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2018年8月のSBI証券の月間積立設定件数ランキング(つみたてNISA)でベスト10のうち6~10位の投資信託について、特徴と運用実績を簡単にまとめてみました(1~5位はこちらの記事)。つみたてNISAの概要については金融庁のWEBサイトでも解説されています。
SBI証券つみたてNISAランキング
SBI証券の月間積立設定件数ランキング(つみたてNISA)の6~10位は下記の通りです(2018年8月1日~同年8月31日)。6位(前回6位→)eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
世界の株式、債券、REIT(不動産投資信託証券)に分散投資
7位(前回8位↑)<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
国内の株式(TOPIX構成銘柄)に投資
8位(前回9位↑)eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
新興国の株式(大型株と中型株)に投資
9位(前回7位↓)ニッセイ日経225インデックスファンド
国内の株式(日経平均株価採用銘柄)に投資
10位(前回10位→)楽天・全世界株式インデックス・ファンド
世界の株式(大型株~小型株)に投資
運用実績は下の表の通りです。資産クラスの近いものを比較しやすいよう並び替えています。
2018年8月31日現在 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
各投資信託の特徴は下の記事を参考にしてください。
・8資産均等型バランスファンドと先進国株式を組み合わせた場合の運用実績やリターンとリスクの水準は?
・eMAXIS Slim 先進国、国内、新興国株式の組み合わせを楽天やEXE-iつみたて等の全世界株式と比較
・信託報酬率引き下げ!<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均の実績は?たわら、eMAXIS Slim、ひふみと比較
インデックスファンド等の値動き
2018年8月31日現在 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
世界銀行によると2017年にインドのGDP(国内総生産)がフランスを抜いて世界6位になったそうです。5位のイギリスとの差はわずかで2018年中に逆転すると予想されています。
新興国株式インデックスファンドに占めるインドの比率は9%前後ですが、GDPの伸びが直接、株価に反映されるわけではないのが投資の難しいところでしょうか。
株式市場の時価総額がGDPに見合った規模に成長するまでには、政治経済体制の安定や投資環境の整備などが欠かせないでしょうし、ある程度、長い目で見守ることが必要かもしれませんね。
投資環境が整備されれば新興国も先進国に格上げされるし、そもそも先進国の企業も新興国に進出しているのだから、リスクの高い新興国株式は不要では?という合理的な意見もあって悩まされるところですが(苦笑)。
毎週更新
・『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』の出足の成績は?競合する全世界株式投信と比較(EXE-i つみたて、eMAXIS Slim、野村ほか)・eMAXIS Slim 先進国、国内、新興国株式の組み合わせを楽天やEXE-iつみたて等の全世界株式と比較
・『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の出足の成績を楽天・米国高配当株式、iFree S&P500・NYダウ、iFreeNEXT FANG+、SMT米国株配当貴族等と比較
・『楽天・新興国株式インデックス・ファンド』の出足の成績は?EXE-iつみたて、eMAXIS Slim、iFree、iTrustと比較
NISA口座ほか
2018年8月31日現在 |
アメリカが中国に制裁関税の第3弾を発動すると、また来週は荒れ模様になりそう?
9月は株価が落ち込みやすいというアノマリー(理論に基づかない経験則)があるそうですが、日米通商協議の行方も心配ですね。
積立投資ならコツコツと安値を拾っていくのがいいかもしれませんね。
投資金額がふくらんでくると不安な時はいったん退避すべきか悩みますが、タイミングよく売買するのは難しいですよね。
仮にまとまった金額を現金に換えて、また時間をかけて積み立てていくとしたら、結局、元の買値より買い戻した金額の方が高くなってしまうのでは、という疑問もあります。
リスク資産と安全資産の比率をあらかじめ設定して、年に1度(金額が大きくなってきたら半年に1度くらい)リバランスするというのが、やはり無難でしょうか。
その一方で、前のめりになりすぎていると感じるなら、少しずつリスク資産を減らして自分自身のリスク許容度と相談してみるのも大事なことではないかとも思います。
・2018年8月末NISA、iDeCo、特定口座の損益と投信の月間騰落率は?eMAXIS Slim 先進国株式、iFree NYダウ、ニッセイ日経225、ひふみプラス、世界経済インデックスファンドほか
今週の記事と過去記事のデータ更新
信託報酬率の引き下げが実施された『<購入・換金手数料なし>』シリーズのインデックスファンドの成績をライバルと比較してみました。今週の記事
・信託報酬率引き下げ!<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式の実績は?eMAXIS Slim、たわら、楽天・全世界株式、全米株式等と比較・信託報酬率引き下げ!<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均の実績は?たわら、eMAXIS Slim、ひふみと比較
・信託報酬率引き下げ!<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)と同(8資産均等型)の実績は?
・実績比較「先進国株式+国内株式+新興国株式」eMAXIS Slimと<購入・換金手数料なし>どちらのシリーズが優勢?
・楽天証券で投信積立の楽天カード決済(1%ポイント還元)近日開始!NISAの金融機関変更の注意点は?
・2018年8月末NISA、iDeCo、特定口座の損益と投信の月間騰落率は?eMAXIS Slim 先進国株式、iFree NYダウ、ニッセイ日経225、ひふみプラス、世界経済インデックスファンドほか
過去記事の更新
・インデックス投信『楽天・全世界株式』『楽天・全米株式』毎月1万円ずつ積み立てたら今いくら?・eMAXIS Slim 国内株式、先進国株式、新興国株式をつみたてNISAで毎月1万円ずつ積み立てたら今いくら?
・SBI証券「つみたてNISA取扱商品」株式とバランス型に分類し安い順に並替 楽天・全世界株、全米株もあり
・8資産均等型バランスファンドと先進国株式を組み合わせた場合の運用実績やリターンとリスクの水準は?
・信託報酬0.17%『i-SMT 日経225インデックス(ノーロード)』をニッセイ、たわら、ひふみプラスと比較
・先進国中心の4資産均等型バランスファンド(ニッセイ、つみたて、JP)を8資産均等型や世界経済インデックスファンドと比較 値動きは比較的穏やかだけど純資産総額の伸びは今一つ?
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・<購入・換金手数料なし>シリーズ信託報酬率引き下げ!ニッセイ外国株式の実績をeMAXIS Slimやたわらノーロードと比較 今週の値動きとNISA口座(180826)
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