楽天証券NISA人気投信ベスト5の積立投資(月1万円)の評価額
楽天証券NISAランキング ベスト5(積立件数)
少額投資非課税制度であるNISA(金融庁)では、毎年一定金額の範囲内で購入した金融商品の対する、売却益や配当にかかる約20%の税金が非課税になります。楽天証券のNISAランキング(積立件数)ベスト5の投資信託は下記の通りです(2021年11月1日~同年11月30日)。
1位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
米国の株式(大型株)に投資
運用管理費用(年率)税込0.0968%以内
2位 楽天・全米株式インデックス・ファンド
米国の株式(大型株~小型株)に投資
同 税込0.162%程度
3位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
日本を含む世界の株式(大型株と中型株)に投資
同 税込0.1144%以内
4位 楽天レバレッジNASDAQ-100
米国の新興企業向け市場の時価総額上位100銘柄(除く金融)に投資(為替ヘッジあり)
日々の基準価額の値動きが指数(米ドルベース)の2倍程度になることをめざす
同 税込0.77%
5位 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
日本を除く先進国の株式(大型株と中型株)に投資
同 税込0.1023%以内
下記の積立投資の評価額では資産クラスの近いものを先に並べ替えています。また『楽天レバレッジNASDAQ-100』(愛称:レバナス)は2021年11月17日設定と運用開始から日が浅いため『iFreeレバレッジ NASDAQ100』を代用しています。『iFreeレバレッジ NASDAQ100』の運用管理費用(年率)は税込0.99%です。
過去2週間の騰落率は『楽天レバレッジNASDAQ-100』-6.23%に対し、『iFreeレバレッジ NASDAQ100』-6.03%となっていて、設定直後の『楽天レバレッジNASDAQ-100』は運用が安定するまで多少時間がかかるのかもしれませんね。
米国株・先進国株・全世界株の積立投資(月1万円)の評価額
毎月1日を積立日に設定しています(約定日は翌営業日)。1日が休日の場合は後ずれします。下のチャートは毎月1万円ずつ積み立てた場合の投資額(元本)と評価額の推移(2019年1月7日~2021年12月3日)を示しています。
各年月の投資額と評価額は約定日の数字ですが、最新月のみ2021年12月3日現在の数字です。
米国株式インデックスファンドとレバレッジ型の各年月の投資額と評価額の詳細は下の表の通りです。
先進国株式および全世界株式インデックスファンドの各年月の投資額と評価額の詳細は下の表の通りです。
2019年1月から毎月1万円ずつ積立投資を行った場合、2021年12月3日現在、36万円の投資額に対して評価額は以下の通りです。
『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』
529,865円(+169,865円/+47.18%)
『楽天・全米株式インデックス・ファンド』
528,236円(+168,236円/+46.73%)
参考)『iFreeレバレッジ NASDAQ100』
899,503円(+539,503円/+149.86%)
『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』
508,053円(+148,053円/+41.13%)
『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』
493,057円(+133,057円/+36.96%)
コロナ禍の世界的な金融緩和の恩恵もあり、どの投信も優秀な成績です。中でも、レバレッジ型かつ近年好調なハイテク銘柄の比率が高い『iFreeレバレッジ NASDAQ100』の評価額は突出しています。
定額の積立投資の場合、基準価額が下がっているときは、より多くの口数を購入するチャンスでもあり、値動きの大きなレバレッジ型と積立投資の相性は悪くないとする見方もあるようです。
ただし、元本がふくらんでくると新規積立分の影響は薄れてきますし、一般的にはレバレッジ型は時間の経過とともに指数とのかい離が拡大し減価する傾向にあるため長期保有には向かないと言われています。
指数が上昇・下落をしながら動いた場合には、次第に基準価額が押し下げられることになるからです(当の大和アセットマネジメントの交付目論見書でも説明されています)。
コロナ・ショックでは短期間のうちに株価が急反発することになりましたが、常にそうなるとは限らないのが怖いところですよね。米国は金融政策の正常化に動き出しています。
株価の下落や基準価額の低迷が長引いて資金流出が続いた場合、不本意なタイミングで繰上償還されてしまう恐れもあります。レバレッジをかけて損失が拡大したまま途中で運用がストップしてしまったら悲惨です。
