低コストな方が本当に好成績?『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』『つみたて先進国株式』『eMAXIS 先進国株式インデックス』

三菱UFJ国際投信の先進国株式インデックスファンド3種の成績を比較

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※ 記事を更新しました(2018年10月19日)。

信託報酬(運用管理費用)の低廉な投資信託のほうが本当に好成績なのか、三菱UFJ国際投信の先進国株式インデックスファンド3種の成績を比較してみました。

比較の対象は『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』(2017年2月27日設定)、『つみたて先進国株式』(2017年8月16日設定)、『eMAXIS 先進国株式インデックス』(2009年10月28日設定)です。


先進国株式インデックスファンドの特徴は?

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 組入上位10ヵ国
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
2018年9月末月報より

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』、『つみたて先進国株式』、『eMAXIS 先進国株式インデックス』は、日本を除く主要先進国の株式市場を対象にした「MSCI コクサイ・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

同指数は北米、欧州、アジア・オセアニア、中東の22か国の大型株と中型株1,318銘柄で構成されています(2018年9月末現在)。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 組入上位10業種と組入上位10銘柄
2018年9月末月報より

今回取り上げた投資信託は原則として為替ヘッジは行いません。信託期間は、すべて無期限です。


先進国株式インデックスファンドの成績比較

3本の投資信託の中で設定が一番古い『eMAXIS 先進国株式インデックス』の過去5年間(2013年9月末~2018年9月末)の基準価額の値動きは下のグラフの通りです(起点の基準価額を1万円に換算)。

世界的な金融緩和の恩恵もあり過去の実績は極めて好調です。ただし、これからは米国の利上げなど金融政策の正常化もあり株式市場には逆風が吹くことも予想されます。

先進国株式インデックスファンドの基準価額の値動き
基準価額の値動き(月末ベース)
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

騰落率の比較は下の表の通りです(2018年10月18日現在)。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、つみたて先進国株式、eMAXIS 先進国株式インデックスの成績比較表
2018年10月18日現在
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

上記の投資信託はノーロード(購入時手数料なし)です。

僅差ではありるものの、信託報酬が低い投資信託ほど運用実績が上向いているのが見て取れます。

過去1年の騰落率(2017年10月19日~2018年10月18日)では、信託報酬の一番低い『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』は一番高い『eMAXIS 先進国株式インデックス』に対して0.53%のプラスです。

ちなみに『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』はこれまでに4回、信託報酬率の引き下げを行っています。

2017年10月2日 税抜0.2000% → 税抜0.1900%

2017年11月10日 税抜0.1900% → 税抜0.1890%

2018年1月30日 税抜0.1890% → 税抜0.1095%

2018年7月25日 税抜0.1095% → 税抜0.1090%(※)

※ 純資産総額に応じて500億円以上1,000億円未満の部分は税抜0.1040%、1,000億円以上の部分は税抜0.0990%になります。


まとめ

『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』の取扱販売会社がネット証券を中心に11社なのに対し、『つみたて先進国株式』は証券会社だけでなくゆうちょ銀行や地方銀行など50社にのぼります。

つみたて先進国株式』は身近な金融機関で取り扱っているので、ネット証券に不安を感じる人には向いているかもしれませんね。

業界最低水準の運用コストめざすという『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』は、信託報酬の引き下げに積極的です。

コストは運用成績にも影響を及ぼしますから、僅差でも長期投資では軽視できないですよね。

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こぼれ話
2018年10月18日現在、『つみたて先進国株式』(2017年8月16日設定)の純資産総額は16.08億円です。『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』(2017年2月27日設定)の純資産総額は240.53億円です。

『つみたて先進国株式』はおよそ半年遅れで設定されたとはいえ純資産総額の差を考えると、ゆうちょ銀行や地方銀行の店頭では「つみたてNISA」はあまり受け入れられていないのでしょうか。

長期投資のつみたてNISAは、一般NISAに比べ、これから資産形成をしていく若者向けという面もあり、ネット証券のほうが相性がいいのかもしれないですね。




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