Slider Tag

NISA iDeCo シンプルに投資信託一本で行くなら 先進国株式インデックス投信で攻める?

先進国株式インデックス投信で攻める?(ウォール街の雄牛)
先進国株式インデックス投信で攻める?

にほんブログ村 株ブログ 投資信託へにほんブログ村 投資ブログ 資産運用(投資)へ

※ 記事のデータを更新しました(2018年7月17日現在)。

少子高齢化による財源不足から公的年金の縮小が予想される中、運用益が非課税となるNISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)といった資産形成を促す制度の整備が進んでいます。

なるべく手間をかけずシンプルに投資するとしたら、どんな選択肢があるのか考えてみました。資産の成長を期待するなら外国株式(先進国株式)インデックスファンドが投資の対象になるでしょうか。

NISAを利用する場合、ネット証券なら月あたり最低100円から積み立てできます。iDeCoなら5,000円から積み立てできます。少額から投資を始めることができるので、まとまった資金が用意できなくても、預貯金と同時に積み立てていくことも可能です。

先進国株式インデックスファンドとは?

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 組入上位10業種と組入上位10ヵ国
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
2018年6月末月報より

先進国株式インデックスファンドは、日本を除く先進国の株式市場の値動きに連動した投資成果をめざすファンドです。

ベンチマークとして多くのファンドで採用されている「MSCIコクサイ・インデックス」(円換算ベース)は、北米、欧州、アジア・オセアニア、中東の22ヵ国の大型株と中型株1,321銘柄で構成されています(2018年6月末)。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 組入上位15銘柄
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
2018年6月末月報より

先進国株式インデックスファンドでは多くの国や銘柄に分散投資できるので、個別企業の株に集中投資する場合のように倒産により全損かそれに近い損失を被る可能性は小さいです。ただし、世界的な金融危機が起きると評価額が半減することもあり得ます。

アメリカを中心とする先進国株式インデックスファンドはリーマンショック前の水準を回復し、さらに上値を追っていますが、いざという時に慌てないためにはやはり安全資産(預貯金や個人向け国債)の備えが欠かせないでしょうね。

メリットとデメリット

資産運用の基本は国内外の株式と債券への分散投資です。先進国株式インデックスファンドと安全資産(預貯金や個人向け国債)のシンプルな組み合わせでも、株式と債券、海外資産と国内資産への分散は実現可能です。

先進国株式インデックスファンドは債券を含むバランスファンドにくらべれば値動きは荒くなりがちですから、もし値動きを抑えたいなら投資信託への投資額を控えめにしましょう(期待されるリターンも小さくなります)。

定期的なリバランスをしっかり実行することも大事です。1年の終わりに投資信託が値上がりして相対的に比率が増えていたら投資信託を売って安全資産(預貯金や個人向け国債)を増やします。逆に投資信託が値下がりして比率が減っていたら安全資産を崩して投資信託を買い増しします。投資信託と安全資産を一定の比率に保つことでリスク水準の変動を抑制します。

リバランス

税負担を抑えるなら、相対的に比率の減った側の資産の積み立てを増やして、逆に相対的に比率の増えた側の資産の積み立てを減らす方法もあります。NISAでは一度売却すると非課税投資枠の再利用ができないのでノーセルリバランスのほうがいいでしょうね。iDeCoでは運用益(譲渡益)には課税されません。

どんな基準でインデックスファンドを選んだらいいの?

