公表された途中経過から実質コストを再計算『楽天・全米株式インデックス・ファンド』iFree S&P500、同 NYダウと比較

楽天・全米株式インデックス・ファンド 公表された途中経過から実質コストを再計算

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1万口当たりの費用明細の途中経過(PDF)が公表されたので(※)、『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の実質コストを再確認してみます。

参考までに米国株式インデックスファンドのライバルである『iFree S&P500インデックス』や『iFree NYダウ・インデックス』と比較してみました。


過去記事の更新
信託報酬率引き下げ!<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式の実績は?eMAXIS Slim、たわら、楽天・全世界株式、全米株式等と比較


1万口当たりの費用明細

下の表は、1万口当たりの費用明細の抜粋です。

1万口当たりの費用明細(抜粋)
1万口当たりの費用明細(抜粋)
各項目ごとに小数点第3位未満は四捨五入

各項目ごとに小数点第3位未満を四捨五入しているため、各項目と合計が完全には一致しません。

本来の信託報酬0.1296%(表中では0.130%)を基に1年相当の費用を推計したのが下の表になります。1年相当に引き延ばしているので各項目と合計のずれが大きくなっています。

1万口当たりの費用明細(1年相当)
1万口当たりの費用明細(1年相当)
各項目ごとに小数点第3位未満は四捨五入

途中経過(2018年7月18日~2018年10月17日)の実質コストの概算値は年率0.220%と第1期(2017年9月29日~2018年7月17日)の年率0.311%よりも低下しています。

信託報酬ではなく日数を基に推計した場合でも、実質コストの概算値は年率0.282%と、同様の方法で推計した第1期の年率0.294%をやはり下回ります。

通期で「その他費用」(有価証券等の保管費用など)が0というのは考えにくいので、実際には多少コストが膨らむかもしれません。純資産総額が増加すれば、費用の低減が進む可能性もあります。

競合する米国株式インデックスファンドとの比較は下の表の通りです。

1万口当たりの費用明細を競合と比較
1万口当たりの費用明細
各項目ごとに小数点第3位未満は四捨五入

前述の通り信託報酬ではなく日数から推計した場合、『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の実質コストは年率0.282%です。

推計による概算値でぶれがあるため、正確な比較ではないことに留意してください。


まとめ

1万口当たりの費用明細の途中経過(2018年7月18日~同年10月17日)から推計した『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の実質コストの概算値は年率0.220%と、第1期の0.311%より低下しています。

その他費用が計上されていないので、通期ではもう少しコストが増えるかもしれません。その一方で、純資産総額の増加によって費用の低減が進む可能性もあります。

米国株式インデックスファンドでは、信託報酬(運用管理費用)が年率で税込0.1728%とより低廉な『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』が2018年7月3日に設定されています

『楽天・全米株式インデックス・ファンド』は大型株から小型株まで網羅している強みはありますが、『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』も順調に純資産総額が伸びており強力なライバルになりそうですね。

運用実績については下の記事を参考にしてください。

『iFree S&P500インデックス』第1期運用報告書の実質コストは?楽天・全米株式やiFree NYダウ、ニッセイ外国株式、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と実績を比較




こぼれ話
『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の実質コストの推計は、以下のような計算式です。

信託報酬から推計する場合

0.1296%(本来の信託報酬)÷0.044%(費用明細の信託報酬)=2.945…
0.061%(費用明細の合計)×2.945…=約0.180%
0.180%+0.04%程度(投資対象ETFの報酬)=約0.220%程度

日数から推計する場合

365日(1年)÷92日(決算期間)=3.967…
0.061%(費用明細の合計)×3.967…=0.242%
0.242%+0.04%程度(投資対象ETFの報酬)=約0.282%程度

公表された途中経過から実質コストを再計算『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)とどちらが低コスト?




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