信託報酬0.19%!『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』をたわらやニッセイと比較

eMAXIS Slim 新興国株式の信託報酬が驚異の水準に
eMAXIS Slim 新興国株式の信託報酬が驚異の水準に

※ 記事を更新しました(2018年3月21日現在)。

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』は信託報酬率の引き下げ(PDF)が発表され、2017年12月13日より年率で税抜0.339%から税抜0.190%に引き下げられました。

信託報酬率は純資産総額に応じて500億円以上1,000億円未満の部分は税抜0.185%、1,000億円以上の部分は税抜0.180%に下がります。

先に信託報酬の一部引き下げ(PDF)を発表していた『たわらノーロード 新興国株式』は2017年12月30日より税抜0.495%から税抜0.340%に引き下げられました。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド』(税抜0.339%)も、いずれ信託報酬の引き下げに動くでしょうか。

新興国株式インデックスファンドの特徴と運用実績を簡単にまとめてみました。

新興国株式インデックスファンドの特徴

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 組入上位10ヵ国
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
組入上位10ヵ国 2018年2月末現在

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』ほか今回取り上げた新興国株式インデックスファンドのベンチマークは、「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」(円換算ベース)です。

同指数はアジア、中南米、中東・アフリカ、欧州の24か国846銘柄で構成されています(2018年2月末現在)。

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 組入上位10業種と組入上位10銘柄
2018年2月末現在

今回取り上げたファンドは、原則として為替ヘッジは行いません。信託期間はすべて無期限です。

新興国株式インデックスファンドの成績

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス、eMAXIS 新興国株式インデックス、たわらノーロード 新興国株式、<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンドの成績比較表
2018年3月20日現在
過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません

『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』は2017年7月31日設定、『<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド』は2017年10月13日設定と比較できる期間が短いので、成績比較はあくまで参考値です。

いずれも僅差ですが、『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』は従来の『eMAXIS 新興国株式インデックス』よりもわずかに運用実績が上向いています

『<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド』は純資産総額が小さく経費がかさんでいるのか、上記の期間では若干劣後しています。

同ファンドの2018年2月末の月報を見ると、配当込みの指数との差が1ヵ月で-0.5%、3ヵ月で-0.9%とベンチマークから下方かい離が若干大きめです。

運用が安定するには資産規模の大きさも重要で、多少時間がかかるかもしれませんね。

eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの実質コスト推計

1万口当たりの費用明細
項目ごとに小数第3位未満は四捨五入

『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』はまだ決算前なので、『eMAXIS 新興国株式インデックス』の交付運用報告書から推計します。

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』の引き下げ後の信託報酬率(税込0.2052%)を上記の費用明細にそのまま当てはめるなら実質コストは約0.3862%(推計)です。

概算に基づくおよその推計値で正確な数字ではないことに注意してください。新興国株式は投資環境の整備の進んだ先進国株式に比べると、実質コストが高めに出る傾向にあります。

まとめ

今回の『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』の驚異的な信託報酬率の引き下げ(税抜0.339%から税抜0.190%へ)は、海外ETFを使った超低コストなインデックスファンドへの対抗措置なのでしょうね。

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資産規模がケタ違いに巨大な海外ETFを利用した投資信託に対抗するのは難しのでは? と思われていただけにうれしいサプライズです。

もっとも、実際の運用成績は信託報酬だけで決まるものではなく、多少のコスト差よりも相場が好調な時だけでなく不調な時でも投資を継続できるかどうかのほうが大事でしょうね。

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