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第3回「楽天証券ファンドアワード」の各部門の最優秀ファンドの費用と実績を簡単にまとめてみました。同アワードは、楽天証券経済研究所が定量評価指数(ファンドスコア)を用いて8部門で3ファンドずつ計24ファンドを選出、その中から楽天証券ユーザーの投票を経て決定されます。
下の表は、国内株式、海外株式、国内債券、海外債券、国内不動産(リート)、海外不動産(リート)、バランス(固定配分)、バランス(可変配分)の8部門の最優秀ファンドをまとめたものです。
最優秀ファンドがアクティブファンドだった場合は、参考としてインデックスファンド(運用期間3年以上)の実績を付記しています。
2018年5月25日現在 過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません |
上記の投資信託のうち、楽天証券では『東京海上・円資産バランスファンド(年1回決算型)』(愛称:円奏会(年1回決算型))のみ買付手数料がかかります(1,000万円未満では税込1.62%、1,000万円以上では税込1.08%)。
騰落率は分配金(税引前)を再投資したものとして計算しています。
過去3年の騰落率では、『三井住友・配当フォーカスオープン』はTOPIX(東証株価指数)連動型のインデックスファンドを大幅に上回る優秀な成績です。
アクティブ運用のマザーファンドを束ねた『三井住友・ライフビュー・バランスファンド』も好調ですね。
ファンドアワードでも活用されている楽天証券ファンドスコアは、「同じ分類に属するファンドと比較して、より効率の高い運用を行ってきたファンド」を絞り込むための指標だそうです。
単純な売れ筋ランキングよりは客観性を期待できるかもしませんね。その一方で、過去の実績は将来の運用成績を保証するものではない、という点には注意が必要でしょうか。
過去の成績が順調でも、投資対象の資産がすでに割高であれば反落もあり得ますよね。
インデックスファンド等の値動き
2018年5月25日現在 過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません |
投信の紹介と資料請求は上のバナーから
米朝首脳会談中止による北朝鮮情勢の不透明感や、米トランプ政権が輸入自動車へ高関税を課すことを検討しているとの報道もあり、投資信託の基準価額は全体的に軟調ですね。
イタリアやスペインの政情不安から、対ドルだけでなく対ユーロでも円高傾向になっていることも赤字が目立つ一因でしょうか。
もっとも、「昨年末比騰落率」のマイナスが続くなら、積立投資にはむしろ追い風かもしれませんね。
・積立投資は赤字のほうがうまくいく?波乱の相場で赤字続きだった2016年NISAの積立投資を振り返る
NISA口座ほか
2018年5月25日現在 |
「先週末比損益」は15万3千円弱のマイナスでした。先週まで8週連続のプラスだったので、調整もやむなしでしょうか。
現在は、つみたてNISAでは『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』と『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』を、iDeCoでは『EXE-i 先進国株式ファンド』と『SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>』をそれぞれ積み立てています。
バランスファンドに含まれる分も合わせると、国内資産への投資割合が目標とする水準(リスク資産全体の1割)を超えているので、『SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>』への積立は来月からしばらくお休みすることになりそうです。
・2018年4月末NISA、iDeCo、特定口座の損益は?eMAXIS Slim 先進国株式、iFree NYダウ、世界経済インデックスファンド、ジェイリバイブ、ひふみプラス等に投資
今週の記事と過去記事のデータ更新
新興国株式投信やバランス投信の記事のほかに、SBI証券と楽天証券のNISA関連の投資信託ランキングをまとめてみました。今週の記事
・『iTrustインド株式』の特徴と運用成績を高成長インド・中型株式ファンドや新興国株式インデックスファンドと比較
・株式重視バランスファンドをつみたてNISAで毎月1万円ずつ積み立てたら今いくら?『DCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)』『SMT 世界経済インデックス・オープン(株式シフト型)』『eMAXIS 最適化バランス(マイ フォワード)』8資産均等型とも比較
・2018年4月SBI証券つみたてNISA人気投信比較1~5位 ひふみプラス、eMAXIS Slim 先進国株式、ニッセイ外国株式、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)、eMAXIS Slim 新興国株式
・2018年4月SBI証券つみたてNISA人気投信比較6~10位 楽天・全米株式、ニッセイTOPIX、楽天・全世界株式、世界経済インデックスファンド、ニッセイ日経225
・2018年4月楽天証券NISAランキング人気投信比較1~5位 ひふみプラス、楽天・全世界株式、ニッセイ外国株式、eMAXIS Slim 先進国株式、楽天・全米株式
・2018年4月楽天証券NISAランキング人気投信比較6~10位 eMAXIS Slim 新興国株式、ニッセイ日経225、ベトナム成長株、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)、ニッセイTOPIX
過去記事の更新
・NISAで毎年年初に一括投資 ひふみ投信やひふみプラスがインデックスファンドに圧勝だけど…
・『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』よりEXE-iつみたてや楽天・バンガードは値動きが激しい?
・高成長の新興企業に投資『MHAM新興成長株オープン』をジェイリバイブやひふみプラス等と比較
・『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』をeMAXIS Slimやひふみプラスの組み合わせと比較
・『EXE-i つみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド』をeMAXIS Slimやひふみプラスの組み合わせと比較
毎週更新
・『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』の出足の成績は?競合する全世界株式投信と比較(EXE-i つみたて、eMAXIS Slim、野村ほか)
・eMAXIS Slim 先進国、国内、新興国株式の組み合わせを楽天やEXE-iつみたて等の全世界株式と比較
・『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の出足の成績を楽天・米国高配当株式、iFree S&P500・NYダウ、iFreeNEXT FANG+、SMT米国株配当貴族等と比較
・『楽天・新興国株式インデックス・ファンド』の出足の成績は?EXE-iつみたて、eMAXIS Slim、iFree、iTrustと比較
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