先進国株式インデックスファンドと安全資産(30~70%)の組み合わせで値動きと年間リターンはどう変わる?

2018年10月23日火曜日

先進国株式

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先進国株式インデックスファンドと安全資産(30~70%)の組み合わせで値動きと年間リターンはどう変わる?

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※ 記事を更新しました(2019年1月4日)。

『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』と安全資産(30~70%)の組み合わせで、どれくらい値動きと年間リターンが変化するものなのか確認してみました。

先進国株式インデックスファンドと安全資産(現金または国内債券)というシンプルなポートフォリオを想定しています。




ニッセイ外国株式インデックスファンドの特徴

『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』は、日本を除く先進国の株式市場を対象にした「MSCIコクサイ・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 組入上位10業種と組入上位10銘柄
2018年11月末月報より

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 国・地域別組入比率
2018年11月末月報より

今回、取り上げた投資信託の信託期間は無期限です。


値動きと年間リターンの変化

下のグラフは、『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』の基準価額をもとに現金(30~70%)と組み合わせた場合の同ファンド設定来5年強(2013年12月10日~2018年12月28日)の値動きを算出したものです。

現金の比率が高いほど変動リスク(上下のブレ幅)が小さくなっています

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドと現金の組み合わせによる値動きの変化
基準価額の推移
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

外国株式(先進国株式)インデックスファンドと国内債券インデックスファンド(30~70%)の組み合わせによる年間リターンは下の図表の通りです。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドと現金の組み合わせによる年間リターンの変化
○は年間リターンの平均値
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません
野村アセットマネジメント「投信アシスト」より

2003年3月31日から2018年11月30日までの任意の連続1年間で騰落率のうち最大の騰落率を「最大上昇時」、同じく最小の騰落率を「最大下落時」としています。○は年間リターンの平均値です。

国内債券の比率が高いほど年間リターンのぶれは小さくなり、最大下落時の落ち込みも控えめになっています

上記は過去の指数データに基づくシミュレーションであり、売買手数料、税金等の費用は考慮していません。過去のデータは将来の運用成績を保証するものではありません。

参考記事
楽天・全世界株式インデックス・ファンドと現金(30~70%)の組み合わせで値動きはどれくらいマイルドになる?

楽天・全米株式インデックス・ファンドと現金(30~70%)の組み合わせで値動きはどれくらいマイルドになる?


まとめ

『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』のような先進国株式インデックスファンドは、株価だけでなく為替の変動リスクもあり基準価額が激しく変動します。

値動きの大きい先進国株式インデックスファンドを中心に運用するなら、リスク資産と安全資産のリバランスを定期的にちゃんと実行しておかないと後で泣くことになりそうですね。

リバランス(好調な資産から不調な資産に資金を移す)
好調な資産から不調な資産に資金を移す

売却時の税負担を考慮すると好調な資産の積立を減らして(もしくは中止して)、不調の資産の積立を増やすというのも一案かもしれませんね。

リバランスは、あまり頻繁にしないほうが相場の流れに乗れて成績が向上しやすいという指摘もあります。

こんな時こそ「リバランス」、資産を守る効果あり (NIKKEI STYLE マネー研究所)

もっとも、リバランスの本来の目的はリスク水準の変動を抑えることですから、先延ばしにしすぎると本末転倒になりそうです。




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