『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』とアクティブ運用の『ひふみプラス』を組み合わせた場合の運用実績を確認してみました。
参考までにインデックスファンド同士の組み合わせ(『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』及び『三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド』)と比較しました。
投資信託の特徴は?
『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』は、日本を除く先進国の株式市場を対象にした「MSCIコクサイ・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。![]() |
2018年4月末月報より |
『ひふみプラス』は、長期的な将来価値に対して市場価値が割安と考えられる成長企業に選別投資します。
直販の『ひふみ投信』と同じマザーファンドを通じて運用されています。
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2018年4月末月報より |
『三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド』は、東証一部上場の全銘柄を対象とした「東証株価指数(TOPIX)」に連動する投資成果をめざします。
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2018年4月末月報より |
今回取り上げた投資信託は外貨建資産の為替ヘッジを原則として行いません。信託期間は無期限です。
投資信託の運用管理費用(信託報酬)は?
『ひふみプラス』のみ購入時手数料(上限3%)が設定されていますが、ネット証券など無料の場合もあります。
『ひふみプラス』の運用管理費用(年率)は純資産総額500億円までは税抜0.98%、500億円を超える部分は税抜0.88%、1,000億円を超える部分は税抜0.78%です。
投資信託の運用実績は?
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2018年6月5日現在 過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません |
上記の期間では、『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』と『ひふみプラス』の組み合わせとインデックスファンド同士の組み合わせとで、思いのほか運用実績に差が出ているようです。
まとめ
先進国の株式に幅広く分散した『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』と、国内株式を中心に厳選した銘柄に投資する『ひふみプラス』の相性は悪くなさそうです。ただ、『ひふみプラス』に対しては、純資産総額が大きくなると中小型株に比べ成長性の劣る大型株の比率を上げざるを得なくなり、これまでのような好成績を維持するのが難しくなるのでは、と懸念する声も聞かれます。
『ひふみプラス』は国内の大型株の成長力不足を補うため、海外株の比率を徐々に増やしています。有望な会社を選別しているとはいえ、先進国株式インデックスファンドと組み合わせた場合、銘柄の重複が気になるところかもしれませんね。
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