信託報酬引下げ!実績と実質コスト比較『<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド』『eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)』

2018年7月6日金曜日

国内株式

t f B! P L

にほんブログ村 株ブログ 投資信託へにほんブログ村 投資ブログ 資産運用(投資)へ

信託報酬率の引き下げが発表された『<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド』の運用実績と実質コストを『eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)』と比較してみました。

今日の過去記事の更新
eMAXIS Slim 国内、先進国、新興国株式をつみたてNISAで毎月1万円ずつ積み立てたら今いくら?

信託報酬率の引き下げ

「<購入・換金手数料なし>」シリーズと「eMAXIS Slim」シリーズの信託報酬率の引下げ

・ニッセイアセットマネジメント「<購入・換金手数料なし>シリーズ6ファンドの 信託報酬率引下げ(投資信託約款変更)について」(PDF)

・三菱UFJ国際投信「業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim』信託報酬率の引き下げを実施」(PDF)。

金融庁が「つみたてNISA対象商品届出一覧」公表 各指数で信託報酬が最安値の投資信託は?

楽天証券「つみたてNISA取扱商品」株式とバランス型に分類し信託報酬の安い順に並び替えてみました

SBI証券「つみたてNISA取扱商品」株式とバランス型に分類し安い順に並替 楽天・全世界株、全米株もあり

ニッセイ日経平均インデックスファンドほか特徴

<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド』と『eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)』は、「日経平均株価(日経225)」に連動する投資成果をめざします

2018年5月末月報より

今回、取り上げた投資信託の信託期間は無期限です。

ニッセイ日経平均インデックスファンドほか実質コスト

<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンドとeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)の1万口当たりの費用明細
項目ごとに小数第3位未満は四捨五入
第2期と第1期の運用報告書より

eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)』は決算期間が1年より短いことに注意してください。

下の表は上記の1万口当たりの費用明細に、引き下げ後の信託報酬率(税込)を当てはめたものです。『eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)』は信託報酬以外の各項目を1年相当に調整しています。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンドとeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)の実質コスト
項目ごとに小数第3位未満は四捨五入

実質コストの推計値は『<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド』が0.185%程度に対し、『eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)』が0.181%程度です。

『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』のほうがわずかに低廉(0.004%前後の差)ですが、あくまで概算による推計値で正確な数字ではないことに留意してください。

投資信託の実質コストは毎年変動しているので、僅差であれば逆転もあり得ます。

ニッセイ日経平均インデックスファンドほか運用実績

<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンドとeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)の運用実績
2018年7月6日現在
過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません

eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)』(2018年2月2日設定)の運用期間は、まだ1年に達していません。

上記の期間では僅差で『eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)』のほうが上回っています

まとめ

<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド』と『eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)』の運用実績の差はごくわずかです。

『<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド』の信託報酬(年率)は、2018年8月21日より税抜0.169%(税込0.18252%)から税抜0.159%(税込0.17172%)に引き下げられる予定です。

信託報酬が同水準になってからの運用実績が楽しみですね。

ところで『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』の信託報酬(年率)は税抜0.109%(税込0.11772%)に引き下げられる予定です。国内株式より外国株式のほうが信託報酬が低廉なのは不思議な気もしてしまいますね(※)。

日経平均(日経225)は、銘柄数がTOPIX(2018年6月末現在 2,090銘柄)に比べれば圧倒的に少ないこともあり、もう少し信託報酬を低減する余地はないものかと思ってしまいます。

※ 外国株式は保管費用がかかるため、信託報酬以外の諸費用を含めた実質コストは国内株式よりも高めです。

信託報酬引下げ!運用実績と実質コスト比較『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』

信託報酬引下げ!実績比較『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』『<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド』

信託報酬引下げ!実績比較『eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)』『<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)』






関連記事
信託報酬率引き下げ!<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均の実績は?たわら、eMAXIS Slim、ひふみと比較

日本株10%:外国株90%と日本株50%:外国株50%の実績比較 リターンとリスクの特性は?

国内株式や新興国株式はいる?いらない?先進国株式のみと全世界株式のリターンとリスクを比較

低コストで投資魅力の高い会社を選定『eMAXIS JPX日経中小型インデックス』の実績は?ひふみプラス、ジェイリバイブ、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)と比較

eMAXIS Slim 先進国、国内、新興国株式の組み合わせを楽天やEXE-iつみたて等の全世界株式と比較
Home

楽天Kobo半値になっても儲かる「つみたて投資」【電子書籍】[ 星野泰平 ]

Amazon Kindle臆病な人でもうまくいく投資法 お金の悩みから解放された11人の投信投資家の話【電子書籍】[ 竹川美奈子 ]

ブログ村 投資信託
投資信託が話題のブログ集
ブログ村 インデックス投資
インデックス投資が話題のブログ集
ブログ村 資産運用(投資)
資産運用(投資)が話題のブログ集
NISA 人気ブログランキング
NISAが話題のブログ人気ランキング

注目の記事

銀行こわい…未利用口座の管理手数料に加え繰越時の通帳発行手数料まで/全世界株(オルカン)、先進国株、国内株、米国株(S&P500)、新興国株 各インデックスファンドの成績 

主だった インデックスファンドの2024年2月末時点の成績 を確認してみました。 ところでネット証券やネット銀行の隆盛で、地元の銀行とご無沙汰していたら「未利用口座管理手数料引き落としのお知らせ」なるハガキを受け取ってしまいました。翌々月末までに取引がないと口座管...

よく読まれている人気記事

QooQ