『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』と『楽天・全米株式インデックス・ファンド』に毎月1万円ずつ積立投資をしたら今いくらになっているのか確認してみました。
投資信託が設定されてすぐ後の2017年10月から積み立てた場合と、「つみたてNISA」の始まった2018年1月から積み立てた場合の評価額を試算しました。
楽天・全世界株式と楽天・全米株式の特徴
『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』は、世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバーした「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。投資対象指数に連動する「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」(VT)が実質的な投資先です。
2019年8月末現在、同ETFは日本を含めた世界の大型株・中型株・小型株、合わせて8,158銘柄を組み入れています。
投資信託を保有中の運用管理費用(年率)は税込0.222%程度です。
2019年8月末現在(同年9月末月報より) |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド 2019年8月末現在(同年9月末月報より) |
『楽天・全米株式インデックス・ファンド』は、米国株式市場の投資可能な銘柄のほぼ100%をカバーした「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。
投資対象指数に連動する「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」(VTI)が実質的な投資先です。
2019年8月末現在、同ETFは米国の大型株・中型株・小型株、合わせて3,560銘柄を組み入れています。
投資信託を保有中の運用管理費用(年率)は税込0.162%程度です。
2019年8月末現在(同年9月末月報より) |
今回、取り上げた投資信託は、原則として為替リスクを回避するための為替ヘッジを行いません。信託期間は無期限です。
楽天・全世界株式と楽天・全米株式の積立投資の成績
『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』と『楽天・全米株式インデックス・ファンド』(ともに2017年9月29日設定)を運用開始からすぐ後の2017年10月から積み立てた場合の成績は下の表の通りです。毎月1日を積立日にしています(約定日は翌営業日)。1日が休日の場合は後ずれします。
端数は四捨五入しています 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
「つみたてNISA」の開始に合わせて2018年1月から積み立てを始めた場合の成績は下の表の通りです。
端数は四捨五入しています 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
積立日による影響は下の記事を参考にしてください。
・積立日で成績は変わる?毎月1日、10日、20日の場合を比較『楽天・全世界株式』『楽天・全米株式』ほか 投信積立(楽天カード決済)の積立日は毎月1日
まとめ(積立投資のメリットとデメリット)
運用開始からすぐ後の2017年10月から毎月1万円ずつ積み立てた場合、2019年10月24日現在、25万円の投資額に対して評価額は『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』が260,778円(+4.31%)、『楽天・全米株式インデックス・ファンド』が269,719円の含み益(+7.89%)です。「つみたてNISA」の開始に合わせて2018年1月から毎月1万円ずつ積み立てた場合、2019年10月24日現在、22万円の投資額に対して評価額は『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』が229,359円(+4.25%)、『楽天・全米株式インデックス・ファンド』が235,757円(+7.16%)です。
毎年20年間の非課税投資枠が設定される「つみたてNISA」のように長期で積立投資をするならゴールまだずっと先ですね。
タイミングを読まない積立投資は一括投資に比べ機会損失になる欠点もありますが、少額から始められリスク資産の値動きに少しずつ慣れていけるメリットもあります。
下の図表は金融庁の「つみたてNISA早わかりガイドブック」の4ページから、定額の積立投資について引用したものです。
出典:金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」 4ページより http://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/assets/pdf/tsumitate_guidebook.pdf |
相場が低迷して投資信託の基準価額が安い時は、その分、口数を多く買えるチャンスでもあります。
預貯金等の安全資産をしっかり確保しながら、無理のない範囲でコツコツと積み立てを継続していきたいですね。
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米国株式インデックスファンドの特徴と運用実績の比較は下の記事を参考にしてください。
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