世界株式インデックスファンドのベンチマークについて解説した日興アセットマネジメントの記事を紹介しています。
また主だったインデックスファンドの2024年6月末時点の成績を確認しています。
オルカンの中身は世界経済や株式市場の状況により変化する
・世界の株式に幅広く分散しつつ、企業の成長を捉える「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」(日興アセットマネジメント)『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』などの世界株式を投資対象にしたインデックスファンドがベンチマークにしている「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」(以下ACWIと記載)は2024年5月末時点では先進国23カ国と新興国24カ国の2,837銘柄で構成されています。世界の株式市場の時価総額のうち約85%をカバーしています。
ACWIの構成国は固定されているのではなく、MSCI社が各国の経済の発展度合いや株式市場の流動性などを考慮し、基本的には毎年見直しを行ないます。例えば、2019年には、それまでACWIの構成国に含まれていなかったサウジアラビアが新興国の区分に追加されたほか、2022年には、ウクライナ侵攻に伴なう各国からの制裁によって投資が制限されていることなどを踏まえ、構成国からロシアが除外されました。
<中略>5年前と直近の同構成比率の比較では、米国やインドなどが上昇した一方、日本や中国などは低下しました。米国などの企業が世界株式市場における存在感を高めたことを窺い知ることができます
世界株式に占める米国の比率は2019年5月末時点の55.0%から2024年5月末時点には63.8%へと増加しています。
もし将来、米国以上に伸びる国があったとしても、世界株式インデックスファンドに投資していれば指数の見直しによって手間なく対応できるのは大きなメリットですよね。
構成銘柄も株式の流動性や時価総額などの基準により四半期(2、5、8、11月)ごとに見直しが行われ新陳代謝が図られているので企業の栄枯盛衰にも対応できます。
全世界株式、先進国株式、米国株式、国内株式、新興国株式の成績
インデックスファンドの基準価額の推移(チャート)
下のチャートは過去5年間の基準価額の推移(2019年6月~2024年6月/月末ベース)です。起点の基準価額を1万円にそろえています。
インデックスファンドの騰落率
下のグラフは6月の騰落率(前月末比)、過去1年の騰落率(前年同月末比)、過去5年の騰落率(月末ベース)です(2024年6月28日時点)。過去の実績は将来の運用成果を保証するものではない、という点に注意してください。
私の場合、リスク資産は先進国株式(米国株式を含む)インデックスファンドを中心に運用しています。
6月28日時点のNISA・iDeCo・特定口座の評価額は、安全資産とのリバランスのため一部売却したこともあり5月31日時点に比べ6.07%のプラスでした。
インデックス投資をする際にはNISAやiDeCoといった非課税制度を活用したいです。
NISAのしくみは金融庁の「NISA特設ウェブサイト」にまとめられています。
iDeCoについては、国民年金基金連合会の「イデコ公式サイト」が参考になります。かんたん税制優遇シミュレーションでiDeCoに加入した場合の税負担の軽減額を確認できます。
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