信託報酬の異なる『SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ』と同＜DC年金＞の運用実績を比較

信託報酬（年率）は前者が税抜1.7％（税込1.836％）、確定拠出年金向けの後者が税抜1.5％（1.62％）です。

SBI中小型割安成長株ファンドの特徴は？

SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ 2018年2月9日付週次レポートより

『SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ』は、株価が下落した銘柄から財務安定性に優れ、業績も安定しており、わが国の経済社会に貢献すると考えられる企業の株式に投資します。

2018年2月9日現在

確定拠出年金専用の『SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ ＜DC年金＞』も、『SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ』と同じマザーファンドを通じて運用されています。

信託期間はどちらも無期限です。

SBI中小型割安成長株ファンドの成績は？

2018年2月13日現在 過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません

購入時手数料は上限の数字で、ネット証券など無料の場合もあります。

『SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ ＜DC年金＞』は2016年4月21日設定です。

信託報酬（税込）と騰落率の差異は下の表の通りです。

2018年2月13日現在

多少ぶれがあるのか、信託報酬の差（0.216％）から想定されるよりは過去1年の騰落率の差は小さめ、設定来の騰落率では想定されるより差は大きめになっています。

SBI中小型割安成長株ファンドの実質コストは？

『SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ ＜DC年金＞』の第1期決算はその他費用が高めなこともあり、実質コストは信託報酬ほど差がないようです。

まとめ

『SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ ＜DC年金＞』の販売会社はSBI証券とマネックス証券で確定拠出年金専用になっています。

通常の『SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ』より信託報酬が引き下げれているとはいえ、実質コストは年率で2％弱とかなり高めな水準です。

これまでのように運用実績が良好であれば高コストも正当化されるかもしれませんが、株式市場が下落基調に転じると中小型株は一気に崩れる可能性もあり、先行きがやや心配な面もあるでしょうか。

株価の低迷が続いた場合、回復を気長に待つにしても、長期保有だとコストが重荷にならないか気になりますよね。




こぼれ話
姉妹ファンドの『SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ（年2回決算型）』は、資金流入急増により、信託金が信託約款上の上限額を超過する可能性が生じているため、購入申込み受付を一時停止しています。

SBIアセットマネジメント「ご購入お申込み受付の一時停止について」（PDF）
停止期間：2018年2月7日（水）～2月18日（日）
同ファンドは、口数買付のみの『SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ』と違い、金額買付や積立買付にも対応しています。

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