FRBが利上げを先送り
アメリカの中央銀行にあたる米連邦準備理事会(FRB)が21日まで開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げを先送りしたためドルが下落し、それまで軟調だった米国株は上昇しました。もっともイエレン議長は年内利上げの可能性も示唆していて、その時はまた株式市場が荒れ模様になるのは避けられないでしょうね。
アメリカの利上げ時期を巡り世界中の株式市場が疑心暗鬼に駆られて不安定になるくらいなら、いっそのこと毎月、機械的に小刻みに利上げしていけば?とも思ってしまいますが(苦笑)。
SMT米国株配当貴族ほか成績
下の表は「SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン」の設定来の成績を米国株を投資対象にするほかの投資信託や先進国株式インデックスファンドである「SMT グローバル株式インデックス・オープン」と比較したものです(2016年9月23日現在)。25年以上増配を続けている銘柄を投資対象とした「SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン」の成績は、今のところ残念ながら「SMT ダウ・ジョーンズ インデックス・オープン」、「i-mizuho米国株式インデックス」といった米国株式を対象としたほかの投資信託に劣後しているようです。
この期間では、日本を除く先進国株式を対象とした「SMTグローバル株式インデックス・オープン」が一番好成績でした。
「SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン」の不振の理由としては、2016年8月末の月次レポートを見ると組入上位10業種に「SMT ダウ・ジョーンズ インデックス・オープン」で上位10業種に入っている「ソフトウェア・サービス」、「テクノロジー・ハードウェアおよび機器」が見当たらず、直近で好調なハイテク株への投資比率が低いことにも一因がありそうです。
関連記事
・『SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン』のコストが高めな訳は?SMTダウ・ジョーンズと比較
・NYダウ・インデックス投信の運用成績と実質コスト比較【iFree、eMAXIS、SMT】
・全敗は免れた?『楽天・全米株式インデックス・ファンド』iFreeS&P500・NYダウ、SMT米国株配当貴族等と成績比較
・米国株式は最近好調なNYダウ投信にしぼってもいい?S&P500連動型は直近では先進国株式と同成績?
・『iFree S&P500インデックス』をNYダウや米国配当貴族等の投信と比較 楽天・全米株式も気になる?
・S&P500連動の『i-mizuho米国株式』とNYダウ連動の『iFree NYダウ』等の特徴と成績比較
・つみたてNISA対象アクティブ投信『フィデリティ・米国優良株・ファンド』を米国や先進国の株式インデックス投信と比較
・『ニッセイグローバル好配当株式プラス』を米国株配当貴族やニッセイ外国株式インデックス、セゾン等と比較
・増配企業に投資する「SMT米国株配当貴族」をi-mizuho米国株式と比較 市場平均に勝つのは難しい?
・『SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン』米国の低ボラティリティ高配当株はすでに割高 スマートベータ戦略は失敗する?
【楽天Kobo】お父さんが教える 13歳からの金融入門【電子書籍】[ デヴィッド・ビアンキ ]
【Amazon Kindle】MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法【電子書籍】[ 広瀬隆雄 ]
ブログ村 投資信託
投資信託が話題のブログのリンク集
ブログ村 インデックス投資
インデックス投資が話題のブログのリンク集
ブログ村 資産運用
資産運用が話題のブログのリンク集
NISA 人気ブログランキング
NISAが話題のブログ人気ランキング
0 件のコメント:
コメントを投稿