証券口座を開設しなくても、楽天PointClubのポイント運用で資産運用の疑似体験ができます。その特徴を簡単にまとめてみました。
またアクティブコースとバランスコースが参照している投資信託(バランスファンド)の値動きも確認してみました。
楽天PointClubのポイント運用の特徴
何ポイントから始められる?
100ポイントから運用を始められ、100ポイント単位で追加できます。楽天スーパーポイントの通常ポイントのみ対象で、残念ながら期間限定ポイントは対象外です。手数料は必要ありません。営業日の午後2時までの受付で、翌営業日の基準価額で運用がスタートします。
ポイントを引き出して使える?
運用したポイントは引き出して通常ポイントとして使えます。もちろん運用で増えたポイントも使えます。引き出す際には「ポイント数指定」か「すべて引き出す」を選べます。1ポイントから引き出すことができます。
「ポイント数指定」を選択した場合には、引き出せるポイントは運用ポイント数の90%までになります。
運用なのでポイントが減る場合もありますが、減ったポイントは補填されません(自己責任)。0ポイント未満(マイナス)になることはありません。
「アクティブコース」、「バランスコース」って何?
アクティブコースは、日々の動きが大きく積極的な運用をめざすコースです。日本を含む全世界の株式と投資適格債券に70:30の配分で分散投資する「楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)」の基準価額の値動きを原則として反映しています。
バランスコースは、日々の動きが小さく安定的な運用をめざすコースです。
日本を含む全世界の株式と投資適格債券に30:70の配分で分散投資する「楽天・インデックス・バランス・ファンド(債券重視型)」の基準価額の値動きを原則として反映しています。
投資信託が休業日のときはポイントの追加・引き出しに時間がかかる場合があります。
ポイント運用の詳細については公式サイトを確認してください。
参照しているバランスファンドの値動き
アクティブコースの「楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)」とバランスコースの「楽天・インデックス・バランス・ファンド(債券重視型)」の資産配分は下記の通りです。債券部分は為替変動リスクを軽減して値動きをマイルドにするため為替ヘッジを行っています。
両者の設定された2018年7月20日から2019年1月10日現在までの1年6ヵ月弱の値動き(基準価額の推移)は下のグラフの通りです。
基準価額の推移 2018年7月20日~2019年1月10日 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
やはり株式比率の高いアクティブコースの「楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)」より、債券比率の高いバランスコースの「楽天・インデックス・バランス・ファンド(債券重視型)」のほうが値動きが穏やかです。
アクティブコースの「楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)」も、参考に追加した株式100%の「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」や「楽天・全米株式インデックス・ファンド」に比べればマイルドな値動きになっています。
・楽天・全世界株式、楽天・全米株式を『楽天・インデックス・バランス・ファンド』3種と比較・評価 あれこれ悩むくらいならバランスファンド1本でいい?
楽天PointClubのポイント運用 まとめ
「貯蓄から投資へ」というスローガンで低金利時代の資産運用の大切さが訴えられていますが、投資を始める前にリスク資産(投資信託)の値動きを疑似体験してみるのも有意義かもしれませんね。・楽天ポイントで資産運用 女性・若年層に広がり(日本経済新聞)
未知のことを始めるのはやっぱり怖いですから、現金を使わずにポイントで運用の練習ができて、増やしたポイントでお買い物もできるのは嬉しいですよね。
本格的に資産運用に挑戦したくなったら、楽天証券などの証券会社に口座を開設するという選択肢もあります。
楽天証券でも楽天スーパーポイント(通常ポイント)が使えます。
運用益が非課税になるNISA(少額投資非課税制度)も活用したいです。
・「NISA人気ファンド実績評価 米国株式(S&P500)、オール・カントリー、楽天・全米株式/全世界株式、新興国株式、先進国株式」「内外リートと株式」「ふるさと納税(金目鯛・鰻・伊勢海老)」
楽天証券つみたてNISA クレカ決済で40万円満額を積立する方法
クレジットカード決済は1%のポイント還元が受けられるお得な仕組みではあるのですが、残念なことに積立設定時のボーナス設定に対応していません。
そのため毎月の積立額3万円(×12ヵ月)に加え、年2回のボーナス月に2万円ずつで合計40万円といったように40万円の非課税投資枠をきっかり利用することができません。
それでも毎月33,333円(×12ヵ月)の積立設定にすれば、年間399,996円を積立できます。
4円の半端な未利用分に落ち着かない気持ちにさせられる場合には、多少の手間をかければ40万円満額を活用できなくもありません。
毎月の積立額を33,300円に設定します。
33,300円 × 12ヵ月 = 399,600円
400円の空きは、1月13日になったら3月以降のクレジットカード決済の積立設定が可能になるので、オプション「今年のつみたてNISA枠を最大限利用する(増額の設定)」で月の積立額を40円増額(×10ヵ月)して埋めます。
楽天証券より |
特定口座などでも投信積立のクレジットカード決済(月5万円まで)を使っていてカード決済の空きがない場合は、つみたてNISAの増額分だけ設定前に減額しておきます。
正直、もうちょっとスマートな方法がないか疑問なのですが(苦笑)、あったら教えて下さい。
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