※ 記事を更新しました(2019年1月3日)。
『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』と現金(30~70%)の組み合わせで、どれくらい値動きが変化するものなのか確認してみました。
全世界株式インデックスファンドと安全資産(金利0%)というシンプルなポートフォリオを想定しています。
楽天・全世界株式インデックス・ファンドの特徴
『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))は、日本を含む全世界の株式市場を対象にした「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」(VT)を実質的な投資対象にしています。
実質的な投資対象ファンドVTのポートフォリオ 2018年10月末現在(同年11月末月報より) |
実質的な投資対象ファンドVTのポートフォリオ 2018年10月末現在(同年11月末月報より) |
今回、取り上げた投資信託は原則として為替ヘッジを行いません。信託期間は無期限です。
楽天・全世界株式と現金の組み合わせによる運用実績は?
下のグラフは、『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』(2017年9月29日設定)の基準価額をもとに現金(30~70%)と組み合わせた場合の値動きを算出したものです。現金の比率が高いほど変動リスク(上下のブレ幅)が小さくなっています。逆に株式の比率が高くなるほど好調な時のプラス幅が大きくなる反面、不調な時のマイナス幅も大きくなります。
基準価額の推移 2017年9月29日~2018年12月28日 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
資産全体に対するコストと騰落率の比較は下の表の通りです。
2018年12月28日現在 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
参考記事
・先進国株式インデックスファンドと安全資産(30~70%)の組み合わせで値動きと年間リターンはどう変わる?
・実質コストと実績比較『楽天・全世界株式』『野村つみたて外国株投信』『eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)』
まとめ
『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』のような全世界株式インデックスファンドは、投資信託1本で世界各国の株式に投資できるのが魅力です。全世界株式インデックスファンドと預貯金というシンプルなポートフォリオでも、変動リスクを抑えたいなら安全資産である預貯金の比率を増やすことで資産全体の値動きをマイルドにすることができます。
もっとも、投資信託の基準価額という目につきやすい部分の変動幅が小さいほうが心理的な負担は少ないというなら、債券を含むバランスファンドという選択肢もあります。
・楽天・全世界株式、楽天・全米株式を『楽天・インデックス・バランス・ファンド』3種と比較 あれこれ悩むくらいならバランスファンド1本でいい?
・8資産均等型バランス投信のリターンとリスクを全世界株式と比較
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