転がる雪だるまのように少しずつ大きくなる? |
先日、NISA口座や個人型確定拠出年金(iDeCo)、それに特定口座も合わせると投資信託の含み益が150万円になりました。
2010年に初めて投資信託を少額買ってから8年目、NISAで本格的に(?)積立投資を始めて3年と10か月目です。
2018年から始まる「つみたてNISA」で、インデックス投信を中心にした積立投資の認知度がもっと上がるといいですね。
去年(2016年)は赤字続きでした
2016年NISA口座 各月の月末の含み損益 |
チャイナショックやイギリスのEU離脱騒動のあった2016年のNISA口座は1月から10月までずっと赤字でした。
・積立投資は赤字のほうがうまくいく?波乱の相場で赤字続きだった2016年NISAの積立投資を振り返る
毎月の積立額以上に含み損が増えて、積み立てているのに評価額がむしろ減っていくなんていうこともありました。
2017年のNISA口座は逆に順調すぎて高値づかみになっていそうで怖いです。
2017年NISA口座 各月の月末の含み損益 |
リスク資産の内訳は
先進国株式を中心にしたインデックス投信と債券を含むバランス投信を2:1くらいの比率で持っていて、株式や外貨建ての海外資産の割合がかなり高めです。リスク資産内訳(NISA、iDeCo、特定口座)2017年10月2日現在 |
株式相場が調整したり為替相場が円高に振れたりすると、またあっという間に赤字に逆戻りになりそうです。
リスク資産内訳(NISA、iDeCo、特定口座)2017年10月2日現在 |
この表はリスク資産の内訳をもう少し詳しくまとめたものですが、投資信託によって投資していた時期が違うので各投信の損益を比べるのには不向きです。
インデックス投信を使った積立投資のありがたみ
正直、NISA(少額投資非課税制度)があと2,3年早く始まっていればよかったのにと思うこともあります(苦笑)。理屈の上では、積立投資は機会損失になる可能性もあり、一括投資の方が合理的です。とはいえ、元本が保証された預貯金等の安全資産と違って、投資信託等のリスク資産は毎日、価格が変動します。預貯金や個人向け国債くらいしか経験がなかったのに、いきなりリスク資産にまとまった金額を投資していたら値動きの大きさに怖くなって、きっと含み損のまま、あっという間に解約していたでしょうね。
2018年から始める「つみたてNISA」では、少額からの積立投資が想定されています。インデックス投信であれば手軽に世界中の資産に分散投資ができて、世界経済の成長の恩恵を受けることが可能です。
積立投資で少しずつリスク資産の値動きに慣れていけば、転がしている雪だるまが大きくなるように自然と資産形成ができているかもしれませんね。
つみたてNISAガイドブックほか
・「つみたて NISA」1 万人認知度調査の結果について(PDF)上記の三菱UFJ国際投信の調査だと「つみたてNISA」の認知度はまだ2割くらいのようです。
その一方で、「つみたてNISA」を知らないと答えた人でも、「漠然として何をどうしたらよいかわからない」としつつも「将来のために資産運用をしたほうがいい」と考えている人も4割ほどいます(複数回答)。
「つみたてNISA」で、うまくきっかけ作りができればいいですね。
2018年から始まる「つみたてNISA」については金融庁のリーフレット(PDF)や「つみたてNISA早わかりガイドブック」(PDF)がわかりやすいです。
制度が導入された背景も含めて詳しく知りたい場合は「導入直前!「つみたてNISA」の制度説明」(PDF)を参照してください。
・Q&A「つみたてNISA」ってどんな制度?投信を毎月買わないとダメ?一般NISAとつみたてNISAは併用できる?
・金融庁が「つみたてNISA対象商品届出一覧」公表 各指数で信託報酬が最安値の投資信託は?
こぼれ話
楽天証券では投資信託をスポット購入でも積み立てでも100円から購入可能です。また楽天グループの「楽天スーパーポイント」(期間限定ポイントは除く)で投資信託を購入できるようになりました。
少額かつポイントでお試しできるなら、投資が身近になりますね。手軽に投資できるようになっても将来の運用成績までは保証してくれないので、結果については自己責任という原則は忘れないようにしたいです。
・楽天証券「つみたてNISA取扱商品」株式とバランス型に分類し信託報酬の安い順に並び替えてみました
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