面、競争が激しくて今著名な企業が5年先、10年先に生き残っているか、誰も知らない新しい企業が出てくることはないのか、とも考えてしまいます。

ハイテク株が失速?『iFreeNEXT FANG+インデックス』の特徴と実績をiFree S&P500や楽天・全米株式と比較






こぼれ話
iFreeNEXT FANG+インデックス』の販売会社はSBI証券、岡三オンライン証券、ちばぎん証券、西日本シティTT証券、松井証券、楽天証券です(2018年5月4日現在)。

関連記事
楽天・全米株式より好成績?『netWIN ゴールドマン・サックス・インターネット戦略ファンド Bコース(為替ヘッジなし)』の特徴は?iFree S&P500やiFreeNEXT FANG+とも比較

『iFreeNEXT FANG+インデックス』『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』比較 特徴と成績は?

『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の出足の成績をiFree S&P500・NYダウ、SMT米国株配当貴族等と比較

『楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド』の出足の成績を楽天・全米株式、SMT米国株配当貴族、iFree S&P500・NYダウと比較

NYダウ・インデックスファンド成績比較【eMAXIS、SMT、iFree、たわらノーロード】S&P500連動型や先進国株式とも比較

実績比較『楽天・全世界株式』『楽天・全米株式』バンガード社は米国株価は過大評価と警告

Home

Amazon Kindleアマゾンが描く2022年の世界すべての業界を震撼させる「ベゾスの大戦略」【電子書籍】[ 田中道昭 ]

楽天Koboお金は寝かせて増やしなさい【電子書籍】[ 水瀬ケンイチ ]

ブログ村 投資信託
投資信託が話題のブログ集
ブログ村 インデックス投資
インデックス投資が話題のブログ集
ブログ村 家計管理・貯蓄
家計管理・貯蓄が話題のブログ集
NISA 人気ブログランキング
NISAが話題のブログ人気ランキング

0 件のコメント