主だったインデックスファンドの成績と2022年2月末現在のNISA・iDeCo・特定口座の評価額および損益を確認してみました。
また最後の段落で、東証マネ部!の一括投資と積立投資に関する記事の一節を紹介しています。
全世界株式、先進国株式、米国株式、国内株式、新興国株式の成績
インデックスファンドの基準価額の推移(チャート)
下のチャートは過去1年間の基準価額の推移(2021年2月末~2022年2月末/月末ベース)です。起点の基準価額を1万円に統一しています。インデックスファンドの騰落率
下のグラフは2月の騰落率(前月末比)と過去1年の騰落率(前年同月末比)です(2022年2月28日現在)。インフレ圧力による金融引き締め懸念のほか地政学リスクの高まりもあり、株式市場は不安定な状態が続いています。
・ロシア・ウクライナ情勢を受けた世界経済・金融市場の見方の整理(三井住友DSアセットマネジメント)
金融市場については、過去において今回のような地政学イベントが発生した際は、イベント発生時が株価などのボトムになることが多かったことは事実です。ただし、70年代の中東戦争時などを除くと、世界的に資源や製造業の供給余力がありインフレ圧力が弱い時期の経験であったことに注意が必要と考えます。
今回の危機は、グローバライゼーションが後退し、環境規制強化などのトレンドが明確化し、そしてインフレが上振れている中で発生しています。このため<中略>供給制約とインフレ圧力がどの程度強まるかで、一定期間市場の動揺は続くものとみられます。
・ウクライナ危機が家計に及ぼす影響は? 今後値上がりするものを一覧でチェック(マイナビ ニュース)
ウクライナ危機で、エネルギーや食料品の値上がり、半導体不足に拍車がかかるのでは、という見方もあるようです。
株価は長い目で見るとして、物価上昇の家計への影響は無視できないですよね。有事の金も注目されています。
・米国株(S&P500)と守りの資産ゴールドに半分ずつ投資した実績を評価
NISA・iDeCo・特定口座の評価額と損益(合算)
資産配分と評価額および損益
上記の投資信託のほかETFや個別株も少額保有しています(世界株ETF 110円、米国株ETF 10,100円、国内株 4,020円)。
預貯金等の安全資産とのリバランスも兼ねてリスク資産を積み増したので、2022年1月末に比べると200万円くらい評価額が増えています。
今年のうちに2,000万円を目標に特定口座でも積極的に投資していくべきか、それとも非課税口座のiDeCo(個人型確定拠出年金)&つみたてNISAでじっくりと積み立てていくべきか悩んでいます。
すでにある程度まとまった運用額に達していることもあり、先行きの不透明感が根強い状況で、あまり焦ることもないのかなとも感じています。
非課税口座の評価額および損益は下の表の通りです。
NISAのしくみや活用法は、金融庁の「NISA特設ウェブサイト」にまとめられています。iDeCoについては、国民年金基金連合会の「イデコ公式サイト」が参考になります。かんたん税制優遇シミュレーションでiDeCoに加入した場合の税負担の軽減額を確認できます。
一括投資した人と積立投資した人の損益は?
・これからの投資方法の選択 一括投資?積立投資?それともブレンド投資?(東証マネ部)下の図1は「一括投資」で投資信託を購入した人の運用損益別の比率(岡三オンライン証券)です。
下の図2は「積立投資」で投資信託を購入した人の運用損益別の比率(岡三オンライン証券)です。
「一括投資」より「積立投資」をした人のほうが損益のばらつきが少ないようです。また「積立投資」のほうが損失を出した人の割合が少ないことも見て取れます(逆に運用損益0%以上~+30%未満の人が4分の3以上)。
最初からまとまった資金を用意するのは難しいですし、リスク資産の運用に不慣れなら少額から始められる「積立投資」をベースにするのも堅実な選択かもしれませんね(東証マネ部の記事は積立投資と一括投資を組み合わせた「ブレンド投資」についても解説しています)。
・資産「2000万円」づくり 手堅い投信の長期積み立て(NIKKEI STYLE)
長期投資であればお金を長く働かせられる一括投資のほうが合理的との見解もあり、積立投資のメリットとデメリットについては下の記事も参考にしてください。
・「先進国株式」一括投資と積立投資の成績を5年、10年、15年で比較・評価 運用成績にどれくらいの差がある?
・「8資産均等型」一括投資と積立投資の成績を5年、10年、15年で比較・評価 積立投資のメリットとデメリットとは?
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つみたてNISAがスタートした2018年1月からの国内株式、先進国株式、新興国株式、全世界株式、バランスの積立投資の成績は下の記事を参考にしてください。・【インデックス投資】 国内株式・先進国株式・新興国株式をつみたてNISAで毎月1万円ずつ積み立てたら今いくら?
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