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ニッセイAMはDC向けファンドの信託報酬引き下げに消極的?
SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)に2018年11月から新プランが導入されましたが、プラン変更に伴う年金資産の移換に2~3ヵ月かかることもあり、当面は旧プランのままで様子を見ようと思っていたのですが……。2018年12月19日に設定される予定の『DCニッセイ新興国株式インデックス』の運用管理費用(信託報酬)が税抜0.290%と、『<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド』(税抜189%)より割高でした。
ニッセイアセットマネジメントは競争原理の働きにくい確定拠出年金(DC)向けファンドの信託報酬率の引き下げには残念ながら消極的なのかもしれません。
『DCニッセイ外国株式インデックス』が割高なまま放置されかねない可能性を考えると、最低水準の運用コストをうたった『eMAXIS Slim』シリーズのラインナップされた新しいセレクトプランに変更を検討したほうがいいのかなと。
SBI証券iDeCoのセレクトプランへの変更手続き
プラン変更手数料は無料です。1.SBI証券のWEBサイト、iDeCo「各種変更手続き(加入者向け)」のうち、ケース「プラン変更」から資料請求を行います。
2.「プラン変更届」の下記の項目を記入して免許証のコピー等の本人確認書類と一緒に返送します。
加入者ID(加入時に届く「ID及び初期パスワードのお知らせ」に記載)、基礎年金番号、氏名、住所、生年月日、性別、連絡先電話番号、変更するプランの選択
3.プラン変更届が毎月1~5日までにSBI証券に受領された場合は、翌月中旬にIDとパスワード発行され、翌月26日より引き落とされる掛金から新プランで運用できます(毎月6日~月末に受領された場合は翌々月)。
例1)12月5日に書類をSBI証券が受領した場合、1月26日の引き落とし分から新プランでの運用が可能になります。
例2)12月6日に書類をSBI証券が受領した場合は、2月26日の引き落とし分から新プランでの運用が可能になります。
プラン変更の注意点
現在のプランで運用している年金資産は、新プランでのID発効後に一旦現金化され、プラン変更届の締め日(毎月5日)から2~3か月後に移換されます。事前に掛金の配分設定が必要です。配分設定は拠出日(掛金引落日の12営業日後)の前日までに利用者サイトで行う必要があります。
・eMAXIS Slimにも投資可能!SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)に新プラン登場 商品ラインナップと主な商品の実績は?
ふるさと納税
ふるさと納税制度
総務省の「よくわかる!ふるさと納税」によれば、ふるさと納税制度は「生まれ育ったふるさとに貢献できる制度」、「自分の意思で応援したい自治体を選ぶことができる制度」として創設されたそうです。都道府県、市区町村への「寄附」であり、原則として自己負担額の2,000円を除いた全額が所得税や住民税の控除の対象になります。寄附金は地域の取り組みに活用され(活用事例)、多くの自治体が寄附のお礼として地域の名産品などを送っています。
楽天市場で人気の返礼品ベスト3
2018年12月2日夜のお米人気ベスト3は以下の通りです。1位
2位
3位
ふるさと納税を活用すれば「50,000円の寄附をして、48,000円の控除」というように実質2,000円の負担で地域に貢献でき、お礼の品を受け取ることができます。
ふるさと納税で控除(還付)される金額の上限は年収や家族構成によって異なります。控除される金額の目安を年収と家族構成から計算できるツールもありますので参考にしてください。
・2018年(平成30年)控除金額シミュレーター(楽天ふるさと納税)
制度の詳細は総務省の「よくわかる!ふるさと納税」等で確認をお願いします。
・よくある質問(総務省)
インデックスファンド等の値動き
2018年11月30日現在 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
・日興AM「利上げ局面の終了が視野に入りつつある米国~来年、利上げ休止や終了の可能性も~」(PDF)
・UBS「中国レポート:「知財」強国への道、保護とイノベーション」(PDF)
・三井住友AM「増益予想の一方、上値の重い欧州株式市場」(PDF)
G20に合わせて行われた米中首脳会談では、来年1月から予定されていた中国への追加関税を90日猶予し貿易問題で協議を続けることになったようです。
期限内に知的財産権の侵害や外国企業への技術移転の強要、サイバー攻撃などの改善策を合意できるのか、難しい交渉になりそうですね。
直近の株価の調整でリスクを取りすぎていたと感じるなら、一時休戦している間がポートフォリオ見直しのチャンスでしょうか。
毎週更新
・eMAXIS Slim 先進国、国内、新興国株式の組み合わせを楽天やSBI等の全世界株式と比較・『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の出足の成績を楽天・米国高配当株式、iFree S&P500・NYダウ、iFreeNEXT FANG+、SMT米国株配当貴族等と比較
NISA口座ほか
2018年11月30日現在 |
「先週末比損益」は30万円弱のプラスでした。保有している投資信託は下記の記事を参考にしてください。
・2018年11月末NISA、iDeCo、特定口座の損益と投信の月間騰落率は?eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、同 先進国株式、iFree NYダウ、ニッセイ日経225、ひふみプラスほか
このまま反発が続いてくれれば嬉しいですが、米中貿易摩擦が小康状態のうちにリスクを取りすぎていないか再点検したほうがいいのかもしれませんね。
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