

今、話題の自動運転や電気自動車をテーマにした『eMAXIS Neo 自動運転』や『iFreeActive EV』の運用実績を米国株式および全世界株式インデックスファンドと比較してみました。
比較の対象は『iFreeNEXT FANG+インデックス』、『iFreeNEXT NASDAQ100インデックス』、『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』です。
eMAXIS Neo 自動運転・iFreeActive EVほか特徴
『eMAXIS Neo 自動運転』(三菱UFJ国際投信)は、米国に上場している世界各国の自動運転関連企業の株式等を対象にした「S&P Kensho Autonomous Vehicles Index」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。投資信託を保有中の運用管理費用(年率)は税込0.792%(税抜0.72%)です。信託期間は無期限です。
アクティブ運用の『iFreeActive EV』(大和AM)は、日本を含む世界の「EV(電気自動車)」関連株式に投資します。
運用管理費用(年率)は税込1.221%(税抜1.11%)です。信託期間は2028年1月28日までです。
『iFreeNEXT FANG+インデックス』(大和AM)は、次世代テクノロジーをベースに大きな影響力を持つ著名企業を対象にした「NYSE FANG+指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。
同指数はフェイスブック、アップル、アマゾン・ドット・コム、ネットフリックス、グーグル(アルファベット)、アリババ、バイドゥ、エヌビディア、テスラ、マイクロソフトの10社に等金額投資したポートフォリオで構成されています。
四半期(3・6・9・12月)ごとに等金額となるようリバランスを行ないます。2018年10月24日に証券投資信託約款が変更されて信託期間は無期限になりました。
運用管理費用(年率)は税込0.7755%(税抜0.705%)です。
『iFreeNEXT NASDAQ100インデックス』(大和AM)は、「NASDAQ100指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。
NASDAQ(ナスダック)は米国にある世界最大の新興企業向けの株式市場です。米国以外の企業を含みハイテク関連銘柄の比率が高いのが特徴です。「NASDAQ100指数」は時価総額上位100銘柄(金融銘柄を除く)で構成されています。
運用管理費用(年率)は税込0.495%(税抜0.45%)です。信託期間は無期限です。
『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』(三菱UFJ国際投信)は、日本を含む世界の株式市場を対象にした「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。
運用管理費用(年率)は税込0.1144%(税抜0.104%)以内です。信託期間は無期限です。
今回、取り上げた投資信託は原則として為替ヘッジは行いません。
eMAXIS Neo 自動運転ほか成績(チャートと騰落率)
下のチャートは後発の『eMAXIS Neo 自動運転』設定来2年11ヵ月弱の期間(2019年5月28日~2022年4月18日)で基準価額の推移を比べたものです。比較しやすいよう起点の基準価額を1万円に統一しています。
騰落率の比較は下の表の通りです(2022年4月18日現在)。
コロナショック時の下落率は2020年2月の天井から3月の底までの数字(eMAXIS Neo 自動運転は2020年2月13日~3月19日、iFreeActive EVは2020年2月21日~3月19日、FANG+とNASDAQ100は2月20日~3月17日、全世界株式は2月21日~3月24日)の数字、設定来騰落率は2年11ヵ月弱の数字です。
直近の株式市場は米国の利上げペースの早まりに対する警戒感から不安定な値動きになっています。
リスクやシャープレシオ(リスク調整のリターン)については『eMAXIS Neo 自動運転』、『iFreeActive EV』、『iFreeNEXT FANG+インデックス』、『iFreeNEXT NASDAQ100インデックス』、『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』、各リンク先の楽天証券の「リスクリターン(税引前)詳細」を参考にしてください。
eMAXIS Neo 自動運転、iFreeActive EV まとめ
・「EVシフト」と併走して加速する『自動運転』開発(三井住友DSAM)■「EVシフト」により『自動運転』はより安全に、そして『自動運転』によりEVは更にエコになっていくため、2つの流れは相乗効果で加速していくことになりそうです。
■『自動運転』のレベルが上がるにつれてシステムも高度化していきますが、レベル4以降の『自動運転』では緊急時でもシステムが対応するため、人工知能(AI)を含む高度なコンピューターが必要となります。このため、今後は自動車業界の付加価値(利益)が、高度な演算を行うソフトウェアや高性能の半導体にシフトする可能性が指摘されています。
■こうした状況をとらえ、EVや『自動運転』の開発競争には、プラットフォーマーや電機メーカーなど異業種も積極的に参入を表明しており、迎え撃つ完成車メーカーも大規模な開発計画を発表しています。次世代の自動車業界の覇権争いはまさに群雄割拠の様相を呈しており、当面は目の離せない状況が続きそうです。
自動車産業が大きな変革期を迎えていて競争が熾烈になっているからこそ、投資のチャンスに恵まれているという面もあるのかもしれませんね。
・自動運転で提携加速 完成車×部品×新興の企業相関図(日本経済新聞)
ただ、個別株よりはマイルドとはいえ、業種や銘柄を絞り込んだテーマ型投信の激しい値動きについて行けるかというと難易度は高そうです。
マーケットが荒れ模様のときでも厳選された投資先を信じて回復を粘り強く待てるか、損益が改善してきたときに薄利で戻り待ちの売りをせず保有を続けられるか。
ポートフォリオのスパイスとしては大変魅力的ですが、ある程度まとまった金額を投資しようと思ったら相応に胆力も求められますよね。
全世界株式のように幅広く分散されたインデックスファンドでも好調な業種の比率は徐々に伸びていきますから、投資テーマの将来性やリスク許容度に確信が持てないのなら、あせらず長期分散投資に徹するのも堅実な選択でしょうか。
・危機乗り越える世界株投資 夫婦で4000万円目指す(日本経済新聞)
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