ニューヨークのブルックリン橋 |
※ データを更新しました(2017年9月15日)。
SMT米国配当貴族の成績がさえない
SMTはファンドの名称からインデックス・オープンを省略 |
設定されたばかりでまだこれからとはいえ『SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン』の成績がさえない理由の一端は、すでに高配当株が値上がりした後で割高だからかもしれませんね。
「米国 高配当株」をキーワードにニュースを検索すると、米国企業の売り上げや利益が伸び悩む中、自社株買いや配当による株主への利益還元は限界に達していると警鐘を鳴らす記事が目につきます。
スマートベータ戦略はもはや有効ではない?
先進国の債券の利回りが低下したため投資家の資金が配当利回りの高い企業に集中していて、株価はすでに割高な水準にまで値上がりしているそうです。だとすれば過去において成功した低ボラティリティ・高配当戦略は、これからは有効ではない可能性が高い?
米国の利上げにより米国国債の利回りが改善すれば、高配当株の魅力は相対的に低下するでしょうし。
およそ1年後のSMT米国配当貴族の成績は?
2017年9月15日現在 過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません |
『i-mizuho米国株式インデックス』は、米国株式市場の約80%をカバーするS&P500指数(円換算)に連動するインデックスファンドです。
『iFree NYダウ・インデックス』は、米国を代表する30銘柄を対象にしたダウ・ジョーンズ工業株価平均(円換算)に連動するインデックスファンドです。
過去1年の騰落率では、『SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン』(S&P500配当貴族指数に連動)の成績も堅調なものの、他のファンドに比べると見劣りします。
S&P500配当貴族指数は増配の実績のある老舗企業が多く安定感はあるものの、新興の成長産業であるハイテク(情報技術)セクターへの投資比率が極めて低いこと(2017年8月末で2%)も劣後している一因でしょうか。
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