iDeCo(個人型確定拠出年金)とつみたてNISAの評価額および損益を簡単にまとめてみました。
また保有している『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』・『同 先進国株式インデックス』・『同 新興国株式インデックス』の運用実績を全世界株式インデックスファンドやバランスファンド(8資産均等型)も交えて確認しています。
iDeCo・つみたてNISAの評価額と損益
前週末比は米国株式インデックスファンド+1.64%、先進国株式インデックスファンド+0.92%、新興国株式インデックスファンド+0.15%です(参照「ロシア株を指数から除外へ 全世界株のロシアの比率は?」)。
その結果、前週末比の評価額はiDeCoが+49,944円、積立(33,333円)のあったつみたてNISAは+53,097円(積立分なし+19,764円)でした。
地政学リスクの深刻化で、まだしばらくは悲観的な相場が続きそうで、つみたてNISAの毎月の積立のほか特定口座でも毎日積立をしています。iDeCoも年1回拠出から毎月拠出に戻すつもりです(手続きに時間がかかっています)。
・ウクライナ戦争とロシア危機:米国株の行方は?(楽天証券トウシル)
パウエルFRB議長の記者会見で「ウクライナ情勢」や「米国経済に与える影響」をリスク要因としてとらえる慎重な配慮をみせると、長期金利(10年国債利回り)が上昇する可能性が後退するかもしれません。
この場合、2月下旬まで続いた長期金利上昇と米国株のバリュエーション低下(予想PER低下)に歯止めがかかり、米国株が業績見通し(予想EPS)改善傾向を織り込む「業績相場」に移行していく可能性が高まってくる可能性があります。
一方、対ロシア経済金融制裁に伴う供給不足で、商品インフレ圧力が一段と強まる場合、スタグフレーション不安が台頭するリスクも念頭に置かざるを得ません。
ただ、長期の歴史と市場実績を振り返ると、局地的な軍事衝突では投資家心理への悪影響が長くは続かない傾向にあります。ファンダメンタルズを重視すれば、米国株には長期投資姿勢が功を奏していくと考えています。
・パウエル議長、議会証言で0.25%利上げを明言(ピクテ投信)
今週のイベントの中で注目度の高かったうちの1つはパウエル議長の議会証言です。証言内容は全体的にはFOMC参加者の最近のコメントと整合的です。やや異例だったのは、利上げ幅の数字として0.25%を具体的に表明したことです。ただ利上げ幅を明確にしたことで、市場の不透明感を払拭するという効果があったように思われます。
米国株(S&P500)と長期積立投資
・米国株のピンチはチャンス?長期積立投資の意義を再検証(楽天証券トウシル)米国市場は株価下落を幾度も経験してきました。相場が下落した局面であわてて売りに動き、積立投資(定時定額投資)を停止した投資家もいらっしゃいます。株価が急落する場面では、誰もが経済や市場の先行きが不安で「弱気」に陥るものです。ただ、「米国株式は長期投資を続ける辛抱強さに応えてきた」と言えます。
楽天証券トウシルの記事によれば2007年末から米国株式(S&P500 配当込み/円換算)に毎月3万円ずつ積立投資をした場合、2008年の金融危機で約5割も下落したものの、2022年1月末時点では累計投資額510万円に対し評価額は約3.7倍の約1,884万円に達したそうです。
予想したシナリオ通りに株価が動くとは限りませんし、また過去の実績は将来の運用成果を保証するものではありませんが、下落局面を何度も乗り越えてきた長期投資の可能性には勇気づけられますよね。
注意!楽天証券からSBI証券への投信の移管は時間がかかります
楽天証券からSBI証券への投資信託の移管(特定・一般が対象、NISAは対象外)は思いのほか時間がかかるようです。SBI証券の「投資信託出庫手数料全額キャッシュバックキャンペーン」の締切(投資信託入庫申込書受付期間)は下記のようなスケジュールになっています。
楽天証券のサポートの方がおっしゃるには今は混み合っていて投資信託の移管だけでなく(2週間~1ヵ月程度)、移管が終わったあとの領収書の発送にも2週間程度かかるそうです。その後、投資信託入庫申込書と領収書(領収書の写し)をSBI証券に郵送する必要があります。
もし、キャッシュバックキャンペーンへの参加を考えているなら、スケジュールに余裕のある偶数月に手続きを開始するのがよさそうです。移管(出庫)中は楽天証券で投資信託の取引ができなくなり積立注文もエラーになります。
米国株・先進国株・全世界株等の実績(チャートと騰落率)
下のチャートは過去3年の基準価額の推移(2019年3月5日~2022年3月4日)です。起点の基準価額を1万円に統一しています。
各投信の騰落率は下の表の通りです(2022年3月4日現在)。
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・米国株式(S&P500/NASDAQ100)インデックスファンドの積立投資の成績をレバレッジ型と比較・評価 コロナショックのように急反発するとは限らないのが怖いところ?
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