SMT米国株配当貴族の設定来の成績はSMTダウ・ジョーンズやグローバル株式に劣後

2016年9月26日月曜日

先進国株式 配当貴族 米国株式

t f B! P L

FRBが利上げを先送り

アメリカの中央銀行にあたる米連邦準備理事会(FRB)が21日まで開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げを先送りしたためドルが下落し、それまで軟調だった米国株は上昇しました。

もっともイエレン議長は年内利上げの可能性も示唆していて、その時はまた株式市場が荒れ模様になるのは避けられないでしょうね。

アメリカの利上げ時期を巡り世界中の株式市場が疑心暗鬼に駆られて不安定になるくらいなら、いっそのこと毎月、機械的に小刻みに利上げしていけば?とも思ってしまいますが(苦笑)。

SMT米国株配当貴族ほか成績

下の表は「SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン」の設定来の成績を米国株を投資対象にするほかの投資信託や先進国株式インデックスファンドである「SMT グローバル株式インデックス・オープン」と比較したものです(2016年9月23日現在)。

SMT米国株配当貴族ほか成績

25年以上増配を続けている銘柄を投資対象とした「SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン」の成績は、今のところ残念ながら「SMT ダウ・ジョーンズ インデックス・オープン」、「i-mizuho米国株式インデックス」といった米国株式を対象としたほかの投資信託に劣後しているようです。

この期間では、日本を除く先進国株式を対象とした「SMTグローバル株式インデックス・オープン」が一番好成績でした。

「SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン」の不振の理由としては、2016年8月末の月次レポートを見ると組入上位10業種に「SMT ダウ・ジョーンズ インデックス・オープン」で上位10業種に入っている「ソフトウェア・サービス」、「テクノロジー・ハードウェアおよび機器」が見当たらず、直近で好調なハイテク株への投資比率が低いことにも一因がありそうです。



関連記事
『SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン』のコストが高めな訳は?SMTダウ・ジョーンズと比較
NYダウ・インデックス投信の運用成績と実質コスト比較【iFree、eMAXIS、SMT】
全敗は免れた?『楽天・全米株式インデックス・ファンド』iFreeS&P500・NYダウ、SMT米国株配当貴族等と成績比較
米国株式は最近好調なNYダウ投信にしぼってもいい?S&P500連動型は直近では先進国株式と同成績?
『iFree S&P500インデックス』をNYダウや米国配当貴族等の投信と比較 楽天・全米株式も気になる?
S&P500連動の『i-mizuho米国株式』とNYダウ連動の『iFree NYダウ』等の特徴と成績比較
つみたてNISA対象アクティブ投信『フィデリティ・米国優良株・ファンド』を米国や先進国の株式インデックス投信と比較
『ニッセイグローバル好配当株式プラス』を米国株配当貴族やニッセイ外国株式インデックス、セゾン等と比較
増配企業に投資する「SMT米国株配当貴族」をi-mizuho米国株式と比較 市場平均に勝つのは難しい?
『SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン』米国の低ボラティリティ高配当株はすでに割高 スマートベータ戦略は失敗する?

楽天Koboお父さんが教える 13歳からの金融入門【電子書籍】[ デヴィッド・ビアンキ ]
Amazon KindleMarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法【電子書籍】[ 広瀬隆雄 ]

ブログ村 投資信託
投資信託が話題のブログのリンク集
ブログ村 インデックス投資
インデックス投資が話題のブログのリンク集
ブログ村 資産運用
資産運用が話題のブログのリンク集
NISA 人気ブログランキング
NISAが話題のブログ人気ランキング

注目の記事

auカブコム証券 投信クレカ積立1%還元(月10万まで)SBI証券と比べた場合のメリット・デメリット/全世界株(オルカン)、先進国株、国内株、米国株(S&P500)、新興国株 各インデックスファンドの成績

3月8日に「金融商品取引業等に関する内閣府令」が一部改正されて、クレジットカード決済で投資信託を積み立てる際の上限金額が月5万円から10万円に拡大されることになりました。 新NISA口座を開設したauカブコム証券と旧NISAで投信の保有を続けているSBI証券の一般ク...

よく読まれている人気記事

QooQ