ファンド選びの基準を3つ挙げるとしたら、コスト運用実績資産規模です。最近、インデックスファンドの一層の低コスト化が進んでいて、後発のファンドのほうが資産規模は小さくてもより低コストなのが悩ましいところでしょうか。

ファンド自体の規模がまだ小さくても継続的に資金の流入していたり、資金を集めて運用しているマザーファンドの規模が大きければ、途中で運用がストップしてしまう恐れは比較的小さいでしょうね。

eMAXIS 先進国株式インデックス、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド、たわらノーロード 先進国株式、iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの費用

上の表のインデックスファンドはどれも購入時や換金時の手数料、信託財産留保額はありません。運用管理費用(信託報酬)は、ファンドを保有している間かかる費用なので年月が重なるとわずかな差でも無視できません。

『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』の運用管理費用は、2018年8月21日に予定されている引き下げ後の数字です(変更前は税抜0.189%)。

『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』の運用管理費用は、2018年7月25日に予定されている引き下げ後の数字です(変更前は税抜0.1095%)。

eMAXIS 先進国株式インデックス、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド、たわらノーロード 先進国株式、iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの運用実績
2018年7月13日現在
過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』は、信託報酬の引き下げを今までに複数回実施しています。

たわらノーロード 先進国株式』は信託報酬は最低水準のファンドには及びませんが、運用成績は安定しています。2017年12月に初めて信託報酬を引き下げました。

iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)』も積極的に信託報酬の引き下げを行っていますが、ライバルにはさまれて純資産総額の伸びは今一つのようです。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』は、既存の『eMAXIS 先進国株式インデックス』よりも信託報酬が引き下げられていて、業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざすことをうたっています。

今回取り上げた投資信託は、為替変動リスクを回避するための為替ヘッジは原則として行いません。信託期限はすべて無期限です。

まとめ

世界経済の成長を取り込みつつ、なるべくシンプルにということであれば、安全資産(預貯金や個人向け国債)と先進国株式インデックスファンドを組み合わせるのがわかりやすいかもしれませんね。

先進国株式インデックスファンドの組入国の1位はアメリカで全体の7割弱を占めているので(2018年6月末時点)、ニュースでアメリカの株価や円とドルの為替相場を見れば、それなりに値動きが想像できるのも利点でしょうか。

NISA iDeCo シンプルに投資信託一本で行くなら 全世界株式インデックス投信で欲張ってみる?

NISA iDeCo シンプルに投資信託一本で行くなら 定番のバランス型投信を選ぶ時のポイントは?




こぼれ話
NISAと違ってiDeCoは金融機関ごとに商品ラインナップが異なっているので、事前の確認が必要です(手数料にも差があります)。

SBI証券SBI証券 iDeCo)は商品数の豊富さが特徴で先進国株式インデックスファンドも複数ありますが、コストの低さで選ぶなら『DCニッセイ外国株式インデックス』になるでしょうか。『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』と同水準の信託報酬率引き下げの実現に期待したいです。


松井証券iDeCo)やマネックス証券は『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』など低廉なインデックスファンドがそろっています。


「eMAXIS Slim」シリーズが利用できる松井証券のiDeCoの主要な投資信託の信託報酬と運用実績は?SBI証券と比較

楽天証券のiDeCoで投資できる先進国株式インデックスファンドは『たわらノーロード 先進国株式』になります。




関連記事
Q&A「つみたてNISA」ってどんな制度?投信を毎月買わないとダメ?一般NISAとつみたてNISAは併用できる?

NISAと個人型確定拠出年金をどう活用する?個人型確定拠出年金は60歳まで解約できない欠点も

現行NISAから積立NISAに切り替えたら保有中の商品はどうなる?証券会社に問い合わせてみました

積立投資は赤字のほうがうまくいく?波乱の相場で赤字続きだった2016年NISAの積立投資を振り返る

インデックスファンドによる積立投資で成果を得るために乗り越えるべき3つのハードルとは?

Home

楽天Kobo個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門【電子書籍】[ 竹川美奈子 ]

Amazon Kindle税金がタダになる、おトクな 「つみたてNISA」「一般NISA」活用入門【電子書籍】[ 竹川美奈子 ]

ブログ村 投資信託
投資信託が話題のブログのリンク集
ブログ村 インデックス投資
インデックス投資が話題のブログのリンク集
ブログ村 資産運用(投資)
資産運用(投資)が話題のブログ集
NISA 人気ブログランキング
NISAが話題のブログ人気ランキング

0 件のコメント