直近の国内株式インデックスファンドの値動きを米国株式(NYダウ)や先進国株式の投信と比較

2018年2月17日土曜日

国内株式 先進国株式 米国株式

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下落基調だった株式市場もようやくホッと一息という感じですが、直近の国内株式インデックスファンドの値動きを米国株式や先進国株式のインデックスファンドと比較してみました。

比較の対象は『たわらノーロード 日経225』、『三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド』、『iFree NYダウ・インデックス』、『iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)』です。

投資信託の特徴は?

たわらノーロード 日経225』は、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果をめざします

たわらノーロード 日経225組入上位10業種と組入上位10銘柄
2018年1月末現在

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド』は、東証一部上場の全銘柄を対象にしたTOPIX(東証株価指数)に連動する投資成果をめざします

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド組入上位10業種と組入上位10銘柄
2018年1月末現在

iFree NYダウ・インデックス』は、米国を代表する主要30銘柄を対象としたダウ・ジョーンズ工業株価平均(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

iFree NYダウ・インデックス業種別構成比と組入上位10銘柄
2018年1月末現在

iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)』は、日本を除く主要先進国の株式市場を対象にしたMSCI コクサイ・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

同指数は北米、欧州、アジア・オセアニア、中東の22ヵ国1,328銘柄で構成されています(2018年1月末現在)。

iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)業種別構成比と組入上位10銘柄
2018年1月末現在

国・地域別構成比 2018年1月末
iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)
国・地域別構成比 2018年1月末

今回取り上げた投資信託は原則として為替ヘッジを行いません。信託期間は、すべて無期限です。

投資信託の成績は?

たわらノーロード 日経225、三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド、iFree NYダウ・インデックス、iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)成績比較表
2018年2月16日現在
過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません

ニュースでは国内株式の値動きが特にさえない印象ですが、月初来騰落率を見るとやはり米国株式や先進国(外国)株式よりもマイナス幅が大きくなっています。

とはいえ海外資産は円高で目減りしてしまう影響もあるのか、思ったほど極端な差はついていないようにも見えます。

過去6ヵ月や過去1年の騰落率では、逆に国内株式が先進国(外国)株式を上回っています。

まとめ

国内株式(日経平均・TOPIX)、米国株式(NYダウ)、先進国株式のインデックスファンドの月初来の値動きは下のグラフの通りです。

比較しやすいように2018年2月1日の基準価額を1万円にそろえてあります。


上記の期間では、国内株式インデックスファンドは米国株式や先進国(外国)株式のインデックスファンドより弱い値動きになっています。

国内株式インデックスファンド同士の比較では、幅広い銘柄に分散されたTOPIX連動型のほうが日経平均連動型より基準価額の落ち込みが少ないようです。

株式市場だけでなく為替相場も揺れ動いていますが、円高が国内企業の業績に与える影響も気になるところですよね。

円高の反面、ドル安やユーロ安が海外企業には追い風になるなら、その意味でも国内外への分散が欠かせないのかもしれませんね。




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