『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』の実績をニッセイ外国株式、楽天・全米株式、楽天・全世界株式と比較

『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』の実績をニッセイ外国株式、楽天・全米株式、楽天・全世界株式と比較

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※ 記事を更新しました(2018年11月9日)。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』の特徴や運用実績を先進国株式インデックスファンドの競合だけでなく、米国株式や全世界株式を対象にしたインデックスファンドとも比較してみました。

比較の対象は『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』、『楽天・全米株式インデックス・ファンド』、『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』です。


eMAXIS Slim 先進国株式インデックスほか特徴

2018年9月末月報より(楽天は同年8月末現在)

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』、『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』は、日本を除く主要先進国の株式市場を対象にした「MSCI コクサイ・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

同指数は北米、欧州、アジア・オセアニア、中東の22か国の大型株と中型株で構成されています。

楽天・全米株式インデックス・ファンド』(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))は、米国株式市場の投資可能な銘柄のほぼ100%をカバーした「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド』(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))は、日本を含む全世界の株式市場を対象にした「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

同指数は先進国や新興国市場を含む48ヵ国の大型株から小型株まで幅広くカバーしています。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、楽天・全米株式インデックス・ファンド、楽天・全世界株式インデックス・ファンドの組入上位10銘柄
2018年9月末月報より(楽天は同年8月末現在)

3つの投資信託とも組入上位10銘柄は米国企業に独占されています

今回、取り上げた投資信託は原則として為替ヘッジは行いません。信託期間は、すべて無期限です。


eMAXIS Slim 先進国株式インデックスほか費用

投資信託を保有中の運用管理費用(信託報酬)は下記の通りです。すべて年率(税込)です。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
0.11772%

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
0.11772%

楽天・全米株式インデックス・ファンド
0.16960%

楽天・全世界株式インデックス・ファンドの費用
0.22960%

上記の投資信託は購入時手数料や換金時の信託財産留保額はありません。

『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』と『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』は信託報酬の引き下げを積極的に実施しています。

現在の信託報酬率を当てはめた場合、第1期(決算日 2018年4月25日)の運用報告書から推測した『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』の諸経費も含めた実質コストはおよそ0.197%(年率)です。

現在の信託報酬率を当てはめた場合、第4期(決算日 2017年11月20日)の運用報告書から推測した『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』の諸経費も含めた実質コストはおよそ0.218%(年率)です。

2018年11月21日に予定されている監査報酬の引き下げ(PDF)を反映するなら実質コストはおよそ0.214%(年率)です。

1万口当たりの費用明細の途中経過(PDF)から推測した『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の実質コストは0.220~0.282%程度(年率)です。

同様に推測した『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』の実質コストは0.286~0.318%程度(年率)です。


eMAXIS Slim 先進国株式インデックスほか運用実績

下のグラフは過去1年間(2017年10月末~2018年10月末)の基準価額の推移を比べたものです。

比較しやすいよう起点の基準価額を1万円に統一しています。

『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』は『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』の陰に隠れています。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンド、楽天・全世界株式インデックス・ファンドの基準価額の推移
基準価額の推移(月末ベース)
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

騰落率の比較は下の表の通りです(2018年11月8日現在)。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンド、楽天・全世界株式インデックス・ファンドの騰落率
2018年11月8日現在
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』だけでなく、後発の『楽天・全米株式インデックス・ファンド』や『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』も純資産総額が順調に伸びています。

特に『楽天・全米株式インデックス・ファンド』は堅調な運用実績を反映してか、純資産総額が『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』を追い抜いて270億円を超えています。


まとめ

業界最低水準の運用コストをうたう『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』は、過去1年間の騰落率では直接競合する『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』を僅差で上回ってます

『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』は2018年8月21日以降『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』と同水準に信託報酬率を引き下げていますから、より接戦になりそうですね。

直近では新興国通貨や株式が軟調で、『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』は先進国株式インデックスファンドを下回る成績でした。とはいえ、長期投資なら新興国も無視できないですよね。

株式インデックスファンドの騰落率も気になりますが、リスクコントロールという観点からは安全資産(預貯金や個人向け国債など)の比率に注意すべきでしょうね。

先進国株式インデックスファンドと安全資産(30~70%)の組み合わせで値動きと年間リターンはどう変わる?

リターン・リスク比較「外国株式80%:国内債券20%」「外国株式50%:国内債券50%」「外国株式20%:国内債券80%」






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