新設定『楽天・新興国株式インデックス・ファンド』の投資先ETFの特徴を『楽天・全世界株式』と比較(VWOとVT)

楽天・新興国株式の特徴は?(上海旧市街)
楽天・新興国株式の特徴は?

金融庁のEDINETに提出された書類によると、『楽天・新興国株式インデックス・ファンド』が2017年11月17日に新しく設定される予定です。愛称は『楽天・バンガード・ファンド(新興国株式)』です。

楽天証券マネックス証券2017年11月17日より取扱開始の予定です。SBI証券では2017年11月28日より取扱開始の予定です。

ファンドの特徴や投資先である海外ETFの成績を、『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』と比較しながら簡単にまとめてみました。

ファンドの特徴は?

楽天・新興国株式インデックス・ファンド』は、新興国の株式市場の動きをとらえることを目指して、「FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果を目標として運用を行います。

購入時や解約時の手数料および信託財産留保額なし、投資先のETFの管理報酬等を加味した実質的な信託報酬(年率)は税込0.2696%です。

実質的な投資対象である『バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF』(VWO)は、2017年9月末現在、全世界の新興国市場の大型株、中型株、小型株、合わせて4,696銘柄で構成されています。

一般的な新興国株式インデックスファンドに採用されているMSCIのエマージング指数と違い、FTSEでは韓国は新興国に含まれていません(先進国に定義されています)。

バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF組入上位10ヵ国と上位10銘柄
2017年9月末現在

楽天・全世界株式インデックス・ファンド』は、購入時や解約時の手数料および信託財産留保額なし、投資先のETFの管理報酬等を加味した実質的な信託報酬(年率)は税込0.2396%です。

実質的な投資対象である『バンガード・トータル・ワールド・ストックETF』(VT)は、2017年9月末現在、日本を含めた世界47ヵ国の大型株、中型株、小型株、合わせて7,974銘柄で構成されています。

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF組入上位10ヵ国と上位10銘柄
2017年9月末現在

投資先の海外ETFの成績は?

バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF、バンガード・トータル・ワールド・ストックETF成績表
2017年10月末現在の平均年次リターン(NAV 大引け時基準価額で算出)

平均年次リターンは米ドルベースであることに注意してください。過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません。

まとめ

新興国株式インデックスファンドの信託報酬(年率)の最安値(ETFを除く)は『<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド』の税込0.36612%でした。

楽天・新興国株式インデックス・ファンド』は税込0.2396%ですから、最安値を更新することになりますね。

ただし、MSCIコクサイに連動する一般的な先進国インデックスファンドと組み合わせると、投資対象から韓国が抜けてしまったり、新興国株式の側だけに小型株が含まれることになったりと若干バランスの悪い点もあるでしょうか。

『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』に投資していて、経済成長著しい新興国のウェイトを増やしたいというような場合には向いているかもしれませんね。

『楽天・新興国株式インデックス・ファンド』の出足の成績は?EXE-iつみたて、eMAXIS Slim、iTrustと比較




こぼれ話
楽天証券では投資信託をスポット購入でも積み立てでも100円から購入可能です。また楽天グループの「楽天スーパーポイント」(期間限定ポイントは除く)で投資信託を購入できるようになりました。

少額かつポイントでお試しできるなら、投資が身近になりますね。手軽に投資できるようになっても将来の運用成績までは保証してくれないので、結果については自己責任という原則は忘れないようにしたいです。

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