投資を始めるきっかけになった本を時々再読しています。
基本が大事?
何千万円という大きな金額を聞くと、つい株式市場で一山あてて、なんていう話かと身構えてしまいますが、さにあらず。
目標とする金額は違いますが、どちらも、市場平均を目指す比較的低コストなインデックスファンドを使って、日本だけでなく先進国も新興国も含めて世界中の株や債券に(地域と資産の分散)、長期でコツコツと積立投資(時間の分散)をしようという趣旨の本でした。
分散を意識していれば大儲けはできないかもしれないけれど、大きく損することもないだろうということですね。
金融庁「導入直前!「つみたてNISA」の制度説明」7ページより引用 http://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20170614-2/13.pdf |
ほかに留意すべき点として挙げられているのは、まとまった額の生活防衛資金をちゃんと確保すること。
目標金額や退職の時期を意識して漫然と投資せず、リスクを取る必要がなくなれば投資信託を解約するなり、年齢に応じて徐々にリスク資産の割合を減らしていく、ということ。
投資の対象となる社会の経済活動に終わりはないものの、個人の人生には限りがある以上、出口戦略もしっかり考えるべきですよね。
今みたいに株式市場の先行きが不透明だと、積立投資を続けるのに不安になることもあるかと思います。
基本に立ち返って投資を始めるきっかけになった本を再読すると、励まされますね。
資産運用シミュレーション
金融庁の資産運用シミュレーション「何年間積み立てる?」で試算すると、以下のような結果になります。あくまでシミュレーションであって将来の運用成績を保証するものではない点に注意してください。
想定利回り(年率)5%の場合
目標金額3,000万円
毎月の積立額 3万円 必要な積立期間 32年11ヶ月(元本1185.0万円 運用収益1815.7万円)
毎月の積立額 5万円 必要な積立期間 25年2ヶ月
(元本1510.0万円 運用収益1502.4万円)
目標金額7,000万円
毎月の積立額 5万円 必要な積立期間 38年7ヶ月(元本2315.0万円 運用収益4712.5万円)
毎月の積立額 10万円 必要な積立期間 27年5ヶ月
(元本3290.0万円 運用収益3735.8万円)
・書評『お金は寝かせて増やしなさい』(水瀬ケンイチ)株式市場が軟調で先行きが不安な人にこそ読んで欲しい?
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