主だったインデックスファンドの成績と2020年9月末現在のNISA・iDeCo・特定口座の評価額および損益について簡単にまとめてみました。
・世界景気の回復見通しは盤石か?~注目される米国の追加財政支援策の行方~(日興AM)
9月のマーケットは軟調でした。コロナショックからの株価の回復が急すぎたこともありますが、経済指標の改善に停滞も見られること、米国で大統領選を前に追加財政支援策の協議が難航していることなども一因としてあげられています。
・新型コロナウィルス ワクチン開発 進捗状況は(NHK)
欧州の新型コロナ再流行も心配ですね。ワクチンの開発と普及には、まだまだ時間がかかりそうです。
全世界株式、先進国株式、米国株式などインデックスファンドの成績
インデックスファンドの基準価額の推移(チャート)
下のチャートは過去1年間の基準価額の推移(2019年9月末~2020年9月末)です。起点の基準価額を1万円に統一しています。
インデックスファンドの騰落率
下のグラフは9月の騰落率(前月末比)と過去1年の騰落率(前年同月末比)です(2020年9月30日現在)。9月の騰落率(前月末比)は『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』-3.68%、『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』-3.94%、『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』-4.39%、『iFreeNEXT NASDAQ100インデックス』-5.21%、『eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)』+1.28%、『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』-4.24%と国内株式を除きマイナスでした。
積立投資の成績は下の記事を参考にしてください。
・【インデックス投資】 国内株式・先進国株式・新興国株式をつみたてNISAで毎月1万円ずつ積み立てたら今いくら?
・楽天・全世界株式とも比較!バランスファンドをつみたてNISAで毎月1万円ずつ積み立てたら今いくら? 4、6、8資産均等型、世界経済インデックスファンド
NISA・iDeCo・特定口座の評価額と損益(合算)
資産配分と評価額および損益
資産配分の円グラフでは全世界株式は地域ごとに、米国株式は先進国株式に分類しています(※)。※厳密にはNASDAQ100連動型には新興国企業も含まれます(1~2%程度)。『iFreeNEXT NASDAQ100インデックス』(信託報酬 税込0.495%)は落ちるナイフをつかもうとして出血しています(苦笑)。もう少し廉価な投信が出るのを待ちたかったのですが、『NZAM・ベータ NASDAQ100』(信託報酬 税込0.440%)は信託報酬にあまり差がないせいか純資産総額の伸びが今ひとつです。
・『NZAM・ベータ NASDAQ100』iFreeNEXT NASDAQ100/FANG+、スリム米国株式、楽天・全米株式と出足の成績を比較・評価 米国の新興企業向け市場の成長性に期待
ETFであれば、『上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジあり(2569)/為替ヘッジなし(2568)』(信託報酬 税込0.27%)が2020年9月24日に上場しました。分配金の再投資に多少手間がかかるものの、流動性や乖離率に問題がなければ魅力的でしょうね。
NISAのしくみや活用法は、金融庁の「NISA特設ウェブサイト」で解説されています。iDeCoについては、国民年金基金連合会の「イデコ公式サイト」が参考になります。パンフレットもダウンロードできます。
私の場合、つみたてNISAは楽天証券を利用しています。iDeCoはSBI証券に口座を開設しています。
・月1万円の積立投資の成果は?米国株式、先進国株式、全世界株式【投信ランキング】楽天証券NISA
・株こわい?債券とバランスよく持つことで運用効率が改善【投信ランキング】SBI・バンガード・S&P500、オール・カントリー、ひふみプラスほかSBI証券つみたてNISA人気ファンドベスト5の実績比較・評価
つみたてNISAは定番の先進国株式インデックスファンドを中心に、スイッチングが可能なiDeCoは米国株式インデックスファンドを中心に運用しています。
・スリム米国株式(S&P500)の実質コストと運用実績を先進国株式・新興国株式と比較 iDeCo・つみたてNISAの評価額と損益 株価の調整が続いている理由は?
海外株式投信への資金流入が急増も大事なポイントは?
・投資信託に起こっている興味深い事象とあらためて押さえておきたいポイント(PDF/日興AM)
コロナショックからの急反発を背景に、多くの投資家が投資信託を通じて海外株式に資金を振り向けたようです。9月の調整は過熱感も一因だったのかもしれませんね。
日興AMは、「THINK BIG-大きく考えよう、どっしり構えよう」を合言葉に、世の中を変える可能性のある国際的な企業群へ長期目線で投資することを説いています。
個々の企業に栄枯盛衰はつきものでも投資信託なら多くの銘柄に分散して投資できますから、長い目で見れば世界経済の成長の恩恵を受けられる、ということでしょうね。
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