『楽天・全米株式インデックス・ファンド』『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』比較 特徴と成績は?

楽天・全米株式インデックス・ファンドを先進国株式インデックスファンドと比較

※ 記事を更新しました(2018年6月21日)。

米国の大型株から小型株まで幅広くカバーする『楽天・全米株式インデックス・ファンド』(楽天投信投資顧問)の特徴と運用実績を先進国株式インデックスファンドと比較してみました。

比較の対象は『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』です。

楽天・全米株式インデックス・ファンドほか特徴は?

楽天・全米株式インデックス・ファンド』(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))は、米国株式市場の投資可能な銘柄のほぼ100%をカバーした「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

実質的な投資対象である『バンガード・トータル・ストック・マーケットETF』は、米国の大型株、中型株、小型株、合わせて3,603銘柄を組み入れています(2018年4月末現在)。

楽天・全米株式インデックス・ファンド 業種別構成比と組入上位10銘柄
2018年4月末現在(同年5月末月報より)

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』は、日本を除く主要先進国の株式市場を対象にした「MSCI コクサイ・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

同指数は北米、欧州、アジア・オセアニア、中東の22か国の大型株と中型株1,323銘柄で構成されています(2018年5月末現在)。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 組入上位10業種と組入上位10銘柄
2018年5月末月報より

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 組入上位10ヵ国
組入上位10ヵ国 2018年5月末月報より

今回、取り上げた投資信託は、原則として為替リスクを回避するための為替ヘッジを行いません。信託期間は、どちらも無期限です。

楽天・全米株式インデックス・ファンドほか運用実績

楽天・全米株式インデックス・ファンド、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの基準価額の値動き
基準価額の値動き(月末ベース)
比較しやすいよう起点の基準価額を1万円に統一
過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません

上のグラフは『楽天・全米株式インデックス・ファンド』(2017年9月29日設定)の設定来の基準価額の値動き(月末ベース)を『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』と比較したものです。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』も米国(アメリカ)が過半数(66.5%)占めるので、2つの投資信託の基準価額の値動きはおおむね似通っていますが、直近は『楽天・全米株式インデックス・ファンド』のほうが上回っています。

下の表は両者の基準価額の騰落率を比べたものです。

楽天・全米株式インデックス・ファンド、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの騰落率比較
2018年6月20日現在
過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません

上記の期間では、『楽天・全米株式インデックス・ファンド』のほうが優勢です。

あくまで短期間の比較であることに留意してください。

まとめ

米国のみを対象にした『楽天・全米株式インデックス・ファンド』に対し、『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』は主要先進国22ヵ国をカバーしています。

その一方で『楽天・全米株式インデックス・ファンド』は大型株から小型株まで網羅しており、銘柄数は『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』の約2.7倍にもなります。

国際的な競争力を持つ米国企業への期待感は大きいのか、後発の『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の純資産総額が一時『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』を追い抜いていました(現在は再逆転されています)。

米中貿易摩擦に対する警戒感から、株式市場は先行きが不透明になっています。対中貿易赤字が高付加価値分野でも米国の雇用を失わせたとの指摘もあり、問題の解決には時間がかかりそうです。

株式市場がいつ落ち着くのかは予測困難ですから、つみたてNISA等でコツコツと積み立てを継続していくのがいいのかもしれませんね。

出典:みずほ総合研究所「米中貿易摩擦は日本経済に どのような影響を及ぼすか」2Pより
https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/jp170406.pdf

・みずほ総合研究所「米中貿易摩擦は日本経済に どのような影響を及ぼすか」(PDF)






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