iDeCo(個人型確定拠出年金)とつみたてNISAの評価額および損益を簡単にまとめてみました。
また保有している『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』・『同 先進国株式インデックス』・『同 新興国株式インデックス』の運用実績を全世界株式インデックスファンドやバランスファンド(8資産均等型)も交えて確認しています。
iDeCo・つみたてNISAの評価額と損益
前週末比は米国株式インデックスファンド-1.54%、先進国株式インデックスファンド-2.59%、新興国株式インデックスファンド-6.45%です(参照「中長期では株価には地政学リスクより企業業績の影響大」)。
その結果、前週末比の評価額はiDeCoが-56,966円、つみたてNISAは-67,806円でした。
上記のほか特定口座で毎日積立を継続中です。株価が下がってお金が減るのには慣れましたが(苦笑)、戦争のニュースには胸が痛くなりますね。
・一部ロシア銀をSWIFTから排除、中銀にも制裁-西側諸国が合意(ブルームバーグ)
ブルームバーグの記事にはウクライナ大統領のビデオも掲載されています。
米国株・先進国株・全世界株等の実績(チャートと騰落率)
下のチャートは過去3年の基準価額の推移(2019年2月26日~2022年2月25日)です。起点の基準価額を1万円に統一しています。
各投信の騰落率は下の表の通りです(2022年2月25日現在)。
航路を守れ マーケットの後追いは危険
世界最大級の資産運用会社バンガードの「4つの基本原則(目標・バランス・コスト・規律)」から、目標(投資計画)を持たないことの危険性を説いた一節を紹介します。実行可能な投資目標を明確に設定すれば間違った方向に進むのを未然に防ぐことができる、とバンガードは述べています。
どのくらいのリスクを取ることができるのかを確認し、具体的で達成可能な投資額とポートフォリオを見直す時期や頻度を決めることを基本としています。
下記の投資計画はその一例です。
計画を立てずに投資すると、ファンドの格付など一時的な要因をもとにポートフォリオを組んでしまい、高値づかみや安値売り等の非合理な罠に陥る可能性がある、と警告しています。
前年に好成績だったファンドが翌年も好成績を維持できた割合は決して高くはないにもかかわらず、投資信託への資金流入はパフォーマンスの後追いになりがちであると注意を促してもいます。
上記のチャートのうち世界的な金融危機であったリーマン・ショック前後に着目すると、グローバル株式への資金流入(オレンジ)は危機が発生する直前に最大となり、暴落が発生すると投資家は下落した株式を買い増ししてリバランスするのではなく逆に投げ売りしていたことがうかがえます。
続く2009年から2011年の変動の激しかった時期には資金は引き揚げられたままになっており、その後、反発する株価(赤)を追いかけて2013年12月末までの間は資金が流入しています。
このような高値で買って安値で売るといった非合理な投資行動を回避するには、リスク許容度に応じて決定した資産配分を保ち運用を続けること、すなわち投資計画という航路を守ることが大事ですよね。
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