※ 『たわらノーロード バランス(8資産均等型)』の新興国債券について追記(2018年2月5日)。
気になるニュース
金融庁のEDINETによると、『<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)』が2018年2月13日に設定される予定です(有価証券届出書)。信託期間は無期限で、信託報酬(運用管理費用)は年率で税抜0.209%(税込0.22572%)の予定です。
これに合わせる形でライバルの『eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)』は信託報酬率の引き下げを発表しています(PDF)。2018年2月27日より同率の0.209%に引き下げられる予定です。
『<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)』の販売会社は楽天証券とSBI証券の予定です。
8資産均等型 |
他社の8資産均等型と比較した場合、ベンチマークの指数は下の表のようになっています。外貨建資産は、いずれも円換算ベースで為替ヘッジなしです。
『<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)』は新興国債券に特徴があります。
「JPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス」は現地通貨建てではなく米ドル建てです。ニッセイの場合は、B格以下を除くと明記されています。
『たわらノーロード バランス(8資産均等型)』の新興国債券も、請求目論見書によると格付による組入制限を行っています(※)。
※ 「S&PもしくはMoody’sの外貨建て長期格付がBB-格もしくはBa3格以上を取得している債券とします。但し、両社が格付を付与している場合には、どちらか低い方の格付を基準とします。また、当ファンドが保有する債券の格付が上記基準未満となった場合は、当該債券を速やかに売却するものとします」(請求目論見書25ページより引用)。
第1期の運用報告書では、格付による債券組入制限により相対的に信用力の低い国債には投資していないことから、前期末比でベンチマークが8.4%上昇したのに対し、新興国債券のマザーファンドはベンチマークを3.8%下回る結果になったと記載されています。市場が不調な際には、格付の低い国債に投資していないことが逆にプラスに働くこともあるかもしれませんね。
『iFree 8資産バランス』の採用する「FTSE RAFI エマージング インデックス」は、新興国株式の中からファンダメンタル(株主資本、キャッシュフロー、売上、配当)に着目して銘柄の選定やウェイト付けを行う指数です。
2018年2月2日現在 過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません |
既存の8資産均等型バランスファンドと『世界経済インデックスファンド』の比較は上記の表のようになっています。
どの投資信託が優勢かはその時によって入れ替わったりもしますので、運用実績は参考程度に見てください。
・『<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)』の出足の成績は?eMAXIS Slim等8資産均等型や世界経済インデックスファンドと比較
インデックスファンド等の値動き
2018年2月2日現在 過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません |
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2018年1月30日に『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』の信託報酬が年率で税抜0.1890%から税抜0.1095%に引き下げられました(PDF)。
好調な雇用統計を受けて米国の長期金利が急上昇し相場は荒れ模様ですが、国内外の株式に関しては昨年末比だとまだ黒字のようです。
来週はどうなるかわかりませんけれども、慌てて売買しても、底値で売って高値で買い戻すような悲惨な結果になりかねないですよね。ダブルパンチは遠慮したいです。
NISA口座
2018年2月2日現在 |
「先週末比損益」は4万7千円弱のマイナスでした。来週は一気にマイナス幅が増えそうで怖いです。
今年から既存の一般NISAから、つみたてNISAに切り替えています。
『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』と『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』を積み立て中です。
個人型確定拠出年金(iDeCo)の新興国株式インデックスファンドは信託報酬(運用管理費用)が若干割高なので、つみたてNISAの新興国株式の割合を増やすことにしました。
20年間、積み立てを継続できれば、先進国株式に約600万円(毎月24,900円 1月のみボーナス400円)、新興国株式に約200万円(毎月8,400円)を投資する計算になります。
保有している投資信託の主な銘柄は2018年1月末NISA口座の記事の通りです。
個人型確定拠出年金(iDeCo)と特定口座と合算して株式インデックスファンドとバランスファンドの比率が2対1になるように投資していましたが、種類の増えすぎた投資信託を少しずつ整理していく予定です。
今週の記事
レオスは報道ではリップサービスなのか藤野英人社長が景気の良い話をすることも多いようですが、実際の『ひふみ投信』の運用は慎重に段階を踏みながら進めている印象を受けます。今週の記事
・レオス『ひふみ投信』今後は海外株の組入比率の上限を15~20%とし中国株やインド株にも投資
・EXE-iつみたてグローバル株式や楽天・全世界株式より低コスト!EXE-iつみたて先進国株式+新興国株式の特徴と実績は?
・EXE-iつみたて先進国+新興国株式を楽天・全世界株式やeMAXIS Slim先進国+国内+新興国株式と比較 新興国株式市場の成長を先取りする?
・2018年1月末NISA口座 先進国株式投信やひふみプラス、世界経済IF(株)、8資産均等型等に投資
・2018年1月末個人型確定拠出年金(iDeCo)と特定口座 ジェイリバイブや米国株投信、世界経済インデックスファンド等に投資
・信託報酬引き下げ!『iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド』をiFree S&P500・NYダウ、楽天・全米株式、先進国株式等と比較
過去記事の紹介
・『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』をひふみプラスと楽天・全米株式、iFree S&P500の組み合わせと比較
・『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』を野村つみたて外国株投信とeMAXIS Slimやひふみプラスの組み合わせと比較
・世界のバイオ医薬品銘柄に投資『iTrustバイオ』の特徴は?たわらノーロード先進国株式等と比較
・『eMAXIS JPX日経中小型インデックス』は「eMAXIS Slim 国内株式」や「ひふみ」より好成績?
・『iFree S&P500インデックス』の純資産総額がi-mizuho米国株式を逆転 両者の成績は?
・金融庁が「つみたてNISA対象商品届出一覧」公表 各指数で信託報酬が最安値の投資信託は?
・『楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド』の出足の成績を楽天・全米株式、SMT米国株配当貴族、iFree S&P500・NYダウと比較
・『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の出足の成績をiFree S&P500・NYダウ、SMT米国株配当貴族等と比較
・『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』出足の成績は最下位!?競合する全世界株式投信と比較
・『EXE-i つみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド』の出足の成績を楽天・全世界株式や野村つみたて外国株等と比較
・eMAXIS Slim 先進国、国内、新興国株式の組み合わせを楽天やEXE-iつみたて等の全世界株式と比較
・『楽天・新興国株式インデックス・ファンド』の出足の成績は?EXE-iつみたて、eMAXIS Slim、iTrustと比較
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