『世界経済インデックスファンド』とアクティブ運用の『ひふみプラス』を組み合わせた場合の運用実績を確認してみました。
投資信託の特徴は?
『世界経済インデックスファンド』は、日本を含む世界の株式と債券に分散投資します。世界経済に占める各地域のGDPシェアの変化に応じて、原則として年1回、地域別構成比の見直しを行う場合があります。
2018年2月末現在 |
『ひふみプラス』は、長期的な将来価値に対して市場価値が割安と考えられる成長企業に選別投資します。
直販の『ひふみ投信』と同じマザーファンドを通じて運用されています。
2018年4月末月報より |
今回取り上げた投資信託は外貨建資産の為替ヘッジを原則として行いません。信託期間は無期限です。
『世界経済インデックスファンド』と『ひふみプラス』を50%:50%で組み合わせた場合の資産配分は下記の通りです。
世界経済インデックスファンド 50%:ひふみプラス 50% |
投資信託の費用は?
購入時手数料は上限の数字で販売会社によって異なり、ネット証券など無料の場合もあります。
『ひふみプラス』の運用管理費用(年率)は純資産総額500億円までは税抜0.98%、500億円を超える部分は税抜0.88%、1,000億円を超える部分は税抜0.78%です。
投資信託の運用実績は?
2018年5月31日現在 過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません |
人気の『ひふみプラス』ですが、純資産総額が大きくなると中小型株に比べ成長性の劣る大型株の比率を上げざるを得なくなり、これまでのようなパフォーマンスを維持するのが難しくなるのでは、と心配する声も聞かれます。
『ひふみプラス』は国内の大型株の成長力不足を補うため、最近、海外株の比率を少しずつ増やしています。
まとめ
『ひふみプラス』の過去の成績が極めて良好なのは、世界的な金融緩和やアベノミクスの恩恵もあるでしょうか。金融正常化にともなって株式市場への逆風が強まると、国内外の株式と債券への分散投資という定石に従ったバランスファンドが改めて見直される場面もあるかもしれないですね。
・8資産均等型バランスファンドと『ひふみプラス』を組み合わせた場合の運用実績は?
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