過去30年強の全世界株式・先進国株式・新興国株式の年間平均リターン
全世界株式・先進国株式・新興国株式のリターン
「MSCI ACWI Index (JPY)」(PDF)の2022年3月31日時点のデータによれば、全世界株式(MSCI ACWI)・先進国株式(MSCI World)・新興国株式(MSCI Emerging Markets)のリターン(税引前配当再投資)は下記の通りです。1987年12月31日から2022年3月31日までの34年強の年間平均リターンは全世界株式(MSCI ACWI)8.34%・先進国株式(MSCI World)8.48%・新興国株式(MSCI Emerging Markets)10.18%となっています。
年ごとの成績はバラツキが大きい
資産運用には好不調の波がつきものと言われますが、年ごとの成績は年間平均リターンから想像するイメージよりはるかにバラツキが大きくて驚かされます。
全世界株式(MSCI ACWI)の過去5年の成績だけを見ても2021年 32.77%、2020年 10.99%、2019年 26.09%、2018年 -11.30%、2017年 20.37%と年ごとに大きく変動しています。
最近はコロナ禍の大規模な金融緩和(バブル?)の反動が心配されています。2008年のリーマン・ショック時には全世界株式(MSCI ACWI)は-52.81%と大幅なマイナスになっています。
世界の株価は長い目で見れば強気相場と弱気相場を繰り返しながら成長してきましたが、ブレの大きさを考えると余力を残しておくことも大事ですよね。
・危機乗り越える世界株投資 夫婦で4000万円目指す(日本経済新聞)
ちなみにリーマン・ショックの際に株価が回復するまで全世界株式の積立投資を継続していた場合(2008年8月末~2013年2月)、日本経済新聞によると4割ほどの利益が出ていたそうです。
金融引き締めによる株式市場の変調を警戒する声は根強いですが、株価が大きく調整する前にリスク資産を減らそうと思っても適切なタイミングを先読みするのは難易度が高いですよね。一度売ってしまったら再びタイミングよく買い戻す必要があります。
コロナショックやその後の急反発を事前に正確に予測できた人は少ないでしょうから、リスク許容度の範囲内で運用を続けるのがやはり堅実かもしれませんね。
・インデックス投資家の仕事は世界経済の成長を待つこと iDeCo・つみたてNISAの評価額と米国株(S&P500)、先進国株、オール・カントリー、8資産均等型などの実績
IMF世界経済見通し 戦争が物価を上昇させ景気回復を遅らせる
インデックスファンド等の値動き
・世界経済見通し 2022年4月 戦争が経済回復を抑制する(IMF 国際通貨基金)
世界経済成長率は2021年の推計6.1%から減速して、2022年と2023年は3.6%となる見込みだ。それぞれ、今年1月の予測から0.8%ポイントと0.2%ポイント下方改定された。2023年よりも先については、中期的に見て、世界経済の成長率が約3.3%の水準まで低下すると予測されている。戦争が主な要因で一次産品が値上がりし、物価圧力は広範囲に広がっている。
・IMFは世界経済の成長率見通しを下方修正、パンデミックからの回復は紛争による物価上昇に妨げられる(PDF/アセットマネジメントOne)
IMFは2022年の世界経済の成長率見通しを下方修正。ウクライナ紛争に伴うインフレの高進や、その抑制を目的とした各国中銀の金融引き締め政策が主な要因。
今後の世界経済見通しは不確実性が高く、下振れ余地が大きいと指摘。
先行きの不透明感から心配の種は尽きませんが思い通りにならないことであれこれ悩むより、積立の途中なら目標とする資産配分までリスク資産を積み上げていく。目標とする資産配分に達したのなら定期的にリバランスしてリスク水準を一定に保つ。
自分でコントロールできることに取り組んだら、後は時間が解決してくるのを待つ。そのくらいの開き直りも長期運用には必要かもしれないですね。
楽天・全世界株式/楽天・全米株式 設定来のチャート
『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』と『楽天・全米株式インデックス・ファンド』設定来の基準価額の推移(2017年9月29日~2022年4月22日)は下記の通りです。・【毎週更新】『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(3地域均等型)(除く日本)、8資産均等型バランス等と比較・評価
・【毎週更新】『楽天・全米株式インデックス・ファンド』楽天・米国高配当株式、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、iFree NYダウ、iFreeNEXT NASDAQ100/FANG+、SMT 米国株配当貴族と比較・評価
『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』と『楽天・全米株式インデックス・ファンド』に半分ずつ投資した成績は下の記事を参考にしてください。
・『楽天・全米株式インデックス・ファンド』『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』半分ずつ投資した実績を評価
ふるさと納税
ふるさと納税制度
総務省の「よくわかる!ふるさと納税」によれば、ふるさと納税制度は「生まれ育ったふるさとに貢献できる制度」、「自分の意思で応援したい自治体を選ぶことができる制度」として創設されたそうです。都道府県、市区町村への「寄附」であり、原則として自己負担額の2,000円を除いた全額が所得税や住民税の控除の対象になります。寄附金は地域の取り組みに活用され(活用事例)、多くの自治体が寄附のお礼として地域の名産品などを送っています。
楽天市場で人気のふるさと納税
神奈川県 綾瀬市デスクトップパソコン Windows 11 Home Core i5-12400 メモリ8GB SSD240GB
宮崎県 高鍋町
カメラ EOS Kiss M2 (ホワイト)・レンズキット
群馬県 昭和村
キヤノン インクジェット複合機 PIXUS TS8530(ホワイト)
ふるさと納税を活用すれば「10,000円の寄附をして、8,000円の控除」というように実質2,000円の負担で地域に貢献でき、お礼の品を受け取ることができます。
ふるさと納税で控除(還付)される金額の上限は年収や家族構成によって異なります。総務省のWEBサイトでは、給与収入と家族構成、寄附金額を入力して、寄附金控除額を試算するエクセルのシートも用意されています。
・全額控除されるふるさと納税額(年間上限)の目安(総務省)
制度の詳細は総務省の「よくわかる!ふるさと納税」等で確認をお願いします。
【楽天ブックス】マンガ お金は寝かせて増やしなさい [ 水瀬ケンイチ ]
ブログ村 投資信託
投資信託が話題のブログ
ブログ村 インデックス投資
インデックス投資が話題のブログ
ブログ村 米国株
米国株が話題のブログ
0 件のコメント:
コメントを投稿