インデックス投資なら相場が荒れ模様の時どうしたらいいかは自分のポートフォリオに聞こう

2017年3月27日月曜日

弱気相場の備え 積立投資メモ 積立投資ルール

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あえて目をつぶる?
相場が荒れ模様なら目をつぶってやり過ごすのも一案?

オバマケアの代替案のつまずきからトランプ米大統領の経済政策の実現性に疑問符がついたようです。

そのあおりを受け日経平均株価は19,000円台を割り込み、円相場も先週末の1ドル111円台前半から今日は110円台前半まで値上がりしています。期待先行で株価が上がりすぎた反動もあるのでしょうね。

アメリカの経済統計自体は良好なので一時的な調整にとどまるのではないかという見方もあるようですが、先の予想はなかなか当たらないですよね。

相場が荒れ模様の時、インデックス投資ならどうする?

高値のうちに売って安値で買い戻すなどタイミングよく売買できれば理想ですが、カリスマトレーダーでもない限り、それは無理というものですよね。

もし株価が大きく値下がりした時は、インデックス投資であれば、よく言われるようにリバランスを考えるべきでしょうね。

基本に忠実に内外の株式と債券に分散投資しているとして(資産の組み合わせのことをポートフォリオと呼びます)、あらかじめ決めた資産配分の比率から離れているようであれば、下の図のように元の比率に戻す作業が必要ですよね(リバランス)。

リバランス図

どの資産をどれくらい売買すればいいのかは、リバランスする際にあなたのポートフォリオが教えてくれます。最初の比率に戻すのに必要なだけ売り買いすればOKです。

バランスファンドの場合も、リスク資産(投資信託)と安全資産(個人向け国債や預貯金等)の比率が事前に決めた元の配分からズレていたら見直すべきですよね。

どのタイミングでリバランスすべき?

元の資産配分から一定の以上かい離したら実行するなど比率で決めるやり方のほかに、1年に1回とか半年に1回など期限を決めて実行する方法もありますね。

売買をあまり頻繁にすると手数料や税負担が重くなりますし、資産規模がそれほど大きくないうちは毎月の積立比率を変えることでも対応可能です。

相対的に比率の増えた資産の積立額を減らすか一旦積立を中止して、相対的に比率の減った資産の積立額を増やしましょう。

まとめ

人の心理として相場が好調な時はもっと買いたくなるし、不調なときは怖くなって売りたくなりますよね。

高値づかみや底値での投げ売りを防ぐには、淡々と積み立てを続けてあらかじめ決めたルール通りにリバランスする。相場が荒れ模様のときこそ原則通りに行動できるのかが問われているのかもしれませんね。

まあ、嵐が来ているときはあえて口座を見ないというのも一つの知恵かもしれませんが(苦笑)。年に一度のリバランスの時期以外は、ほったらかしで行くべき?




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