主だったインデックスファンドの月間騰落率(2019年12月)と過去1年間の基準価額の推移を確認して、2019年12月末現在のNISA・iDeCo・特定口座の損益についても簡単にまとめてみました。
投資していた期間が異なるので、投資信託自体の値動きと口座の損益は別物である点に注意してください。
NISA(少額投資非課税制度)の仕組みや活用法は、金融庁が「NISA特設ウェブサイト」で解説しています。
個人型確定拠出年金(iDeCo)については、国民年金基金連合会の「イデコ公式サイト」が参考になります。パンフレットもダウンロードできます。
2019年12月の月間騰落率(前月末比)
米中通商協議の第1段階の合意や英EU離脱問題の不透明感後退などにより、米国や欧州で株価の最高値が更新されています。日経平均株価も年末終値として29年ぶりの高値です。金融緩和を追い風に世界の株式時価総額は過去最大の86兆ドル(約9,400兆円)に達しています。
・三井住友DSAM「2019年の世界株式市場の振り返り 金融緩和と米中通商交渉の進展期待で上昇」(PDF)
・日本経済新聞「利下げ追い風に世界で資産高 日経平均は29年ぶり高値」(WEB)
2019年12月30日現在 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
2019年12月の月間騰落率(前月末比)は『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』+3.30%、『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』+3.00%、『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』+2.87%、『iFree NYダウ・インデックス』+1.87%、『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』+6.49%、『eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)』+1.43%とすべてプラスでした。
過去1年の騰落率(前年同月末比)が驚くほど好調なのは、昨年の調整局面のほぼ底からの数字だからですね。
・【インデックス投資】昨年の調整局面を振り返る 全米株式、先進国株式、全世界株式、バランス(8資産均等型)の下落時の値動きは?
・【インデックス投資】先進国株式とバランスの積立投資の成績を2018年末と2019年末で比べてみたら?
過去1年間の基準価額の推移(月末ベース)
基準価額の推移(月末ベース) 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
起点の基準価額を1万円に統一しています。
基準価額の上昇が続いていると、特に課税口座での売買をともなう資産配分の見直しは先延ばしにしてしまいがちかもしれませんね。
世界最大級の運用会社バンガードはリバランス戦略の重要性について解説しています。
・バンガード「キャピタルゲインは望ましいもの」(WEB)
もし、税負担を回避するのにリバランスを行わず、ポートフォリオがリスク過多のまま放置したとすると?
弱気相場入りした際に傷を深くし回復が遅れる原因にもなり、その結果としてリターンの低下を招くと注意を促しています。
つみたてNISAがスタートした2018年1月からの積立投資の成績は下の記事を参考にしてください。
・【インデックス投資】 国内株式・先進国株式・新興国株式をつみたてNISAで毎月1万円ずつ積み立てたら今いくら?
『楽天・全米株式インデックス・ファンド』や『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』、『eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)』などの月間騰落率と過去1年間の基準価額の推移は下の記事を参考にしてください。
・組入上位銘柄は15年前と様変わりも投信なら手間いらず? 楽天・全米株式/全世界株式、ニッセイ外国株式、ひふみプラス、8資産均等型の2019年12月の月間騰落率と過去1年の基準価額の推移
NISA・iDeCo・特定口座の損益(合算)
資産配分の円グラフでは全世界株式は地域ごとに、米国株式は先進国株式に分類しています。小数点第2位を四捨五入しているので合計が100%にならない場合があります。資産配分 2019年12月30日現在 |
2019年12月30日現在 |
・資産運用会社などの2020年予想は? 不確実な未来より確実なコストの低減を重視
・世界銀行の2020年経済見通しとインデックス投資家の一人(卵?)として悩んでいること
リバランスのために『iFree NYダウ・インデックス』と『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』を一部解約して預貯金に回しました。
その際にちょっとしたハプニングがあったのですが、それはまた別の話。
・NISA口座でトラブル!? 非課税期間終了間際の売却に要注意!
一般NISAで保有していた『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』の非課税期間が2019年末で終了するので、乗り換えるならその前にと去年の年末に考えていたのですが……今年の年末になったら忘れてました(苦笑)。
一般NISAの非課税期間が終了すると投資信託は課税口座に移されます。課税口座で同じものを保有していると損益が合算されてしまうため、投信の乗り換えの際に課税を避けたいなら早めに実行しておかないといけなかったのに痛恨のミスですね。
まあ、三菱UFJ国際投信の商品ばかりに偏るよりはリスク分散ができた(?)と思って、自分を慰めます。
つみたてNISAは楽天証券を利用しています。iDeCoはSBI証券に口座を開設しています。
・【投信ランキング】楽天・全米株式、ひふみワールド+ほか楽天証券NISA人気ファンドベスト5の実績比較 積立投資の成績も確認
・【投信ランキング】非課税で運用! SBI・バンガード・S&P500、8資産均等型ほかSBI証券つみたてNISA人気ファンドベスト5の実績比較 2019年の積立投資の成績は?
本格的に資産運用を始める前に楽天PointClubでポイント運用をすることもできます。増やしたポイントはお買い物に使えます。
・楽天PointClubのポイント運用で本格的な資産運用の前に値動きを体験してみる? 増やしたポイントでお買い物もできます!
2020年1月の成績は下の記事をご覧ください。
・嵐の前の静けさ? オール・カントリー、先進国株式、米国株式(S&P500)などの直近の成績と2020年1月末現在のNISA・iDeCo・特定口座の損益
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