ポストコロナに適応する? 先進国株式/米国株式(NASDAQ100)インデックスファンドに半分ずつ投資した運用実績を評価

2020年8月17日月曜日

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先進国株式/米国株式(NASDAQ100)インデックスファンドに半分ずつ投資

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先進国の株式市場を対象にした『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』と米国の新興市場を対象にした『iFreeNEXT NASDAQ100インデックス』に半分ずつ投資した場合の運用実績は?


先進国株式/米国株式インデックスファンドの特徴

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』(ニッセイAM)は、先進国の株式市場を対象にした「MSCIコクサイ・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 組入上位10業種(情報技術、ヘルスケア、金融ほか)と組入上位10銘柄(アップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コムほか)
2020年7月末月報より

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 国別構成比(アメリカ、イギリス、フランスほか)
ニッセイ外国株式インデックスファンド
国別構成比 2020年7月末月報より

iFreeNEXT NASDAQ100インデックス』(大和AM)は、「NASDAQ100指数」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

NASDAQ(ナスダック)は米国にある世界最大の新興企業向けの株式市場です。米国以外の企業を含みハイテク(IT)関連銘柄の比率が高いのが特徴です。「NASDAQ100指数」は時価総額上位100銘柄(金融銘柄を除く)で構成されています。

iFreeNEXT NASDAQ100インデックス 業種別構成比(情報技術、コニュニケーション・サービス、一般消費財・サービスほか)と組入上位10銘柄(アップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コムほか)
「株式 業種別構成比」外国投資信託・先物を除外
2020年6月末月報より

iFreeNEXT NASDAQ100インデックス 国別構成比(アメリカ、中国、オランダほか)
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
国別構成比 2020年6月末月報より

今回、取り上げた投資信託は原則として為替ヘッジを行いません。信託期間は無期限です。


先進国株式/米国株式インデックスファンドの運用実績

下のチャートは、後発の『iFreeNEXT NASDAQ100インデックス』設定来2年弱の期間(2018年8月31日~2020年8月17日)で基準価額の推移を比べたものです。

比較しやすいよう起点の基準価額を1万円に統一しています。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドとiFreeNEXT NASDAQ100インデックス、および両者の組み合わせによる基準価額の推移(チャート)
基準価額の推移 2018年8月31日~2020年8月17日
過去の実績は将来を保証するものではありません

騰落率の比較は下の表の通りです(2020年8月17日現在)。

設定来騰落率は『iFreeNEXT NASDAQ100インデックス』設定来2年弱の数字です。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドとiFreeNEXT NASDAQ100インデックス、および両者の組み合わせによる騰落率
2020年8月17日現在
過去の実績は将来を保証するものではありません

コロナショック下の騰落率は下の表の通りです。

調整局面の上昇率は2020年3月24日~同年8月17日の数字、下落率は2020年2月21日~同年3月24日の数字です。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドとiFreeNEXT NASDAQ100インデックス、および両者の組み合わせによる騰落率2
過去の実績は将来を保証するものではありません

コロナショックを機に更なる注目を集める「NASDAQ100指数」(日興AM)

米国ではGAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)などテクノロジー関連銘柄の比率が高いNASDAQ100指数の優位が続いています。

コロナショックを機に更なる注目を集める「NASDAQ100指数」
出典:コロナショックを機に
更なる注目を集める「NASDAQ100指数」
(日興AM)

ハイテク大手に投資集中、ITバブルと違う形の危険性(ロイター)

ポストコロナ時代の社会の変革を担うハイテク株の好調さには目を見張りますが、ロイターの記事によればITバブルのときと違い業績の裏付けがあるのは安心材料でしょうか。

その一方で少数のハイテク大手が支配的な地位を確立し圧倒的な影響力を持つことで、独占禁止法の対象になるのではないかという危惧もあるようです。

巨額の制裁金が課されたりハイテク貿易摩擦が再燃したりした場合、特定の業種や銘柄への偏りが大きいのはやはり心配ですよね。

大きく考える投資。イノベーションへの投資。(PDF/日興AM)

長期投資なら定番の先進国株式インデックスファンドなどで土台を固めつつ、成長性の高いイノベーション分野にも一定の割合で投資しておくという考え方もあるかもしれないですね。




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