2018年11月末NISA、iDeCo、特定口座の損益は? |
2018年11月末現在のNISA、iDeCo、特定口座の損益について簡単にまとめてみました。
最初に2018年11月の投資信託の月間騰落率を確認します(一部保有していない投資信託も含まれます)。
投資していた時期が異なるので投資信託自体の値動きと口座の損益は別物である点に注意してください。
NISA(少額投資非課税制度)の仕組みや活用の仕方は、金融庁が「NISA特設ウェブサイト」で解説しています。
個人型確定拠出年金(iDeCo)については、国民年金基金連合会の「イデコ公式サイト」が参考になります。パンフレットもダウンロードできます。
2018年11月まとめ
米国の中間選挙は上院は共和党、下院は民主党が過半数を制し「ねじれ議会」となったものの、事前の予想通りの結果でした。世界的な景気減速懸念からハイテク株を中心に株価が下落する場面もありましたが、米国の年末商戦や米中首脳会談への期待感から株式市場は反発しています。
米国の中央銀行にあたるFRBの議長が利上げに慎重な姿勢を示したことも株価に追い風になりました。
2018年11月30日現在 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』は設定から1年未満のため、過去1年騰落率は同じ指数(「MSCI ACWI」)に連動する『全世界株式インデックス・ファンド』の数字で代用しています。
2018年11月の月間騰落率(2018年10月末~同年11月末)は、2018年10月の大幅マイナスの反動もあってか、すべてプラスになっています。特に『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』(+6.78%)のプラス幅が大きいです。
同ファンドの過去1年騰落率(ー8.25%)は最下位なだけに、もうしばらく反発局面が続ていくれると嬉しいですよね。
2018年11月末時点での積立投資の成績は下の記事を参考にしてください。
・eMAXIS Slim 国内株式、先進国株式、新興国株式をつみたてNISAで毎月1万円ずつ積み立てたら今いくら?
保有投信の地域別比率と損益(NISA、iDeCo、特定口座合算)
2018年11月30日現在 |
特定口座のインデックスファンドのうち先進国株式と米国株式の一部を解約して、『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』に乗り換えました。
依然として先進国への投資割合が高いので、運用実績は良くも悪くも先進国株式インデックスファンドの成績にほぼ連動しています。
2018年11月30日現在 |
積み立てる時の口数や計算する時の金額が四捨五入されているので多少の誤差があります。購入していた時期が違うので、投資信託同士の成績を比較するのには向きません。
現在は、つみたてNISAでは『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』と『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』を積み立てています。
NISAとiDeCoはSBI証券で開設していて、特定口座はSBI証券と楽天証券の両方を利用しています。楽天証券は楽天市場のポイントでも投資信託を購入できるのが嬉しいです。
楽天証券は投資信託を積み立てる際に楽天カード決済でポイント還元を受けられるという話があり、つみたてNISAを来年からは楽天証券に変更する予定です(iDeCoはカード決済に非対応)。
・楽天証券で投信積立の楽天カード決済(1%ポイント還元)近日開始!NISAの金融機関変更の注意点は?
SBI証券のiDeCoに2018年11月から新プランが導入されましたが、プラン変更に2~3ヵ月かかることもあり、当面は旧プランのままで様子を見ようと思っていたのですが……。
2018年12月19日に設定される予定の『DCニッセイ新興国株式インデックス』の信託報酬が税抜0.290%と、『<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド』(税抜189%)より割高でした。
ニッセイアセットマネジメントは残念ながらDC向けファンドの信託報酬引き下げには消極的かもしれません。『DCニッセイ外国株式インデックス』が割高なまま放置されかねない可能性を考えると、新しいセレクトプランに変更したほうがいいのかなと。
・eMAXIS Slimにも投資可能!SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)に新プラン登場 商品ラインナップと主な商品の実績は?
こぼれ話
楽天証券ではスポット購入でも積み立てでも投資信託を100円から購入できます。また楽天グループの楽天スーパーポイント(期間限定ポイントは除く)でも投資信託を購入可能です。
少額かつポイントでお試しできるなら、投資が身近になりますね。手軽に投資できるようになっても将来の運用成績までは保証してくれないので、結果については自己責任という原則は忘れないようにしたいです。
・楽天証券の投資信託ポイント買付サービスとは?楽天スーパーポイントで購入の投信が1万円に届きそう
・楽天証券「つみたてNISA取扱商品」株式とバランス型に分類し信託報酬の安い順に並び替えてみました
関連記事
・運用金額が大きくなったら全世界株式インデックスファンドからバランスファンドに乗換もあり?8資産均等型と実績やリターン・リスクの水準を比較
・安全策として先進国株式インデックスファンドからバランスファンドに乗換もあり?4資産及び6資産均等型と実績やリターン・リスク水準を比較
・書評『お金は寝かせて増やしなさい』(水瀬ケンイチ)株式市場が軟調で先行きが不安な人にこそ読んで欲しい?
・書評『3000万円をつくる投資信託術』(竹川美奈子)『毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術』(カン・チュンド)基本が大事?
【楽天Kobo】個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門【電子書籍】[ 竹川美奈子 ]
【Amazon Kindle】税金がタダになる、おトクな 「つみたてNISA」「一般NISA」活用入門【電子書籍】[ 竹川美奈子 ]
ブログ村 投資信託
投資信託が話題のブログ
ブログ村 インデックス投資
インデックス投資が話題のブログ
ブログ村 米国株
米国株が話題のブログ
0 件のコメント:
コメントを投稿