NIKKEI STYLE(日経電子版)の記事では、レバレッジ型は「短期売買が主体のセミプロ向け」としています。
・指数横ばいでも損? レバレッジ型投信の値動きに迫る(NIKKEI STYLE)
一般NISAの非課税期間は5年ですが、もし中・長期の運用をめざすなら家計の固定費を見直す(東証マネ部)などして、レバレッジ型ではない通常のインデックスファンドの毎月の積立額を増やすほうが堅実かなという気もします。
つみたてNISA(非課税期間20年)や、一般NISAから衣替えとなる2024年から始まる新NISAでは安定的な資産形成に不向きとされるレバレッジ型は対象外となっています。
・NISA制度改正(つみたてNISA 5年延長/一般NISAは新・NISAへ見直し)のポイントを財務省や金融庁の資料から簡単にまとめてみました
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・天国から地獄? 米国株式(S&P500/NASDAQ100)インデックスファンドをレバレッジ型と比較・評価 株価急落時の値動きは?オミクロン警戒で株価は急落
インデックスファンド等の値動き
コロナウイルスの新たな変異株や米国の金融政策正常化の早まりが警戒されて株価は急落し、為替相場も円高傾向になっています。
・オミクロン株と当局発言、注目すべきは(ピクテ投信)
オミクロン株の感染は日を追うごとに感染者が発見される国が増えているのが現状です。市場は楽観、悲観の情報に市場動向は左右される展開が想定されます。ワクチンの効果などの判断には数週間(もしくはそれ以上)かかると製薬メーカーは見込んでおり、市場ではしばらくは変動の高い状況が続く可能性を覚悟する必要があるかもしれません。
・パウエル議長の議会証言における発言について(三井住友DSアセットマネジメント)
●市場はパウエル議長の議会証言におけるテーパリングと物価に関する見解をタカ派的と受け止めた。
●これまで慎重に市場との対話を進めてきたパウエル議長だが、今回は市場への配慮が欠けていたか。
●ただ詳しく検証すると市場の受け止めほどタカ派的でなく、早期利上げへの過度な警戒はまだ不要。
しばらくマーケットはギクシャクしそうですが、積立投資にはむしろ悪くない環境かもしれないですね。
定額の積立投資の場合、基準価額が下がっているときは口数を増やすチャンスです。
楽観的なシナリオも悲観的なシナリオもそれが本当に実現するかは未知数な以上、余力を残しながら、いつも通り積立や運用を続けるのが堅実でしょうね。
楽天・全世界株式/楽天・全米株式 設定来のチャート
『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』と『楽天・全米株式インデックス・ファンド』設定来の基準価額の推移(2017年9月29日~2021年12月3日)は下記の通りです。・【毎週更新】『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(3地域均等型)(除く日本)、8資産均等型バランス等と比較・評価
・【毎週更新】『楽天・全米株式インデックス・ファンド』楽天・米国高配当株式、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、iFree NYダウ、iFreeNEXT NASDAQ100/FANG+、SMT 米国株配当貴族と比較・評価
ふるさと納税
ふるさと納税制度
総務省の「よくわかる!ふるさと納税」によれば、ふるさと納税制度は「生まれ育ったふるさとに貢献できる制度」、「自分の意思で応援したい自治体を選ぶことができる制度」として創設されたそうです。都道府県、市区町村への「寄附」であり、原則として自己負担額の2,000円を除いた全額が所得税や住民税の控除の対象になります。寄附金は地域の取り組みに活用され(活用事例)、多くの自治体が寄附のお礼として地域の名産品などを送っています。
楽天市場で人気のふるさと納税
新潟県 長岡市新潟県魚沼産(長岡川口地域)コシヒカリ5kg
山形県 遊佐町
≪定期便≫ 無洗米 5銘柄食べ比べセット 各5kg 5ヶ月連続 計25kg
茨城県 境町
お米4種食べくらべ 20kg 茨城県産
ふるさと納税を活用すれば「10,000円の寄附をして、8,000円の控除」というように実質2,000円の負担で地域に貢献でき、お礼の品を受け取ることができます。
ふるさと納税で控除(還付)される金額の上限は年収や家族構成によって異なります。総務省のWEBサイトでは、給与収入と家族構成、寄附金額を入力して、寄附金控除額を試算するエクセルのシートも用意されています。
・全額控除されるふるさと納税額(年間上限)の目安(総務省)
制度の詳細は総務省の「よくわかる!ふるさと納税」等で確認をお願いします。
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