株式インデックスファンド編「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018」で投票した全世界株式や先進国株式などの特徴と実績は?

全世界株式、先進国株式、新興国株式インデックスファンドの特徴と実績は?

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投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018」に投票しました。全部で5つのファンドに1ポイントずつ投じました。

投票したファンドのうち、株式を対象にした『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』、『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』、『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』の特徴と実績について簡単にまとめてみました。

3つとも、つみたてNISA対象商品です。

『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』は設定から日が浅いので、運用期間の長い『全世界株式インデックス・ファンド』も一緒に取り上げています。




株式インデックスファンドの特徴

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』や『全世界株式インデックス・ファンド』は、日本を含む世界の株式を対象にした「MSCI ACWI(オール・カントリー・ワールド・インデックス)」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

同指数は先進国と新興国合わせて47ヵ国の大型株と中型株2,791銘柄で構成されています(2018年9月末)。世界の投資可能な市場時価総額の85%をカバーしています。

MSCI ACWI 組入上位10銘柄
2018年9月末現在

MSCI ACWI 国別構成比と業種別構成比
2018年9月末現在


eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』は、日本を除く先進国の株式市場を対象にした「MSCI コクサイ・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 組入上位10銘柄
2018年9月末月報より

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 組入上位10業種と組入上位10ヵ国
2018年9月末月報より

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』は、新興国の株式市場を対象にした「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 組入上位10銘柄
2018年9月末月報より

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 組入上位10業種と組入上位10ヵ国
2018年9月末月報より

今回、取り上げた投資信託は、外貨建資産の為替ヘッジを原則として行いません。

信託期間は、すべて無期限です。


株式インデックスファンドの費用

投資信託を保有中にかかる運用管理費用(信託報酬)は下記の通りです。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
年率 税抜0.142%(税込0.15336%)

『全世界株式インデックス・ファンド』
年率 税抜0.480%(税込0.51840%)

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
年率 税抜0.109%(税込0.11772%)

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
年率 税抜0.189%(税込0.20412%)

『eMAXIS Slim』シリーズは購入時手数料や解約時の信託財産留保額はありません。

『eMAXIS Slim』シリーズの関連ファンド(国内株式はTOPIXで代用)の第1期(決算日 2018年4月25日)の運用報告書から推測した『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』の諸経費も含めた実質コストはおよそ0.238%(年率)です。

『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』と『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』は信託報酬の引き下げを積極的に実施してきました。

現在の信託報酬率を当てはめた場合、第1期(決算日 2018年4月25日)の運用報告書から推測した『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』の諸経費も含めた実質コストはおよそ0.197%(年率)です。

現在の信託報酬率を当てはめた場合、第1期(決算日 2018年4月25日)の運用報告書から推測した『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』の諸経費も含めた実質コストはおよそ0.389%(年率)です。

参考記事
公表された途中経過から実質コストを再計算『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)とどちらが低コスト?


株式インデックスファンドの運用実績

『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』は2018年10月31日に設定されたばかりのため、『全世界株式インデックス・ファンド』の運用実績を代用しています。

下のグラフは全世界株式、先進国株式、新興国株式それぞれのインデックスファンドの過去1年間における基準価額の推移を比べたものです。

比較しやすいよう起点の基準価額を1万円に統一しています。

全世界株式、先進国株式、新興国株式インデックスファンドの基準価額の推移
基準価額の推移(月末ベース)
2017年10月末~2018年10月末
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

騰落率の比較は下の表の通りです(2018年11月7日現在)。

全世界株式、先進国株式、新興国株式インデックスファンドの騰落率
2018年11月7日現在
過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

米国の長期金利上昇や貿易摩擦への警戒感から、直近の株式市場は調整を余儀なくされています。

新興国株式インデックスファンドは特に軟調です。


まとめ

債券を含むバランスファンドに比べ、株式を対象にしたインデックスファンドは基準価額が上がる時も下がる時も値動きが大きくなりがちです。

変動リスクを抑えたいなら、安全資産である預貯金の比率を増やすことで資産全体の値動きをある程度マイルドにすることができます。

下のグラフは全世界株式インデックスファンドに現金(または金利0%の預貯金)を組み合わせた場合の過去1年間の値動きを示しています(起点を100とします)。

全世界株式インデックスファンドと現金の組み合わせによる値動き

一般的に設定から日が浅く純資産総額の小さな投資信託の場合、運用が安定しないこともあります。

三菱UFJ国際投信の資料(PDF)によると2018年11月1日現在、『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』の資産構成は下の図表のようになっています。

日本株式(MSCI ジャパン)部分のマザーファンドの純資産総額は3億円とまだ小さいですが、先進国株式のマザーファンドは3,245.2億円、新興国株式のマザーファンドは705.8億円と規模が大きいです。

「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)ポートフォリオ構築のお知らせ」より
出典:三菱UFJ国際投信ファンドレポート
https://emaxis.jp/text/253425_181102.pdf

タイミングを読んで売買を繰り返すより長期保有を続けたほうがパフォーマンスが向上しやすいと言われています。

アクティブVSパッシブ、投資家の“実際の儲け”は?(モーニングスター)

上記の記事では、投資家の実際のもうけを示すインベスターリターンは積立投資による長期保有を前提にしたパッシブ(インデックス)ファンドがアクティブファンドを上回っています。

インデックスファンドを利用している場合でも、今の新興国株式のように下落基調だと悩んでしまう場面もあるでしょうね。

幅広い銘柄や資産にまとめて投資できる全世界株式インデックスファンドやバランスファンドであれば、恣意的に判断してしまう余地を少なくできるかもしれませんね。

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