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※ 記事を更新しました(2017年12月19日現在)。
NISA(少額投資非課税制度)では毎年120万円の非課税投資枠が設定されて、運用益にかかる20.315%の税金が5年間非課税になります。
今年の1月から資産運用に挑戦して投資信託を毎月1万円ずつ積み立てたら、今いくらになっているのか計算してみました。
『世界経済インデックスファンド』や『eMAXIS バランス(8資産均等型)』、『セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド』の損益は?
世界経済インデックスファンドほか特徴
世界経済は2017年8月末現在 セゾンは2017年6月末現在 |
『世界経済インデックスファンド』は、日本を含む世界中の株式や債券に分散投資しています。投資比率は株式50%:債券50%です。経済発展の期待される新興国にも積極的に投資しています。詳しくは三井住友トラスト・アセットマネジメントのWEBサイトをご覧ください。
購入時手数料の上限は税抜3%ですがネット証券など無料の場合もあります。ファンドを保有している間、継続的に掛かる運用管理費用(信託報酬)は年率で税込0.54%(税抜0.5%)です。換金時に信託財産留保額として基準価額から0.1%差し引かれます。
『eMAXIS バランス(8資産均等型)』は、日本を含む世界中の株式や債券、リート(不動産投資信託証券)に分散投資しています。投資比率は株式37.5%:債券37.5%:リート25%です。経済発展の期待される新興国にも積極的に投資しています。詳しくは三菱UFJ国際投信のWEBサイトをご覧ください。
購入時手数料はありません。ファンドを保有している間、継続的に掛かる運用管理費用(信託報酬)は年率で税込0.54%(税抜0.5%)です。換金時に信託財産留保額として基準価額から0.15%差し引かれます。
『セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド』は、世界30カ国以上の株式と10カ国以上の債券に分散投資しています。投資比率は株式50%:債券50%です。詳しくはセゾン投信のWEBサイトをご覧ください。
購入時手数料はありません。ファンドを保有している間、継続的に掛かる運用管理費用(信託報酬)は年率で税込0.68%±0.03%です。換金時に信託財産留保額として基準価額から0.1%差し引かれます。
今回取り上げた投資信託は為替変動リスクを回避するための為替ヘッジを原則として行いません。信託期間はすべて無期限です。
世界経済インデックスファンドほか成績
過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません |
各月の基準価額は、各ファンドの売買が成立する約定日に合わせています。
申込受付日の翌営業日が約定日の『世界経済インデックスファンド』と『eMAXIS バランス(8資産均等型)』は各月の2営業日目の基準価額です。
申込受付日の翌々営業日が約定日の『セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド』は各月の3営業日目の基準価額です。
まとめ
年初から約1年間、各ファンドを毎月1万円ずつ積み立て場合の成績は上記の表の通りで、幸いどのファンドも通算成績は赤字にはなっていません。『世界経済インデックスファンド』を年初から約1年間、毎月1万円ずつ積み立てた場合、12万円の投資額に対して8,512円の黒字(+7.09%)になります。NISAの非課税投資枠は年間で120万円なので、もし、毎月10万円ずつ積み立てていたら120万円の投資額に対して85,119円の黒字でした。
『eMAXIS バランス(8資産均等型)』を年初から約1年間、毎月1万円ずつ積み立てた場合、12万円の投資額に対して6,825円の黒字(+5.69%)になります。もし、毎月10万円ずつ積み立てていたら120万円の投資額に対して68,251円の黒字でした。
『セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド』を年初から約1年間、毎月1万円ずつ積み立てた場合、12万円の投資額に対して7,354円の黒字(+6.13%)になります。もし、毎月10万円ずつ積み立てていたら120万円の投資額に対して73,539円の黒字でした。
直近では新興国資産が堅調で国内リートが不調なのでバランスファンドの成績にもその影響が表れているようです。ある程度投資先が分散されていてコストに大きな差がなければ、長期ではそれほど差がつかない可能性もあります。
こぼれ話
楽天証券では2017年5月27日からスポット購入でも積み立てでも100円から投資ができる「100円投資」サービスを始めました(PDF)。
また2017年の夏をめどに楽天グループの「楽天スーパーポイント」(期間限定ポイントは除く)で投資信託を購入できるようになる予定です(PDF)。手軽に投資できるようになっても将来の運用成績までは保証してくれないので、結果については自己責任という原則は忘れないようにしたいです。
・楽天証券
・楽天カード
・セゾン投信株式会社
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