『楽天・全米界株式インデックス・ファンド』と現金(30~70%)の組み合わせで、どれくらい値動きが変化するものなのか確認してみました。
米国株式インデックスファンドと安全資産(金利0%)というシンプルなポートフォリオを想定しています。
楽天・全米株式インデックス・ファンドの特徴
『楽天・全米株式インデックス・ファンド』(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))は、米国株式市場の投資可能な銘柄のほぼ100%をカバーした「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」(VTI)を実質的な投資対象にしています。
実質的投資対象ファンドVTIのポートフォリオ 2018年8月末現在(同年9月末月報より) |
実質的投資対象ファンドVTIのポートフォリオ 2018年8月末現在(同年9月末月報より) |
今回、取り上げた投資信託の信託期間は無期限です。
楽天・全米株式と現金の組み合わせによる運用実績は?
下のグラフは、『楽天・全米株式インデックス・ファンド』(2017年9月29日設定)の基準価額をもとに現金(30~70%)と組み合わせた場合の値動きを算出したものです。現金の比率が高いほど変動リスク(上下のブレ幅)が小さくなっています。
基準価額の値動き 2017年9月29日~2018年10月24日 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
コストと騰落率の比較は下の表の通りです。
2018年10月24日現在 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
現金の比率が高くなるほど不調な時のマイナス幅が小さくなる半面、好調な時のプラス幅も小さくなっています。
参考記事
・先進国株式インデックスファンドと安全資産(30~70%)の組み合わせで値動きと年間リターンはどう変わる?
・『楽天・全米株式』『楽天・米国高配当株式』実質コストと運用実績を競合する米国株投信と比較
まとめ
『楽天・全米株式インデックス・ファンド』は力強い経済成長を続ける米国の大型株から小型株まで幅広く投資できるのが魅力です。基準価額の値動き 2017年9月29日~2018年10月24日 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
米国の長期金利上昇や貿易摩擦への警戒感から、一人勝ちといわれていた米国株式も直近は調整を余儀なくされています。
米国株式インデックスファンドと預貯金というシンプルなポートフォリオでも、変動リスクを抑えたいなら安全資産である預貯金の比率を増やすことで資産全体の値動きをマイルドにすることはできます。
・大和投資信託「米国中間選挙と株式市場の見通し」(PDF)
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