国内株式や新興国株式はいる?いらない?先進国株式のみと全世界株式のリターンとリスクを比較

先進国株式のみと全世界株式のリターンとリスクを比較

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※ 記事を更新しました(2018年10月3日)。

先行きの不透明な日本の現状や新興国のカントリーリスクを考慮すると、投資先を投資環境の整った先進国の株式にしぼりたいというニーズもあるでしょうか。

先進国株式インデックスファンドの比較的長期の成績を全世界株式と比較
してみました。

比較の対象とする全世界株式の組み合わせは、「先進国80%:国内(日本)10%:新興国10%」(おおむね時価総額比)と「先進国50%:国内(日本)25%:新興国25%」(先進国の比率が控えめ)です。




先進国株式インデックスファンドほか特徴

SMT グローバル株式インデックス・オープン、 SMT TOPIXインデックス・オープン、インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式の特徴
2018年8月末月報より

SMT グローバル株式インデックス・オープン』は、先進国の株式市場を対象にした「MSCIコクサイ インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

同指数は北米、欧州、アジア・オセアニア、中東の22か国で構成されています(2018年8月末)。

 SMT TOPIXインデックス・オープン』は、東京証券取引所第一部に上場されている全銘柄を対象にしたTOPIX(東証株価指数)に連動する投資成果をめざします。

インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式』は、新興国の株式市場を対象にした「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

同指数はアジア、中南米、中東・アフリカ、欧州の24か国で構成されています(2018年8月末)。

今回取り上げた投資信託は原則として為替ヘッジを行いません。信託期間はすべて無期限です。


先進国株式と全世界株式の成績比較

2018年10月2日現在
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

直近の株式市場は貿易摩擦に対する警戒感から米国の一人勝ちに近い状況になっています。

上記の期間では米国を含む先進国株式インデックスが国内株式(TOPIX)インデックスファンドや新興国株式インデックスファンドを上回る成績です。

そのため先進国株式のほうが全世界株式より優勢です。

SMT グローバル株式インデックス・オープン 組入上位10ヵ国
SMT グローバル株式インデックス・オープン
2018年8月末月報より


先進国株式と全世界株式のリターンとリスク

先進国株式と全世界株式のリターンとリスク
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません
野村アセットマネジメント「投信アシスト」より

上の表は先進国株式と全世界株式のリターン(投資収益率)とリスク(投資収益率のぶれ)を過去5年と、より長期(過去15年半)で比較したものです。

上記の期間の比較では、先進国に集中して投資するより、全世界株式で分散の度合いを高めたほうがリスクは低減する傾向にあるようです

先進国株式と全世界株式の年間リターン
○は年間リターンの平均値
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません
野村アセットマネジメント「投信アシスト」より

2003年3月31日から2018年9月28日までの任意の連続1年間で騰落率のうち最大の騰落率を「最大上昇時」、同じく最小の騰落率を「最大下落時」としています。○は年間リターンの平均値です。

売買手数料、税金等の費用は考慮していません。あくまで過去の指数データを使ったシミュレーションであり、将来の運用成績を保証するものではありません。


まとめ

国内株式は少子高齢化の影響が心配され、新興国株式もカントリーリスクが気になるし、いっそ先進国株式のみでもいいのでは? という疑問もあるでしょうか。

過去の実績に照らし合わせた場合には、やはり原則通り幅広く分散しておいたほうが多少なりともリスク(収益のぶれ幅)を小さくすることができるようです

もちろん、過去のデータは将来の運用成績を保証するものではないので、分散投資がどんな時でも正解とは限らないでしょうね。

とはいえ長期での不確実性を重視するのであれば、投資先を特定の地域に偏らせるのは避け、高いリターンよりホドホドの結果に落ち着くことを期待するのも一案でしょうか。

安定した運用を望むのであれば預貯金等の安全資産を厚めに持つ、あるいは債券を含むバランスファンドという選択肢もあります。

8資産均等型バランス投信のリターンとリスクを全世界株式と比較




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