飛び降りる?もう少し様子を見る? |
アメリカの株価(NYダウ)は7営業日連続で下落中です。為替相場も年初の1ドル117円台から見ると111円台前半の今は円高に結構振れているように見えますよね。
相場が荒れ模様のなかNISA口座は?
そんな状況の中、NISA口座は先週末比だと下の表のような感じでした。基準価額の騰落率は2017年3月24日現在の数字 |
株安と円高のダブルパンチで「先週末比損益」が一気に10万円近いマイナスです。外国株式インデックスファンドを中心に投資していることもあって、トランプ米大統領の言動に振り回されている気もします(苦笑)。
投資からもう降りる?それとも追加投資のチャンス?
トランプ相場で減税やインフラ投資などのアメリカの政策を先取りするように株価は上昇を続けていたものの、さすがに政策の実現性に疑問符がつくようだと調整せざるを得ないのでしょうね。もっともNISA口座全体から見ると先週末比2.45%のマイナスなので、これくらいなら悲観するのも、逆張りで追加投資をするのも早すぎるかもしれません。下の表の通り、昨年末比だと先進国債券や内外リートの値下がりが目立つますが、株式インデックスファンドの多くはまだ黒字ですね。
基準価額の騰落率は2017年3月24日現在の数字 |
まとめ
私の場合、NISAでの積立投資は4年目ということもあり、毎月積み立てた際の基準価額が多少高くても安くても全体に与える影響はごくわずかです。評価額が目減りしていても、慌てて追加投資したところで残念ながら気休めにしかならないでしょうね。今年から積み立てを始めた人だと、値動きの激しさに嫌気がさしてしまうこともあるでしょうか。あるいは株価の値下がりや円高傾向を目にして、逆に前のめりになってしまうこともあるでしょうか。
投資になじめないと感じるなら無理にNISAを利用することもないと思いますし、投資する場合も慣れない最初は少額から積み立てたほうが無難でしょうね。理論上は一括投資のほうが運用期間が長く取れるぶん有利ですが、まとまった額を投資した後に急落したりすると冷静な判断をするのは難しいですよね。
こぼれ話
日米欧とも先行きが不透明な状況ですけど、だからこそ、もう少し長い目で見守る必要があるでしょうね。トランプさんの任期が4年持つのか疑問視する人もいますし、米国第一主義や保護貿易主義がうまくいかないとなれば、いずれ国際協調路線や自由貿易主義が見直される時が来るかもしれません。
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