年初から約1年間 毎月1万円の積立投資の成果は?NYダウ、S&P500に出遅れていた米国株配当貴族が復調?

2017年6月20日火曜日

積立投資メモ 配当貴族 米国株式

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NYダウ、S&P500に出遅れていた米国株配当貴族が復調?

記事を更新しました(2017年12月11日)。

NISA(少額投資非課税制度)では毎年120万円の非課税投資枠が設定されて、運用益にかかる20.315%の税金が5年間非課税になります。

今年の1月から資産運用に挑戦して投資信託を毎月1万円ずつ積み立てたら、今いくらになっているのか計算してみました。

米国株式インデックスファンドの『iFree NYダウ・インデックス』や『i-mizuho米国株式インデックス』、『SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン』の損益は?

ファンドの特徴

iFree NYダウ・インデックス』は、ボーイング、ゴールドマン・サックス・グループ、3Mなどアメリカを代表する主要30銘柄を対象としたダウ・ジョーンズ工業株価平均(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

購入時手数料はありません。投資信託を保有している間かかる運用管理費用(信託報酬)は年率で税抜0.225%です。換金時の信託財産留保額はありません。

i-mizuho米国株式インデックス』は、米国株式市場の時価総額のおよそ8割を占める大型株約500銘柄(アップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コムなど)を対象としたS&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

購入時手数料はありません。投資信託を保有している間かかる運用管理費用(信託報酬)は年率で税抜0.57%です。換金時の信託財産留保額はありません。

SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン』は、25年以上連続して増配している銘柄を対象としたS&P500配当貴族指数(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。2017年10月末の月報によると、エアープロダクツ・アンド・ケミカルズ、メドトロニック、マクドナルドなど52銘柄に投資しています。

購入時手数料の上限は税抜3%ですが、販売会社によって異なりネット証券など無料の場合もあります。投資信託を保有している間かかる運用管理費用(信託報酬)は年率で税抜0.55%です。換金時の信託財産留保額はありません。

各ファンドの成績

iFree NYダウ・インデックス、i-mizuho米国株式インデックス、SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン成績表

各月の基準価額は、各月の2営業日目のもの。各ファンドの売買が成立する約定日が申込受付日の翌日のため。

まとめ

年初から約1年間、各ファンドを毎月1万円ずつ積み立てた場合の成績は上記の表の通りで、幸いどのファンドも通算成績はプラスになっています。

iFree NYダウ・インデックス』を年初から約1年間、毎月1万円ずつ積み立てた場合、12万円の投資額に対して18,256円の黒字(+15.21%です。NISAの非課税投資枠は年間で120万円なので、もし、毎月10万円ずつ積み立てていたら182,556円の黒字でした。

i-mizuho米国株式インデックス』を年初から約1年間、毎月1万円ずつ積み立てた場合、12万円の投資額に対して12,635円の黒字(+10.53%です。もし、毎月10万円ずつ積み立てていたら、120万円の投資額に対して126,354円の黒字でした。

SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン』を年初から約1年間、毎月1万円ずつ積み立てた場合、12万円の投資額に対して13,577円の黒字(+11.31%です。もし、毎月10万円ずつ積み立てていたら、120万円の投資額に対して135,775円の黒字でした。

配当貴族銘柄は昨年の米大統領選以降のトランプ・ラリーでは大きく出遅れていた印象もありました。

基準価額が低迷している間は口数が多く買える積立投資の効果もあってか、『SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン』は復調しているように見えますね。『iFree NYダウ・インデックス』には及ばないものの、『i-mizuho米国株式インデックス』を僅差で上回っています。

過熱感のあるハイテク銘柄が売られ、法人減税を含む税制改革への期待感から一般消費財・サービスセクターが買われている現状も追い風になったのでしょうね。




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