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『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』比較 特徴と成績は?

楽天・全世界株式インデックス・ファンドを先進国株式インデックスファンドと比較(ポーランド)

※ 記事の最後に2018年5月11日現在の成績表を追記しました。

全世界の株式に幅広く投資する『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』(楽天投信投資顧問)の特徴と運用実績を先進国株式インデックスファンドと比較してみました。

比較の対象は『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』です。

楽天・全世界株式インデックス・ファンドほか特徴は?

楽天・全世界株式インデックス・ファンド』(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))は、日本を含む全世界の株式市場の動きをとらえることをめざして、「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果を目標として運用を行います。

投資対象指数は先進国や新興国市場を含む約47ヵ国の約8,000銘柄で構成され、全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバーしています。

投資対象指数に連動する『バンガード・トータル・ワールド・ストックETF』が実質的な投資先です。

2018年2月末現在、同ETFは日本を含めた世界各国の大型株、中型株、小型株、合わせて8,001銘柄に投資しています。

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF 組入上位10ヵ国と組入上位10銘柄
2018年2月末現在
カナダの順位と比率はバンガード社のHPの記載のまま
いずれ訂正されるかもしれません

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』は、日本を除く主要先進国の株式市場を対象にした「MSCI コクサイ・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

同指数は北米、欧州、アジア・オセアニア、中東の22か国の大型株と中型株1,327銘柄で構成されています(2018年2月末現在)。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 組入上位10ヵ国と組入上位10銘柄
2018年2月末現在

今回取り上げた投資信託は、原則として為替リスクを回避するための為替ヘッジを行いません。信託期間はどちらも無期限です。

楽天・全世界株式インデックス・ファンドほか成績比較

楽天・全世界株式インデックス・ファンド、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの基準価額の値動き
基準価額の値動き 2017年9月29~2018年3月23日
比較しやすいよう2017年9月29日の基準価額を1万円に統一

上のグラフは『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』(2017年9月29日設定)の設定来の基準価額の値動きを『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』と比較したものです。

上記の期間では『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』のほうが若干優勢ですが、比較できる期間がごく短いこともあり、両者の値動きは意外と似通っていますね。

『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』の構成比で国内(日本)株式や新興国株式の占める比率は、8.4%と9.9%とそれほど大きくはないようです。特に国内株式は米国の株式市場の動向に左右されがちという面もありますね。

『楽天・全世界株式インデックス・ファンドは銘柄数は『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』の約6倍にもなりますが、小型株の時価総額は小さく全体に与える影響は限られているのかもしれませんね。

下の表は両者の基準価額の騰落率を比べたものです。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス成績比較
2018年3月23日現在
過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません

貿易摩擦に対する警戒感から直近の株式市場は下落しています。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド』は、設定当初はベンチマークからの下方かい離が目立つなど運用が不安定な時期がありました

過去1カ月、過去3ヵ月の騰落率を見ると運用実績は僅差で、『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』のほうがむしろマイナス幅が小さい期間もあるようです。

以上は、あくまで短期間の比較である点に注意してください。

つみたてNISAのように長期だと、少子高齢化の影響で先進国の比重が縮小したり逆に経済成長著しい新興国の比重が高まったり、地域別構成比に変化があるかもしれません。

やはり全世界株式のほうが取りこぼしがなく安心感があるでしょうか。

まとめ

運用実績が振るわないと、リターンの低い特定の地域を外してもいいのでは?という疑問が浮かびがちで、分散投資に悩むこともあるでしょうか。

新興国株式もリスクの高さのわりにリターンが報われていないと嘆かれた時期がありました。しかしながら、下の表の通り、過去1年、過去3年という期間では、新興国株式のほうが先進国株式より堅調です。

2018年3月23日現在
過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません

『世界経済インデックスファンド』も、2016年末に、米国の利上げによる新興国からの投資資金流出を警戒して、新興国資産の比率を縮小しました。残念ながら、この市場動向を考慮した決定は裏目に出てしまいました。

世界経済インデックスファンドの昨年末の新興国資産の縮小は裏目に出る結果に

将来の予測は専門家でも困難なことを思えば、やはり決め打ちせず幅広く分散しておいたほうが長い目で見れば運用が安定しそうです。短期の市場動向でさえ見誤ることがあるのに、長期間にわたって好調な国や地域を当て続けるなんて無理ですよね。

国内株式や新興国株式はいる?いらない?先進国株式のみと全世界株式のリターンとリスクを比較

『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』信託報酬引き下げ後を含む実績をニッセイやたわら、楽天・全世界株式と比較

追記
下の表は2018年5月11日現在の成績表です。

2018年5月11日現在
過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません







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